「食べない」健康法 (PHP文庫)

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  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569677613

作品紹介・あらすじ

現代人の食べすぎが病気を増やしている!ガン、脳梗塞、心筋梗塞、糖尿病、通風…これらの病気は、1日2食以下の「少食生活」で改善できる。本書は、断食が体に良い根拠から、その具体的な実践法、「飲酒はOK?」「いつまで続けるべき?」などの素朴な疑問までを解説。永年、断食指導を行なってきた著者が明かす「少食健康本」の集大成。

感想・レビュー・書評

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  • 現代人はやっぱり食べ過ぎ。
    体にいれるものをコントロールして、体温を上げて免疫力をUPさせる。
    よく言われていることだけど、具体例をあげながらわかりやすく書かれていた。
    1日2食以下の小食生活は、食いしん坊にはなかなか辛そうだけど、せめて食べ過ぎた翌日には実践してみようと思った。

  • 私の場合、「続けられる健康法」を選択したいと思っています。
    続けられない健康法は、

    ① 複雑な動作を伴うものであったり(運動系)
    ② 何かを食べ続けることであったり(サプリメント系)
    ③ 社会生活をする上で支障が出るものであったり(禁止系)

    このような健康法は、自分の場合、あまり続けられません。

    続けられる健康法は、概念が明確化していることです。

    この本で提唱されている健康法の概念は非常にシンプルです。

    少食こそが健康の1番の薬である。

    以上です。自分は、この考えにとても共感しています。
    この本を読んで以下のことを実行しています。納得してやっているので、「やらされている感」がなく、
    不思議と続けられています。また、体調は以前より、かなり良いです。

    ① 少食を基本とする
    ② 朝は、食べない。ジュース(生絞りの果物ジュースor野菜ジュース)はOK。
    ③ 甘いモノ(砂糖が使われているもの)を控えるようにする。
    ④ 腹6-8分目に、できるだけする。
    ⑤ 夜食、間食もできるだけ控える。

    このルールを自分で適用しています。複雑で、面倒なことは一切なく、楽しみながら、続けられています。付き合い上、避けられない飲み会の席では、普通に食べていますし、酒も結構飲んでいます。

    数ある健康法を行うと、「あっやっちまった」、「あっ我慢できず、、食べてしまった!」などの
    「後悔」が発生するような感じがします。この後悔が、重荷となり、いずれ放棄してしまう。それか、
    忘れてしまう。

    健康法は緩い方がいいのではないかと思います。
    ガチガチにやると、周りから変な目で見られるし、そのガチガチが、ストレスになって、日常生活に支障をきたす、おそれ大です。

    よって、石原先生の、この少食を心がけるという緩い健康法は、自分の中では、かなり納得して、続けられています。

    少なくない人が、新しい健康法が提唱されたら、それを試して、何か続けられないなと思ったら、
    また違う健康、そして、またやめて、、、、の繰り返しに陥っているような気がします。
    王道というのは、非常にシンプルなことで、劇的な効果はないが、
    ただ、それをするとしないとでは、長期スパンで見た場合、かなりの違いが出ることです。

    多くの健康法は、短期スパンで、「人が飽きる」ことを前提にして、
    設計されています。そう、巷にはびこっている健康法は、「商品」で「消費」を目的にしている面がかなりあると思います。

    「この栄養素が足りない!」「この栄養素をとろう!」とテレビなり、専門家なりに言われたら、そうなのか!と思って、ついついやってしまいますが、結果どうでしょうか?家にその食材なり、サプリメントが放置されているだけになって、後悔と不安だけが残るのではないでしょうか。

    私は、この「食べない」健康法を支持したいと思います。

  • 常々、1日3食は多くないか?と思ってもいたので「ああ、やっぱそうなんだ…」と淡々と読んでいたらいつの間にか終わってました。人間、活動する分のエネルギー分食事すれば十分。それが確認できる本です。
    よく「ラクして痩せたい!」とぽっちゃり通り越した肥満体の人がぼやいている様子が見られるのは全国どこでもいっしょの現象なんでしょう。が、ラクしてダイエットなど心底くだらないことに甘ったれる前に、自分の食事や生活ぶりを見直すのがいいと思います。キツイ・腹が立つ言い方だと感じるかもしれませんが、事実なんですよ…。

  • 食べすぎは病気の元。空腹は免疫力アップ。よかった
    ただいま、実践中

  • 食べない生活して見たいけど、
    母の料理美味しすぎるので結婚してからチャレンジですね。

  • 1日1食の良さが詰まった一冊。元々1日1食で過ごしていたが健康面で不安になり読んでみた。結論としては普段体を動かすことが少ない大人にはおすすめ。無理のない範囲で続けたいと思った。

  • 実践してみます

  • 間違いない

  • オートファジー関連の本を読んでからだったので、気持ちよく読む事ができました。

    瘀血(汚血)→発疹、炎症、血管、癌
    対応策→断食、運動、冷え対策、添加物対策
    特に運動と冷え対策が重要

    運動→血管、骨、血糖値、記憶力、大腸癌
    冷え対策→腹巻、風呂、温める食べ物

  • □ 現代人は食べすぎている。食べ過ぎによって引き起こされる病気が増えている。その中で、食べないことによる健康法は興味深く面白そうだと思い、本書を手にした。しかし、読み終わった後の感想としては、非常に残念という思いだった。
    □本書は食べないことによって、もたらされた体験談などの記載載せてあるが、要するに、『食事を抜かすことが良いということ』と『人参・リンゴジュースと生姜紅茶が必要な栄養素を兼ね備えており、オススメである』という内容である。
    □内容の体験談を何ページにもわたって記載する必要はなかったと感じる。また、言いたことに対して、本題に入るまでが長い印象を受けた。

    以下、本書より
    ・「空腹感」や「満腹感」は血糖が下がるか上がるかである。糖分を含む紅茶や野菜ジュースを摂ると数分後には、血糖が上昇して空腹感がなくなる。
    ・1~2食抜きの「食べない健康法」は、ご本人が「一番、気分がよい、体調がよい」という食事の抜き方をすればよい
    ・朝は人参・リンゴジュースか生姜紅茶1~2杯、昼はそば(栄養素◎)、夕食は何でも可、途中、おなかがすいたら、チョコレート、黒アメ、黒糖入りの生姜紅茶を摂る」という石原式基本食を実践して、それで体調がよくなったら、そのまま続けられるとよい。

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著者プロフィール

イシハラクリニック院長

「2006年 『がんにならない がんに負けないための本』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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