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- Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569677248
感想・レビュー・書評
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番組が作られた時代背景と番組の内容を合わせて考察する一冊。あまりマニアックではありません。
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ウルトラQから始まり、最新のウルトラマンゼロまで、
放映時期の時代背景から、それらがどう作品に影響を及ぼし、
視聴者に何を訴えかけていたのかが時代考証と共に記載されている。
誰しも自分のウルトラマンというのがいるはず。
私の場合は「ウルトラマンレオ」なのだが、
なぜレオがあそこまでのっぴきならない事情で戦っていたのか、
80が何故先生であったのか、そして2クール目あたりから
何故あっさり先生辞めちゃったのかといった
子ども心に釈然としないものがあった。
それらが当時の世相や流行を受けた作り手側の意向である
という事を理解した上で、改めてウルトラシリーズを見る事により、
そこには空想科学特撮とだけでは表現できない、
紛れもない近現代日本史が垣間見えましたよあたしゃ。
既存の作品に新しい見方を与えてくれたという点でも、
とても意味ある本だったと思います。
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