今日もていねいに。 (PHP文庫)

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  • PHP研究所
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レビュー : 161
  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569677712

作品紹介・あらすじ

たった一杯のお茶、ほんの小さな一言が、毎日を特別にしてくれる-『暮しの手帖』編集長が実践している、日々を大切に生きる秘訣。

感想・レビュー・書評

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  • 『暮らしの手帖』編集長が実践している、日々を大切に生きる秘訣。

    読めば読むほど、自分の生活の仕方を反省してしまう…
    松浦弥太郎さんはほんとうにていねいな生活をしているのだなぁ。

    お箸の持ち方、しずかなしぐさ、笑顔、ほんの少しの気遣い、清潔なたたずまい、あいさつ等々、当たり前のことがばたばたしている時に実はおろそかに、粗雑になってしまうのだよなぁと反省です。つねに心に余白を残して生活したいです。

    大人として社会に関わっているのであれば「お金がない、時間がない」は絶対に口に出してはいけない、と書かれた章があって、とても自分が恥ずかしくなりました。

    このエッセイを読むと、自分が日々の生活の中で見直すべきところで、いかに都合のよい言い訳で逃げまくっていたかということに気付かされます。・・・私は(^_^;)
    生活のていねいさと仕事との関わりについても書かれています。

    ほんと、ちいさなことから変えていかねば・・・!

  • 「暮しの手帖」編集長、松浦弥太郎さんのエッセイ。

    清潔で真摯でていねいな生き方に、怖気づいている自分がいた…それでも最後まで読んだのは、やっぱり、「こういう風に生きていけたらな」と思っているから。


    p.53「清潔なたたずまい」
    清潔感は人生の作法。何ができるか、よりも清潔感があるほうが尊い。

    p.74「壊れたときがスタート」
    壊れた物を直して使っていると愛着がわくように、人間関係も喧嘩して仲直りして付き合っていくことで豊かになる。

    p.128「読書という旅」
    五分ばかり旅に出る。そんな感覚で本を読む。読書の楽しみは「読んでいる時間そのもの」。

    p.182「自分の使い道」
    したいこと、を主張するのではなくて、できること、を見極める。自分を道具と見立てて、自分自身を見据える。やりたいことより役立つこと。

  • 暮らすことは、衣・食・住だけでなく、人との関係や自分の在り方、物を慈しむ心、普段の何気ないしぐさにいたるまで、すべてを含めて暮らしというのですね。
    この本を読むと、大人の品格を保てるような気がします。
    「今日もていねいに」という言葉を、いつも心に刻んでおきたいです。

  • 元々、暮らしの手帖ファンです。丁寧な写真や文章は暮らしにいつも寄り添っていて、人々の生活を物語るところが好きでしたが、このほんを読んでさらに納得しました。情報化社会の中にいると、丁寧に生きることを忘れがちであるけど、この本を読むとひとつひとつに向きあい丁寧に生きようというきもちになります。

  • とても穏やかで落ち着いていて、でもストイック。
    こんな大人になりたかったなぁと思わせてくれる方です。どうしたら、こんなに安定した精神を身に着けることができるのだろう。

    一日一回さわる、という項が、特に心に残りました。
    「さわるとはまた、点検でもあります。
    自分の手足や髪といった細部も、ものと同じように一日一回はきちんとさわり、点検し、すこやかかどうか確かめましょう。」
    私には、こういった気持ちのゆとりや、自分や身の回りの物を慈しむ心が欠落しているのだろうな、としみじみ読みました。

    孤独についての考え方も、大人っぽくて素敵。清潔感についての考え方にも共感しました。

  • 日々をモチベーション高く生きるため、のべつやまない自己鍛錬を説いた本は多い。また心の平穏を保つために、いかに生活に潤いを取り入れるか、その方法論を羅列する本も多い。

    でもそのいずれも、
    そんなにギア入りっぱなしの状態を維持するなんて現実無理だ、とか、
    そもそもこんな方法論を実践できるほど日々に余裕があるやつにこれ以上の潤い必要か?とか、
    個人的には、自分の身に置き換えて受け入れられるほど説得力のあるものは少なかった。

    で、本書。
    事実身一つで様々やり遂げてきた筆者の言葉だからこそ、はっと心に届く内容ばかりで、なんだか数頁に一度は身につまされるような気分になる。
    ああ自分の現状は、つまるところ自分の責任で、己で解決するしかないし、またできて然るべきだと、目を開かされる。

    ようは、バリバリと働く、けれど最近なんだか疲れてきた、なんで自分ばかり?と感じるようになってきた人に、
    貴重な実践的方法論として、実にオススメ。

  • 最近、暮らしが雑になってきているので
    思わず手に取ったんだろうな。
    人に見られたくない部屋、見られたくない暮らしって確かに悲しい。
    いつでも人に来て欲しい部屋にするぞー!
    部屋に限らず。仕事も、暮らしも丁寧に。
    忘れた頃にまた読もう。

  • 日々の暮らしを丁寧に、というメッセージが込められた松浦弥太郎氏のエッセイ。
    内容も文章もシンプルで、読んでいると言葉がストンと中に入ってくるようだった。
    お見舞いに小鳥を持ってきてくれた先生のエピソードが特に印象に残った。

  • そもそも『聖書』がこういった本の起こりなのだろうけど、人間が生きていく上で必要な根源的教えが記された著書は今も昔も珍しくない。
    格言や思想書の現代語訳が流行るのも、現代に生きる人々が精神的支柱を必要としている証拠だと思う。「今」教えや思想が中心になるのは皆苦労して確たる価値観を見つけようとしているのだなと。考えてみれば、時代は動くとも価値観は不変で、その「続くもの」に重きを置くのはちっとも悪いことではないと思う。
    古来の信仰からニーチェなどの思想家にいたるまで、教えるための表現は違っても求めてきたものは同じなのではないだろうか。
    松浦弥太郎さんはそうしたことをよくよく分かっていて、今の時代、どのように人に伝えるかをいつも考えている。
    単なる生活の知恵をまとめた本、というよりはもっと皆が共有しても構わないような意見が厳選されています。

  • 大事なことに改めて気付かされました。
    大事なことほど蔑ろにしていたなぁ…と反省。
    息が詰まっている時などに引っ張り出して読みたい本です。

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著者プロフィール

エッセイスト。元『暮らしの手帳』編集長。

「2018年 『ご機嫌な習慣』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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