- Amazon.co.jp ・本 (285ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569676210
作品紹介・あらすじ
ソフトバンクを3兆円企業に育て上げた稀代の起業家・孫正義。その成功の原動力となったのが、自らの人生・経営哲学を「25文字」の漢字に集約した「孫の二乗の法則」である。これを片時も忘れないことで、孫は幾多の苦難を乗り越えてきた。では、私たちが自分の仕事や人生に活用するにはどうすればいいか。その秘訣を本書では伝授する。「孫の二乗の法則」を本格的に解説した唯一の書、待望の文庫化。
感想・レビュー・書評
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「いくら高邁な理論を言おうが、戦略的な素晴らしい考えを持とうが、事を成すということは闘って初めて事を成す」
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ソフトバンクグループ会長・孫正義さんの幼少の頃から高校、大学、ソフトバンク企業迄の歴史や、孫正義さんの人生及び経営哲学を支える25文字、道天地将法、頂情略七闘、一流攻守群、地信仁勇厳、風林火山海についての解説が書かれている本です。孫正義さんの行動力が本当に凄すぎます。この”行動力”を持っているか無いかが重要なんでしょうね~。
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孫さんの話なので、一流攻守群や頂情略七闘は非常によくわかる。孫子の兵法をビジネスにどのように使うのか?見えにくいところもある。
自分のビジネススタイルを25文字に集約し、いつも振り返るのは良い。それも、25歳でそれを考えるのは、非凡である。
「静かにして以て幽く、正しくして以て治る」は良いな。 -
改めて長期計画の重要性を思い知らされる。あらゆるシチュエーションで長期戦略と実践力の狭間に悩んでいる人のヒントになる。背筋が曲がってきたなぁ~と思う時は経営者に関する本がとても効く。
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天才経営者の緻密な戦略、戦術、ビジョンを凝縮した一冊。考えに考え抜いたビジネスプランを、25のチェック項目で客観的に評価し、絞り込みさらに推敲を重ねる。その上で勝算7割のプランにしか手を出さない。それでも失敗したら直ぐに撤退する。この本は、起業を志す者、経営者、ビジネスマン全てが読むべき本。長年読み継がれる一冊になる本。
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・志、ビジョン、戦略
・日次決算、チーム制
→アメーバ経営と似ている
・データをグラフ化
・発明
・問題解決法
・水平思考法
・組み合わせ法 -
今年初のビジネス書。孫子の兵法をベースにした孫正義25の金科玉条の言葉。織田信長、渋沢栄一など尊敬する人物より参考にし20代のときに立てたビジョンをいかにしていまの成功に導いたかが記されている。スタートアップしたいあなたにはお勧めの本。
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ソフトバンクを起業し、誰もが知る大企業まで創り上げてきた孫正義。彼の成功哲学を、その半生と併せてまとめた本。
孫さんの哲学は、5×5の計25マスにまとめられている。1マスにはひとつの漢字。孫子に影響されたものと、自分で生み出したものを組み合わせたのだとか。見た目が堅苦しいかんじがして、最初はあまり読む気になれなかった本。けれど読みやすい文体と、孫さん自身のエネルギーに惹かれてするすると読んでしまった。
この本が良いのは、単に成功哲学の解説ではなく、孫さんがどんな人生を経て今のソフトバンクにたどり着いたのかまで伝えてくれるところ。ふと気づいた時にはソフトバンクはもういまのソフトバンクだったから、創業者についても深く考えることはなかった。だけど成功する人というのは必ずその理由があって、たまたま上手くいくことが継続することはないんだと、なんとなくこの本を読んで思った。
ただ、孫さんのエピソードはどれもケタ外れなので、やっぱり天才もいるんだなぁとは思ったけれど。