カラット探偵事務所の事件簿 1 (PHP文芸文庫)

著者 :
  • PHP研究所
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本棚登録 : 1136
レビュー : 149
  • Amazon.co.jp ・本 (355ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569676159

作品紹介・あらすじ

謎解きだけを専門に扱う探偵事務所に持ち込まれた六つの事件を、探偵・古谷が鮮やかに解決!メールのやりとりから夫の浮気をあぶり出す「卵消失事件」、三つの和歌からお宝を掘り当てる「兎の暗号」、差出人不明の手紙から父の居場所を見つけ出す「別荘写真事件」など、『イニシエーション・ラブ』『リピート』で大反響を巻き起こし、練達の愛好家を唸らせつづける著者の連作短篇集、待望の文庫化。

感想・レビュー・書評

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  • 謎解きだけを専門に扱う探偵事務所の話。

    殺人などは出てこないので、割とのんびりとした雰囲気のミステリーでした。

    乾くるみさんは「イニシエーション・ラブ」「リピート」しか読んだことがなく、今回は凝ってはいるけどびっくりするようなトリッキーな話ではないんだなぁ、と思ってたら最後の1ページでやられました。
    やっぱりサプライズ系の作家さんなんですね。。

    でも続編はいいかなぁ…という感じでした。

  • 最後にえーっ!ってなる感じがイニシエーションラブと似ていましたが、怖さがないびっくりでスッキリしました。

  • 謎解き専門の探偵事務所、カラット探偵事務所。赤字経営はどうにかなったのか⁉

    6つの短編が収録されているが、目次を見ると何故かファイルナンバーが飛んでいる。それに関しては読み進めるとわかるわけだが、私は読み終わるまで気付かなかった。残念すぎる!
    しかもまんまと騙された!いい意味で!
    思い込みって本当こわい。

  • 正統派謎解き探偵ものですが、最後の最後でやられました。「イニシエーション・ラブ」のような不快な感じはなく、すがすがしい感じ。殺人などはなく、日常の謎や暗号を解いていきます。中でも「兎の暗号」「怪文書事件」は出色の出来です。今思うと、怪文書事件での井上の厳しい言葉も伏線だったんですね。そして最後の「三つの時計」を読んだ後は、優しい気持ちになれました。2も読みたいです。

  • 『カラット探偵事務所の事件簿1』
    一見して普通のタイトルがなかなか心憎い、というのが読了後の感想。
    雑誌連載の短篇5篇に加えて書き下ろしの最終話。
    連載時からこの流れを想定して書いていたのかが気になるところ。いや当然考えていたはずですよね。

    資産家の三男坊である所長の古谷が開設する探偵事務所。高校の同窓である井上は体調を崩し新聞記者を辞職後、拾われる形でこの「カラット探偵事務所」を共に立ち上げることとなる。通常の浮気調査や信用調査は苦手。《謎解き専門!》を看板に掲げ、いよいよ業務を始動するのだが......

    浮気を疑われる夫と、空っぽの卵のパック 『卵消失事件』
    豪邸に何故、矢は打ち込まれたのか 『三本の矢』
    遺言とともに残された三首の短歌 『兎の暗号』
    差出人不明の封書と写真 『別荘写真事件』
    団地にばらまかれた中傷文 『怪文書事件』
    結婚式の引き出物から呼び起こされた記憶 『三つの時計』

    個人的には、あっさり解決かと思いきやさらなる展開とさりげない伏線の『怪文書事件』と、タイトル通りの『三つの時計』が面白かったです。
    あまり気負わずに読むのが正しい楽しみ方ではないでしょうか。その方が「おみやげ」を素直に喜べると思います。

    最終話の車内で流れる曲は、いま考えれば示唆的でしたね。

    • 円軌道の外さん

      おおぉーっ!!
      謎解き専門の探偵ですか〜

      探偵ものは子供の頃から大好きなんで
      設定読んでるだけで
      ワクワクしてきます(笑)(...

      おおぉーっ!!
      謎解き専門の探偵ですか〜

      探偵ものは子供の頃から大好きなんで
      設定読んでるだけで
      ワクワクしてきます(笑)(^O^)


      乾くるみさんの作品は
      「イニシエーション・ラブ」で
      すっげーと思って(笑)
      (80年代の描写が
      ただ懐かしかったってのもあるけど)

      間髪入れずに読んだ
      「リピート」で
      ちょっとガッカリした覚えがあるんで(笑)
      不安でもあるんやけど、

      シリーズで続いてるということは
      安定した面白さはあるのかな?

      「おみやげ」が気になります!(笑)


      2012/12/07
    • kwosaさん
      円軌道の外さん、コメントありがとうございます。

      いやいや、そんなに期待しないで!(なんて書くと作者に失礼ですが)
      乾くるみさんの作品は『...
      円軌道の外さん、コメントありがとうございます。

      いやいや、そんなに期待しないで!(なんて書くと作者に失礼ですが)
      乾くるみさんの作品は『イニシエーション・ラブ』を読んだだけで『リピート』は未読です。だから何とも言えないのですが、軽ーい気持ちで楽しんでください。
      同じ探偵ものなら、花丸をつけてくださった米澤穂信さんの『犬はどこだ』はおすすめですよ(ホントに乾くるみさんに怒られそうだなぁ)。
      2012/12/07
  • 乾さーん!
    って最後なったよ。

    そんな感じがあるって準備してなかったから、
    え?ってなって一瞬固まった!w
    そんな感じで読んでなかったよー。

    2巻買うの、どうしようかなって思ってたけど、買っちゃうよ。
    2巻はラブがあるのかしら?!

    短編の謎解き、良かったです。
    くそおもんなかった「謎解きはディナーのあとで」より100倍良かった!
    殺人とかじゃなくて、謎解きってゆーのが、ゆるくて良かった。
    ドラマ化したらきっと観るw

  • まあなんと言うか本筋にはあまり関係がないけれど、最後にまさかの展開で「え?え?」となった。

    ミステリーとしては日常のジャンルで人死にがないのが好きな方にはオススメです。

  • カラット探偵事務所の「カラット」はカラッと解決のカラットなのです☆
    《あなたの頭を悩ます謎を、カラッと解決いたします》
    なんと謎解き専門の探偵事務所。

    資産家の三男、事務所のビルは自分んチの。
    謎解きがしたくて探偵事務所を始めた所長:古谷謙三(30)B型。
    調査員は同級生の井上(語り手)

    そんな二人のもとに集まった、6つの事件。

    各々趣向が凝らされていてたっぷり愉しめます☆

  • 最後のは ひどい!かなり騙された。笑

  • 途中で断念。初作家さんですがお名前はかねがね。謎解き専門を掲げる探偵事務所の短編です。でも謎解きが小難しすぎる。その割に答えはあまりたいしたことはなく、へー‼︎とは思いませんでした。個人的には魅力を感じませんでした。残念。

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著者プロフィール

乾 くるみ(いぬい くるみ)
1963年静岡県生まれ。女性と間違われやすいが、男性。
1998年に『Jの神話』で第4回メフィスト賞を受賞し作家デビュー。別名義の市川尚吾では評論活動も行っている。
2004年刊行『イニシエーション・ラブ』が同年「このミステリーがすごい」第12位、「本格ミステリベスト10」第6位、翌年第58回日本推理作家協会賞(長編及び連作短編集部門)候補作に。2007年文庫化され、書店員やメディアの後押しでロングヒット。2014年に100万部に達し、2015年映画化され、代表作となった。
2004年刊行の『リピート』も同じくロングヒットとなり、2018年にテレビドラマ化された。

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