相棒 (PHP文芸文庫)

著者 :
  • PHP研究所
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本棚登録 : 404
感想 : 72
  • Amazon.co.jp ・本 (476ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569675503

作品紹介・あらすじ

時は幕末、京の都-。大政奉還を目前に控え、徳川慶喜暗殺未遂事件が起こった。幕閣から犯人探索の密命を受けたのは、坂本龍馬と新選組副長土方歳三。しかし二人に与えられた時間は、わずか二日間だった。いがみ合い、衝突しながら捜査を続ける二人が最後に行きついた人物とは?そして龍馬暗殺の真相を知った土方は?幕末維新のオールキャストでおくる、傑作エンタテインメント長編小説。

感想・レビュー・書評

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  • 「さすが、五十嵐貴久さん」と改めて思った一冊でした。

    可笑しな設定ではあるのですが、読んでいるうちにこれがホントなのでは?って思ってしまったり、というか思いたいwww
    坂本と土方。どちらも人気がありますよねー。
    道中、段々と二人の息があってきて、それと同時にちょっとしたしぐさも同じようになっていく辺りの描写も読んでいてうなってしまいました。

    それにしても五十嵐貴久さん凄すぎる。

  • あり得ない、けど面白い!
    龍馬と土方が、組んで将軍暗殺未遂の事件に迫り、二人がいつしか相棒となる。
    荒唐無稽のストーリーながら、良く練られた人物像と、時代設定を丁寧に描くことで、物語に魂と真実味が宿る。司馬遼太郎やおーい龍馬で好きになった龍馬と土方が持つ魅力と人物像を少しも損なうことなく、存分にこの物語世界で躍動させている。脇役たちも、しっかり描かれていて違和感ない。真実と見まごうごときの筆致で、心ゆくまで楽しめる。
    『いいか、伊東。ひとつだけ教えてやろう。てめえが殺したのは坂本じゃねえ。この国の明日だ。てめえが斬ったのは、そういう男だったんだよ』
    このセリフを、土方に言わせるか!もう、本当、たまらねえ!痺れる!

  • 歴史・時代小説にIFものは数多あれど、これは読ませるなぁ。龍馬と土方がバディになるというあり得ない設定ながらも、これが実は歴史的な事実じゃねぇ、と錯覚させられる。というか、こうあって欲しいと思ってしまいます。ドラマも楽しみです!

  • おそらく歴史小説が好きという人間は二種類に分かれると思う。史料を調べ上げて、スキのない史実を編んだ小説を好む人。それから、とんでもない設定だけど面白ければいいじゃないかという人。
    私は時々前者が強く出てしまうけれど、後者に属する今作は大好きだし、面白かった。読み終えた時、満足した、と思った。
    絶対にありえない、土方歳三と坂本龍馬が相棒となって将軍暗殺の犯人を2日で探せという内容のこの小説。
    新選組ファンであり、それなりに知識もあるからこそ、面白かった。
    犯人の意外性、そして最後の仕掛けに至るまで、うん、楽しかったし、面白かった。

  • ★3.5かな。
    土方・龍馬のコンビという夢のような設定。
    将軍狙撃の犯人を二人で探しだすというエンタメ作品。
    序盤と終盤は引き込まれて楽しめたけど、中盤のいろんなところに聴きこみに行っては否定されるの繰り返しがちょっと中だるみに感じた。
    いろんな人物を登場させようとするとあぁなってしまうのは仕方ないのだけど…。

    土方さんは始終ギャンギャン怒っててツンデレ風味だった。
    龍馬さんは今までそんなに興味なかったけど、これを読んでやっぱりかっこいいよなぁ…そりゃあファンも多いよなぁと感じた。
    設定や人物にちょっとこれは無理がないかい…?て部分もあったけど、しめ方が爽やかな気持ちになれたので終わり良ければ全て良し、かな。

  • 読んだのはハードカバー。坂本龍馬と土方歳三という異色タッグ。
    銃による将軍襲撃の犯人を3日のうちに探し出すという命令の元、全く立場の異なる二人がそれぞれの方法を使って犯人を追います。ありえない事ではあるけど、読者にとって夢のような設定だけでわくわくします。
    最後まで思いもよらなかった展開になって、なかなか面白かったです。

  • 将軍暗殺未遂事件の犯人捜索のため、土方歳三と坂本龍馬が手を組んだ。たった2日だけど幕末主要人物総出演。この2人の組み合わせだとあらゆる方面に顔がきく。最初はキツイ土方さんがどんどんツンデレに。最期はほぼデレしか残っていない。可愛い。間々に入る会話の応酬が楽しい。沖田と斎藤がいいとこ取り。
    龍馬が実は死んでいないという設定は珍しい。どうせなら函館まで土方さんを迎えに来てくれと思うのは私だけか…

  • キャストを頭の中で

    坂本龍馬が内野聖陽
    土方歳三が山本耕史
    沖田総司が藤原竜也
    大久保一蔵が原田泰造
    小松たてわきが瑛太
    近藤勇が香取慎吾
    西郷隆盛が名前がわからない小沢せいじの息子。


    で始まった??いやぁ良かった。やっぱり坂本龍馬は別格だよーかっこよかった

  • 徳川慶喜暗殺未遂が起こり犯人探しのため佐幕派倒幕派両方を探れるようにと土方歳三と坂本龍馬に命令が下った

    凸凹コンビで面白かった
    2人より命令した方の無茶振りがひどいなと(~_~;)

    犯人もだけど意外な結末でびっくりでした


  • 将軍狙撃未遂事件の捜査のために普段は敵同士の2人が最強のタッグを組む。
    例えるならナメック星で悟空とベジータが共に戦うあのワクワク感。
    珍しいのは、それが坂本龍馬と土方歳三ってこと。
    これまた王道ではあるが、ズボラで人たらしな龍馬と神経質で粗野な歳三の正反対っぷりが面白く共通点は2人とも現実主義者で実務家であるというところ。

    捜査を進めていく中で現れる様々な登場人物も幕末オールスターズといった面々で、ファンならニヤニヤしながら読めますよ。
    何にしても歴史物というよりバディ物って感じで読み易いです。
    最後にちょっとした(?)サプライズもあり、最後までテンポよく読み進められます。

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著者プロフィール

1961年、東京生まれ。成蹊大学卒業後、出版社勤務。2001年『リカ』で 第2回ホラーサスペンス大賞を受賞し、デビュー。警察小説から恋愛小説、青春小説まで幅広くエンターテインメント小説を手掛け、「リカ」シリーズなど多くが映像化されている。著書に『For You』『リミット』『編集ガール! 』や女消防士が活躍する『炎の塔』『波濤の城』 (すべて祥伝社文庫) 『命の砦』(祥伝社単行本)など多数。

「2021年 『ウェディングプランナー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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