- Amazon.co.jp ・本 (203ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569675343
作品紹介・あらすじ
日本人なら読んでおきたい、古典の名作『源氏物語』。そこに描かれているのは、天性の女好き、嫉妬に狂う年上の美女、不美人ながら一途な女性と、今も変わらぬ人間の姿です。▼本書では、元暴走族のカリスマ講師が、54帖にわたるこの超大作をたった一冊で、ユーモアたっぷりに解説します。▼儀式や建築などの古典知識も満載。▼『源氏物語』の本当の魅力がわかる一冊!▼『半日で読む源氏物語』を改題。
感想・レビュー・書評
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主な流れをさらっと振り返りが出来る。
あの源氏物語をこの薄さに読みやすくまとめ上げているのは凄い。
平安文化の資料も分かり易く、注釈が有り難い。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「源氏物語」の概要を知るための本。
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長編の『源氏物語』を全部読むのはなかなか大変だけれど、それを一日で、という試みがとても面白い一冊。まずは入門編として読んでみるのもあり。
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高校生の時、古典の先生が源氏物語の良さを熱弁してくださり、まずは概要が気になって買った。
『源氏物語』に興味を持てる本。
いつか原文は無理でも現代語訳版で全話読んでみたい。 -
源氏物語を概観したくて、手に取る。光源氏とは、まあ、プレイボーイだね。著者の括弧のつっこみは、ややうざったいが、それでも、源氏物語の全体ストーリーは良くわかる。かつ、著者が何故はまったかも、何かわかる。要するに、この物語はエロですね。
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すごく分かりやすくて楽しめた。受験勉強で断片的に読んだことがつながった。毎回関係図も親切に載せてあり、関連ワードの参照ページも都度あったのが良心的だった。他の著書も読んでみたい。
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光源氏が現代人の口調で一人称。そして時々筆者のツッコミが入る。
原文はない。
読みやすいと言えば読みやすい。
が!
人間関係がまったく分からなかった。
女がポッと出て来て、光源氏にオトされて終わり。みたいな。
各章の端に関係図があるのだけれど、それだけでは分からないのが平安貴族……。
登場人物の名前が分かって、だいたいの話の流れが分かる。
そんな本。
平安貴族の風習や衣食住(食はなかったか?)が別ページで説明があるのは分かりやすいかも。
粗筋を簡単に読みたい人にはうってつけかも。
個人的な感想としては、ちょっと物足らなかったので、星はちょい下げ。 -
原作は原稿用紙で言えば2300枚分に相当するという大部を、文庫本たった200ページにまとめちゃった。
著者は伝説の代ゼミ古文講師・吉野敬介。元暴走族という経歴はあまりにも有名。
独特の軽いノリで、登場人物たちの言動にツッコミをいれつつ面白おかしく54帖すべてのあらすじを紹介する。
著者の口調を自動的に脳内再生できる人は楽しめると思う。著者のことを知らない人には、おちゃらけた文体が不愉快かもしれない。
階級を表す言葉の解説とか、建物の構造の図説、頻繁に挿入される人物相関図などは大いに理解の助けになった。いつか谷崎訳源氏物語を読もうと思っているので、そのときにもきっとこの本を参照することと思う。 -
高校のとき、古典の先生がとってもわかりやすくて、授業にのめり込んだのを思い出しました^^ うんうん、そうだったそうだった~と懐かしい名前の響きを口に出して もそもそっとつぶやいてしまいました^^ 生田斗真?さんで映画も公開みたいなので見に行きたいかも。でも、どうやって時間作って見に行こう・・・またDVDになっちゃうかな(/ω\)
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登場人部がイメージ出来ないので、さっぱり理解出来ん。俺が悪いんだけどさ。