- Amazon.co.jp ・本 (225ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569671079
感想・レビュー・書評
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「山口良治」と「平尾誠二」のラグビー子弟コンビが人材活性術について対談した作品『気づかせて動かす 熱情と理のマネジメント』を読みました。
『日仏ラグビーとエリサルド』に続きラグビー関係の本です。
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叱る、ほうっておく、では人は動かない!
自ら気づいたときに人は動くのだ!
本書は、テレビドラマ『スクールウォーズ』のモデルとなった泣き虫先生こと「山口良治」と教え子で元日本代表の「平尾誠二」が語る、感動の人材活性術である。
「リーダーの三原則は、媚びない、キレない、意地を張らない」、「結果が出ないのは、指導者の想いが弱いからだ」、「気づいた経験がないと気づかせることもむずかしい」、「矢印を相手に向けずに自分に向ける」など、人を導くためのヒントが満載。
「山口」は、当時をこう振り返る。
「おれは日本代表だったんだ。おれは教師だ、おれは監督だというおごりが、いつもあったんだ。そういう自分にそのとき気がついたんだ。自分で気づくことがリーダー、指導者にとって何より大事なことであるならば、指導者は気づかせてやることが一番重要なんだ」と。
すべてのリーダー、指導者へ向けた組織変革のバイブル、ついに文庫化!
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「山口良治」と「平尾誠二」が熱く語り合った対談、、、
■まえがき~理性のなかに熱い情をあわせもつ男----山口良治
■CHAPTER1:Change Yourself through Awareness
「気づく」ことで「自分を変える」ことができた
■CHAPTER2:Passion Moves Others
「熱情」があれば、必ず人は動く
■CHAPTER3:Guiding the Hopeless to Awareness
どうしようもない相手に、いかに気づかせるか
■CHAPTER4:Motivating Others to be Proactive
自分で考え、自ら動く人間を育てるために
■あとがき~情というロジック----平尾誠二
ラグビーだけに留まらず、スポーツの存在意義やリーダシップ等について気付きのあった一冊でした。
「矢印を相手に向けずに自分に向ける」、「リーダーの三原則は、媚びない、キレない、意地を張らない」等、仕事にも活かせるような内容でしたね。
久しぶりにラグビーのプレーを愉しみたくなりました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
研修で、チームでの働き方の参考にとお勧めされた。
とても感動する内容であるが、自分の仕事に具体的に適用させる部分は、感じ取れなかった。 -
この本はまさにスクールウォーズの世界です。
僕がラグビーに求めたこととラグビーから得たことが書かれてます。
ラグビーをやってると自分の何が悪かったんやろうと矢印が自分に向きます。
矢印が自分に向くと気づきが生まれます。
人のせいにすることなく謙虚に自分と向き合うと周りへの感謝の念が生まれます。
最終的にOne for All All for One
仲間のために自分を活かす
自分の存在人のために役立たせる
ここまでいけば仕事にも活かしていくことができます。
最後に「スポーツ経験者は地域に返す責任がある」という言葉は重いと思いました。
地域や先生から受けた愛情は地域に返す使命感につなげる必要があります。
来年はもう一度コーチに返り咲けるかなσ^_^; -
よかった