「わが子」の気持ちが分からない! (PHP文庫 は 45-1)

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  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569669908

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  • わが子の気持ちがわからない

    #思春期#
    ■それまでの育ちの方向性が出てくる
    ⇒ 良くないことがあっても、親が軌道修正して新たな道を見つけるチャンス
    ⇒ 遅すぎることはない

    ■自分の仲間との居場所に移る過渡期
    ⇒ 親は侵入しないこと
    ⇒ ひみつの拒絶は自立へのあゆみ

    ■子供のひみつ
    そっとしておいてあげる。
    ⇒ なかなかほっておくのは難しいのは、子供に対する信頼がないから。
    ⇒ 子供を信頼してあげることが大事


    #子育て#
    ■望ましい方法はない
    ⇒ 真実に向き合うまなざし、感じる心が大切。
    ⇒ 幸せに生きること。

    ■子供には大人に本心が伝わるということを教えてあげる
    ⇒ そのためには親が変わらないといけない
    ⇒ 決めつける前に理由や言い分、気持ちを聞くこと
    (子供のあきらめ ⇔ 親のわからなさ)

    ■大人への否定的な気持ち
    ⇒ 大人への反抗的な気持ちを理解してあげる
    ⇒ 反抗は子どもの訴えであり、切り捨てず大切に扱うこと

    ■しつけ⇒おしつけ⇒つけ
    ⇒ 厳しいしつけをおしつけて、将来のつけにならないようにする

    ■子どもの気持ちがわからない
    ⇒ 子どもの自己解決能力への信頼の欠如
    ⇒ 親自身の自信のなさが原因(子供の頃に信頼されなかった)


    #こんな子が危険#
    ・良い子を演じている
    ・放任され過ぎている
    ・厳格なしつけで感情を強く抑圧されている
    ・体罰や暴言を受けて育っている

    ■夫婦げんか
    子どもが調整役、カウンセラー役になっていると危ない。
    ⇒ 子どもは親になると同じように夫婦げんかをする傾向がある。


    #キーワード#
    ■解離家族
    心の接触を拒みながら、各々が果たすべき日々の営みを淡々と進める家族
    ⇒ 笑って見つめあう雰囲気が大事

    ■アダルトチルドレン
    子どものときに子どもとしてふるまえない
    ⇒ 甘えや怒りなど子どもとしての体験がなく心の奥に残っている
    ⇒ のびのびできず大人で辛い思いをする
    ⇒ 私のせいじゃないと自己否定しなくなればよいが、その場合は親に矛先が向く


    #対応方法#
    ■逆説的しつけ
    ⇒ 反抗されるなら対応をガラリと変えてしまうと何かが起きる
    ⇒ やめさせようとせず、やってもらうように言う
    ⇒ 大切にされていると感じる

    ■親が自分を大切にする
    ⇒ 子どもは自分のことで親が苦労しているのは辛いと思う

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著者プロフィール

1959年、愛知県生まれ。東海女子大学人間関係学部心理学科教授。名古屋大学大学院教育学研究科博士後期課程中退。専門は心理療法。1999年に「親子連鎖を断つ会」を設立し、虐待する親のケアに取り組んでいる。スクールカウンセリングや犯罪心理鑑定など、幅広い実践活動に日々奔走している。
著書に『子どもたちの「かすれた声」』、『たましいの誕生日』、『こんにちは、メンタルフレンド』(いずれも日本評論社)、『しつけ──親子がしあわせになるために』(樹花舎)、『〈私〉はなぜカウンセリングを受けたのか』(東ちづると共著、マガジンハウス)などがある。

「2003年 『たすけて! 私は子どもを虐待したくない』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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