気づかせて動かす (PHP文庫 や 42-1)

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  • Amazon.co.jp ・本 (225ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569671079

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  • 「山口良治」と「平尾誠二」のラグビー子弟コンビが人材活性術について対談した作品『気づかせて動かす 熱情と理のマネジメント』を読みました。

    『日仏ラグビーとエリサルド』に続きラグビー関係の本です。

    -----story-------------
    叱る、ほうっておく、では人は動かない! 
    自ら気づいたときに人は動くのだ!

    本書は、テレビドラマ『スクールウォーズ』のモデルとなった泣き虫先生こと「山口良治」と教え子で元日本代表の「平尾誠二」が語る、感動の人材活性術である。

    「リーダーの三原則は、媚びない、キレない、意地を張らない」、「結果が出ないのは、指導者の想いが弱いからだ」、「気づいた経験がないと気づかせることもむずかしい」、「矢印を相手に向けずに自分に向ける」など、人を導くためのヒントが満載。

    「山口」は、当時をこう振り返る。
    「おれは日本代表だったんだ。おれは教師だ、おれは監督だというおごりが、いつもあったんだ。そういう自分にそのとき気がついたんだ。自分で気づくことがリーダー、指導者にとって何より大事なことであるならば、指導者は気づかせてやることが一番重要なんだ」と。

    すべてのリーダー、指導者へ向けた組織変革のバイブル、ついに文庫化!
    -----------------------

    「山口良治」と「平尾誠二」が熱く語り合った対談、、、

     ■まえがき~理性のなかに熱い情をあわせもつ男----山口良治
     ■CHAPTER1:Change Yourself through Awareness
      「気づく」ことで「自分を変える」ことができた
     ■CHAPTER2:Passion Moves Others
      「熱情」があれば、必ず人は動く
     ■CHAPTER3:Guiding the Hopeless to Awareness
      どうしようもない相手に、いかに気づかせるか
     ■CHAPTER4:Motivating Others to be Proactive
      自分で考え、自ら動く人間を育てるために
     ■あとがき~情というロジック----平尾誠二

    ラグビーだけに留まらず、スポーツの存在意義やリーダシップ等について気付きのあった一冊でした。


    「矢印を相手に向けずに自分に向ける」、「リーダーの三原則は、媚びない、キレない、意地を張らない」等、仕事にも活かせるような内容でしたね。

    久しぶりにラグビーのプレーを愉しみたくなりました。

  • 研修で、チームでの働き方の参考にとお勧めされた。
    とても感動する内容であるが、自分の仕事に具体的に適用させる部分は、感じ取れなかった。

  • この本はまさにスクールウォーズの世界です。
    僕がラグビーに求めたこととラグビーから得たことが書かれてます。

    ラグビーをやってると自分の何が悪かったんやろうと矢印が自分に向きます。
    矢印が自分に向くと気づきが生まれます。
    人のせいにすることなく謙虚に自分と向き合うと周りへの感謝の念が生まれます。

    最終的にOne for All All for One
    仲間のために自分を活かす
    自分の存在人のために役立たせる
    ここまでいけば仕事にも活かしていくことができます。

    最後に「スポーツ経験者は地域に返す責任がある」という言葉は重いと思いました。
    地域や先生から受けた愛情は地域に返す使命感につなげる必要があります。

    来年はもう一度コーチに返り咲けるかなσ^_^;

  • スクールウォーズのモデル 山口さん
    そして、スクールウォーズでも全国優勝したわけだが、伏見工業の初代優勝メンバー平尾さん

    ラグビーをやっていた私にとってはとても興味深い2人

    しかし、この本はどちらかというと社会人になって、この年この立場になったからこそ大事な人の育て方や考え方を教えられる本だった。

    人は皆 周りのために役立ちたいと思っているだろうし、ありがとうと感謝されたいと考えているはず、しかし、今の世の中そんな事を忘れてコントロールしようとする管理者が多いが、 この本では本当のマネジメント 人に気づかせることの重要性、そして気づいた人材だからそこ更なる高みを目指す可能性 
    いろんなことを、確かにそうだと思いながら、改めて考えさせられた。 理解はできた 厳しいかもしれないが実践に移す必要がある。

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