カラット探偵事務所の事件簿 2 (PHP文芸文庫)

著者 :
  • PHP研究所
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本棚登録 : 770
感想 : 93
  • Amazon.co.jp ・本 (333ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569678634

作品紹介・あらすじ

"あなたの頭を悩ます謎を、カラッと解決いたします"-閑古鳥の啼く「謎解き専門」の探偵事務所に持ち込まれた七つの事件を、探偵・古谷が鮮やかに解決!密室状態の事務所から盗まれたあるものを見つけ出す「昇降機の密室」、駐車場の追突事件の真相を暴く「車は急に…」、急死した父親が残した秘伝のたれのレシピを探す「一子相伝の味」など、ミステリの名手による連作短篇集。待望のシリーズ第二弾。

感想・レビュー・書評

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  • 大した衝撃とかはないのに、なんだか読んじゃう。
    最後は幸せな気持ちになりました。

  • カラット探偵事務所の第二弾。
    相変わらず殺人事件などは起こらず、日常の謎を解いていきます。
    『ありそうだな~』という事件は、駐車場で井上が遭遇した車の追突事故。
    『お金持ちほどケチ』という言葉を思い出します。

    今回も最後に探偵事務所二人のサプライズが用意されています。

  • 資産家でミステリマニアの古谷が経営する謎解き専門の「カラット探偵事務所」。助手の井上が語り手兼ツッコミ役を務める日常系ミステリ短編集。

    よくぞここまで、細かいネタを思いつくものだ。個人的には「一子相伝の味」が好き。



    ラスト「つきまとう男」の最後に明かされた事実。おめでたいのだが、井上というキャラがすごく好きだったので(乾くるみ氏の作品に登場する女性の中で、唯一好感を持てるキャラと言ってもいい)ちょっとショック。勝手な言い分だが、2人とも家庭をもつイメージがあまり湧かないキャラだったし、つかず離れずのまま、あまり進展させて欲しくなかった思いがある。

    1を読まずに2を読む人がいるのかどうかわからないが、そういう人には意味がわからなかったことだろうな。しかしそうなると、最終話は男女が逆転した印象になるわけで、その後で1を読んだら、驚きが倍増して面白いかもしれない。

  • 1巻の叙述トリックに驚いたのは結構前で、
    久々に続編を見つけて読んでみました。
    今回は秘伝のタレの話が好き。
    二人の関係が進歩してさらなる続編は出るのだろうか・・・・
    あと、昇降機の密室はシャーロックホームズの名作を思い出さずにはいられない。

  • シリーズ第2弾、乾氏らしい短編集。日常の謎よりは少しハードだけど大きな事件でもない。謎解き専門の探偵が扱う謎としてはギリギリな難易度。このあたりのさじ加減、バランスは好むところである。
    ダジャレ好きな探偵古谷もキャラが立ってきたと思う、それにしても暗号好きな作家さんだと思う。個人的に妙にクセになる作家さんなのだ。

  • 結末(2巻最後の事件の)が今ひとつ良く解らなかった……。

  • 途中で手が止まった。
    なんだろう?謎がおもしろくない。わくわくしない。
    ふたりの関係がどうなっていくのか、は気になるけど…。
    また気が向いたら読んでみたい。

  • +++
    “あなたの頭を悩ます謎を、カラッと解決いたします”―閑古鳥の啼く「謎解き専門」の探偵事務所に持ち込まれた七つの事件を、探偵・古谷が鮮やかに解決!密室状態の事務所から盗まれたあるものを見つけ出す「昇降機の密室」、駐車場の追突事件の真相を暴く「車は急に…」、急死した父親が残した秘伝のたれのレシピを探す「一子相伝の味」など、ミステリの名手による連作短篇集。待望のシリーズ第二弾
    +++

    地元の名士を親に持つ、高校の同級生・古谷が始めたカラット探偵事務所の唯一の社員の「俺」(井上)が、名探偵の助手の役目のひとつとして、扱った数少ない事件の詳細を、小説の形にして(古谷しか見ないが)書き留めたもの、という趣向である。相変わらずほとんど暇で、時間をつぶすのが苦痛なほどなのだが、たまたま舞い込んだ依頼は、ちょっと変わったものが多い。謎解き専門の探偵事務所、と謳っているので当然と言えば当然なのだが。古谷の着眼点や、解き明かしていく経緯は、充分愉しめるし、一話完結なので、どこから読んでも差しさわりはないのだが、ラストの一行まで愉しむには、やはり一冊目から読まなければならないだろう。次は、既成事実として物語が始まるのか、それとも、そこに辿り着くまでの経緯が明かされるのか、愉しみなシリーズである。

  • <あらすじ>
    ≪あなたの頭を悩ます謎を、カラッと解決いたします≫――閑古鳥の啼く「謎解き専門」の探偵事務所に持ち込まれた七つの事件を、探偵・古谷が鮮やかに解決!
    <年上の女性からの誘惑>に悩まされる高校三年の従弟が持ち込んだ「小麦色の誘惑」、密室状態の事務所から盗まれたあるものを見つけ出す「昇降機の密室」、偶然井上が遭遇した駐車場の追突事件の真相を暴く「車は急に……」、リンク切れになったネットのクイズ記事の解答を知りたいという「幻の深海生物」、三十六年前に義絶した弟の死の通知と共に届けられた絵画をめぐる「山師の風景画」、事故で急死した父親が残した秘伝のたれのレシピを探す「一子相伝の味」、古谷の<運命の人>西田カレンから依頼されたストーカー疑惑を解決する「つきまとう男」の七つのファイルを収録。
    リアルな日常生活の中で謎解きの面白さを追求する、ミステリの名手による連作短編集。シリーズの新たな展開を予感させる、衝撃の第二弾!
    さくっと読了。
    「小麦色の誘惑」と「昇降機の密室」はちょっと・・・。
    全体的に小粒揃いかな。まぁ、前回よりはかなりダウンかなぁ。
    次回に期待ということで。

  • 読んでからかなりたってから書いているので、一言だけ。最後のそれだけでまぁこの巻は意味があった、ということじゃないだろうか。

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著者プロフィール

静岡県大学理学部卒業。1998年『Jの神話』で第4回メフィスト賞を受賞し作家デビュー。著者に『イニシエーション・ラブ』、『スリープ』など。

「2020年 『本格ミステリの本流』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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