餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか? 読むだけで「会計センス」が身につく本! (PHP文庫)

著者 :
  • PHP研究所
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レビュー : 65
  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569676333

作品紹介・あらすじ

急逝した父親の遺言で、倒産寸前のアパレル会社「ハンナ」を継ぐことになった由紀。ところが、経営はずぶの素人。
そんななか、メインバンクの支店長は、今後いっさい追加融資には応じないことを通告するとともに、1年以内に借入金を返済することを要求してきた。
困り果てた由紀は、同じマンションに住む謎のコンサルト・安曇に助けを求める。安曇は「会社を立て直すためには、会計を学ぶことが必要だ」と言い、こうして月1回のレクチャーが始まった。
「餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?」「大トロはなぜ儲からないのか?」など、安曇の意表をつく質問に最初は戸惑っていた由紀も、次第に「経営に不可欠な会計知識」を身につけていく。
そして1年後、ついに運命の日がやってきた。果たして由紀は危機を脱し、ハンナを再建することができたのか……。
ストーリーを楽しく読み進めるうちに「使える会計知識」や「経営センス」が自然と身につく、入門書の決定版!シリーズ累計40万部のベストセラー、待望の文庫化!

感想・レビュー・書評

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  • 一回読むだけではなかなか難しい。

  • 経営者の視点でわかりやすくストーリー仕立てで管理会計を学ぶことが出来る。

    本当の意味で理解出来るよう、これからも学びを続けていこう。


    説明
    内容(「BOOK」データベースより)
    急逝した父親の遺言で、突如、倒産寸前のアパレル会社を継ぐことになった由紀。ところが、経営はずぶの素人。困り果てた由紀は、謎のコンサルタント・安曇に助けを求めた。安曇は「会社を立て直すためには、会計を学ぶことが必要だ」と言い、月1回のレクチャーが始まる。果たして由紀は会社を再建することができるのか…。ストーリー形式で、「使える会計知識」と「経営センス」を楽しく身につけられる一冊。
    商品の説明
    著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
    林/總
    公認会計士、税理士、LEC会計大学院教授(管理会計事例)。1974年、中央大学商学部会計科卒業。外資系会計事務所、監査法人勤務を経て開業。国内外の企業に対して、ビジネスコンサルティング、ITを活用した管理会計システムの設計導入コンサルティング、講演活動などを行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

  • 読書メモ参照

  • 経理PL、BS等について簡単に説明。

  • 会計の勉強を始めた際に、友人からの薦めで借りて読んだ。ただの伝記のように、「がんばったから報われました。」みたいな話ではなく、具体的に会計をこうやって活かしたからこうなったという事がわかり、将来の実務においても役立つと思う。ただし、会計について複合的な視点で書かれているので、基礎的な部分を完全に理解してから読むとより面白さが増すと思う。
    会計の知識があまり深く無い友人は「会計の部分は難しくて、なんとなく感じとって読んだ」と言っていたので、簿記2級程度の知識があると読み易くなると思う。
    具体例に沿って会計の考え方や見方を学べるから副題にある通り、会計のセンスが身につく1冊だ。
    学習をより深めてからまた読みたい。

  • 父親の急逝により経営に関しては素人なのに会社経営を任されることになった女社長が会計士かつ経営コンサルタントのアドバイスをもとに経営状態の悪かった会社の経営を立て直していく物語仕立てで会計などを学ぶ本。
    http://dailyevent.jugem.jp/?eid=50

  • 小説のようにストーリー仕立てで管理会計の考え方を体系的に学べる良書。会計に関して初学者でも分かり易いような構成・内容で、主人公と自分を重ねながら読める点も素晴らしいと感じた。
    特に、キャッシュフロー計算書を水槽で表す見せ方や、在庫を使った粉飾決算の図など、非常に分かり易く経営の本質を突いていると感心する箇所が非常に多かった。
    また、全体を通した筆者の主張として、”会計は経営の為にこそ必要”、”会計(財務諸表)は万能ではない”という部分を随所に感じられた。
    読みやすさと為になる知識が多かった点で、本書の続編として出されている林さんの「美容院と1000円カット」「コハダは大トロ」などのシリーズも是非読みたいと感じた。

    以下、本書の為になった部分
    第1章
    「真実を表現した決算書はこの世に存在しない。決算書が伝える情報には会社の主観が織り込まれている」
    第2章
    「BSの左側は現金製造機(固定資産)とその中身(在庫と売掛金)だ」
    第3章
    「現金そのものに色は付けられない。その出所がわからないと使い方を誤る危険性がある。そこでその現金の流れを可視化するのが、キャッシュフロー計算書である。」
    第6章
    「ブランド価値とは見えない現金製造機のこと」
    第7章
    「税品在庫を課題に計上するということは、当月の費用(売上原価)の一部を翌月に付け替えるのと同じことだ。」
    第8章
    「殺風景な工場ほど儲かっている」
    第9章
    「戦略的意思決定(経営資源の分配)と戦術的意思決定」
    第11章
    「利益は意見。しかし、キャッシュは事実」

  • "会計の使命は、会社の活動を「可視化」すること

    "

  • ストーリー仕立てで面白い。
    BS/PLの説明
    商品回転率の説明 
    単価が高くても在留期間が長ければ現金の回転率が悪くなる=次の仕入れができない。
    在庫が増えるのも同じ、顧客のニーズを絞り込めていない証拠、工場で滞留が長ければ短くするよう工程に手待ちがないか見直す。

    損益分岐点の説明 売上―変動費―固定費=残りが利益。(売上―変動費=限界利益が固定費を超えた分が利益。限界利益率が高いほど利益が出やすい)
    高級レストランでは限界利益が高く固定費も高い、つまり固定費を超えれば高額な利益が出るが下回れば大赤字になる恐れがある。
    固定費を超えるために限界利益率を高く設定するため料金体系も高めになっているため、雰囲気作りや付加価値の提供の為固定費が高くなる。
    餃子屋では限界利益が低いが固定費も低いためレストランとは逆。

    粉飾決算の説明、今期の経費を時期に回し今期売り上げを高くする手法。
    だが時期の売上が低くなる為、次期はまた時期に経費を回すスパイラルになる。

  • 餃子屋と高級フレンチ


    管理会計を経営にどう生かすかが、具体的に書かれていて非常に参考になる


    ・売掛金+在庫を買掛金以下にする

    ・購入した資金が、再び現金になるまでの時間が第一のポイント

    ・月次決算書は、予備校の採点済み答案と同じ。大切な点は、自分の弱点から目を背けないこと

    ・貢献利益率が高くて、維持費(固定費)が少ないビジネスモデルが良い

    ・粉飾を見抜く方法
     ①BS科目を3期分横に並べる
    増減が大きい科目に注目
    勘定科目(在庫、売掛金、仮払金、繰り延べ資産)に注目
    利益率の推移にも注目


    ・製造原価の下げ方
     ①工場の維持費
     ②材料費
     ③製造スピード

    ・工場は、製品という価値を作りこむ場所
     

    ・会計数値で異常を見つけたら、そこを突破口にする。現場に行き、関係者の話を聞き、とことん原因を突き止める

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著者プロフィール

林 總(はやし・あつむ)
公認会計士、税理士、明治大学会計大学院教授(管理会計事例)。
1974年中央大学商学部会計学科卒。同年公認会計士二次試験合格。公認会計士、税理士。外資系会計事務所、大手監査法人を経て1987年独立。
以後、30年以上にわたり、国内外200社以上の企業に対して、管理会計システムの設計導入コンサルティング等を実施。
2006年、明治大学会計大学院の特任教授に就任。これまでに延べ600人以上の生徒に、会計の真髄を教えてきた。
著書に、『餃子屋と高級フレンチでは、どちらが儲かるか?』『美容院と1000円カットでは、どちらが儲かるか?』『コハダは大トロより、なぜ儲かるのか?』『新版わかる!管理会計』(以上、ダイヤモンド社)、『経営分析の基本』(日本実業出版社)、『「原価計算」をしているのに、なぜ「儲け」がでないのか』(日本実業出版社)、『会計物語 会計課長団達也が行く』(日経BP社)などがある。

「2020年 『たった10日で決算書がプロ並みに読めるようになる!会計の教室』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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