蒼の悔恨 (PHP文芸文庫)

著者 :
  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (455ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569671956

作品紹介・あらすじ

ベストセラー「刑事・鳴沢了」シリーズの著者が、新たな刑事を生み出した。▼雨の横浜――「猟犬」と呼ばれる男、神奈川県警捜査一課・真崎薫の孤独な戦いが始まる!▼連続殺人犯・青井猛郎を追い詰めた真崎だったが、コンビを組んだ赤澤奈津をかばった一瞬の隙をつかれ、深手を負い青井の逃走を許してしまう。手がかりのないまま一カ月が経ち、退院した真崎は、捜査に復帰を願うも、担当からははずされており、休暇を命じられてしまう。ならばと、独自に捜査を開始した真崎だったが、青井が次に狙ったのは意外な人物であった――。▼真崎、赤澤、青井、三人のそれぞれの過去が明らかになるにつれ、複雑に絡み合った事件の真相も明らかになっていく。容赦なくつきつけられる「過去」を「過去」として受け入れ、魂のやすらぎを得られる日は真崎に訪れるのか?▼警察小説の名手が描く、緊迫の長編サスペンス。シリーズ第一弾。

感想・レビュー・書評

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  • ▼雨の横浜――「猟犬」と呼ばれる男、神奈川県警捜査一課・真崎薫の孤独な戦いが始まる!▼連続殺人犯・青井猛郎を追い詰めた真崎だったが、コンビを組んだ赤澤奈津をかばった一瞬の隙をつかれ、深手を負い青井の逃走を許してしまう。手がかりのないまま一カ月が経ち、退院した真崎は、捜査に復帰を願うも、担当からははずされており、休暇を命じられてしまう。ならばと、独自に捜査を開始した真崎だったが、青井が次に狙ったのは意外な人物であった――。▼真崎、赤澤、青井、三人のそれぞれの過去が明らかになるにつれ、複雑に絡み合った事件の真相も明らかになっていく。容赦なくつきつけられる「過去」を「過去」として受け入れ、魂のやすらぎを得られる日は真崎に訪れるのか?▼警察小説の名手が描く、緊迫の長編サスペンス。シリーズ第一弾。

  • ストーリーラインとしては悪くはなかった。一匹狼の主人公に既視(読?)感はあったが… ヒロインが今までにないキャラだったので、どこか上滑りしていて魅力的とは言い難いキャラではあるが、主人公との組合せは新しいと思えたので、許す。

    しかし。本筋の謎はまったく残ったままで、主人公自らに謎が残ったままと語らせ、あえて「謎は謎のままで」と言うのはひどい。次のシリーズで謎が解けるのだろうか? 解けないままだったら、★を一つ減らそうと思いながら次の本を読むことにする。

  • 新しいシリーズだな。
    前回読んだ失踪課よりも面白かった。
    しかし・・・
    途中からなんとなく結果はわかってしまったけどね。

    第二段はもうでてるみたいですが
    文庫本になるまでまちます。


    内容紹介
    ベストセラー「刑事・鳴沢了」シリーズの著者が、新たな刑事を生み出した。
    雨の横浜――「猟犬」と呼ばれる男、神奈川県警捜査一課・真崎薫の孤独な戦いが始まる!
    連続殺人犯・青井猛郎を追い詰めた真崎だったが、コンビを組んだ赤澤奈津をかばった
    一瞬の隙をつかれ、深手を負い青井の逃走を許してしまう。手がかりのないまま一カ月が経ち、
    退院した真崎は、捜査に復帰を願うも、担当からははずされており、
    休暇を命じられてしまう。ならばと、独自に捜査を開始した真崎だったが、
    青井が次に狙ったのは意外な人物であった――。
    真崎、赤澤、青井、三人のそれぞれの過去が明らかになるにつれ、
    複雑に絡み合った事件の真相も明らかになっていく。容赦なくつきつけられる「過去」を
    「過去」として受け入れ、魂のやすらぎを得られる日は真崎に訪れるのか?
    警察小説の名手が描く、緊迫の長編サスペンス。シリーズ第一弾。

  • 無茶とも思える行動する2人だこと。それにつけても、なんというプライドの高さか。楊さんの恋愛講座が現実になるといいなぁ。

  • 怖かったです。
    連続殺人鬼の日記みたいのがすごく怖かった。
    お兄さんの話と連続殺人鬼の話と彼女のお父さんのことが最後でみんな繋がった!びっくり!

    会話がちょっと面倒くさい…感がたびたびありました。


  • 組織のルールを破り我が道を行く刑事と美人お嬢様刑事のコンビが連続殺人犯を取り逃がし怪我を負い…。うーむ。でもシリーズ化してるのか。

  • 雨の横浜ー「猟犬」と呼ばれる男、神奈川県警捜査一課・真崎薫の孤独な戦いが始まる!連続殺人犯・青井猛郎を追い詰めた真崎だったが、コンビを組んだ赤澤奈津をかばった一瞬の隙をつかれて深手を負い、逃走を許す。捜査から外されるも、青井を追い続ける真崎。犯人が次に狙う標的とは?そして真崎、赤澤、青井を結ぶ意外な接点とは?

  • 以前に読んでいたのですが、図書館で見て借りて来ました。
    読み始めて???読んだ事ある?と思い調べたら読んでいました。
    でも、内容はうる覚えだったので初めての様に読めました。

    2018年1月

  • 面白かった。途中で、主人公ま真崎薫の兄の誘拐事件の犯人が、赤澤浩輔と予測できてしまったが……。でもおもしろかった。

  • 青の懺悔の前作。先に青の懺悔を読んでたので、薫と奈津の出会いがわかって楽しめた。きっと凄くハードボイルドであろうとしてるんだけど、なんとなく笑えるテイストなんだよね。主人公が真剣に唐突で間抜けなことしたりするからなのかな。無駄に青井が無双過ぎるなっていう印象。あと、小物にこだわる姿勢みたいなのはわかるんだけど、M-65にレッドウィングにティンバーランドじゃなんか素人っぽさ抜けないな。それと、コーヒーにこだわり見せるならコーヒーメーカーはやめて、せめてハンドドリップにしたいし、新鮮な豆にしよう。

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著者プロフィール

堂場瞬一(どうば しゅんいち)
1963年茨城県生まれ。2000年、『8年』で第13回小説すばる新人賞受賞。警察小説、スポーツ小説など多彩なジャンルで意欲的に作品を発表し続けている。著書に「刑事・鳴沢了」「警視庁失踪課・高城賢吾」「警視庁追跡捜査係」「アナザーフェイス」「刑事の挑戦・一之瀬拓真」「捜査一課・澤村慶司」「ラストライン」「警視庁犯罪被害者支援課」などのシリーズ作品のほか、『八月からの手紙』『傷』『誤断』『黄金の時』『Killers』『社長室の冬』『バビロンの秘文字』(上・下)『犬の報酬』『絶望の歌を唄え』『砂の家』『ネタ元』『動乱の刑事』『宴の前』『帰還』『凍結捜査』『決断の刻』『チーム3』『空の声』『ダブル・トライ』など多数。

「2023年 『ラットトラップ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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