- Amazon.co.jp ・本 (188ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569678894
感想・レビュー・書評
-
数年前にはじめて読んだのは旧版の児童書のほうだった。
重版未定だったため、県内図書館の横断検索で探して取り寄せて読んだ。文庫化して入手しやすくなったのが嬉しい。
江戸時代の和算発展のきっかけのひとつがヨーロッパから宣教師によってもたらされた数学かもしれない。
史実を丁寧に調べたうえで想像の翼を広げている素晴らしい作品である。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
京都にもキリスト教文化が栄えていた時期があったとは知らなかった。
京都と言えばお寺に神社で、これぞ日本という文化の集大成の土地だと思っていたが、
あまり知られていない文化もあるんだね。
今度京都行く時は、お寺以外にもキリスト文化探しに行ってみようかな☆
・・・って、思いましたが、作品としてはどこで盛り上がっていいのかよくわかりませんでした。タイトルに「算用記」と付いてますが、そんなに算用記の話出てこないです。 -
ライトです
内容も浅く軽快に・・・でも、大好きな算用ものなのです
3合と7合の升の話は好きです! -
江戸初期のきりしたんと一人の少女。話の設定は面白くて、文章もとても読みやすかったのですが、終わり方があっけなかったかな。ページ数的に言うと仕方がないのかもしれないけど。もう少しボリュームがあっても良いかもしれない。
-
天涯孤独な少女・小菊は、京の北野天神でキリシタンらルチアに助けられる。聡明な小菊に読み書きや算法を教えるルチア。しかしキリシタンへの弾圧が強まり平穏な日々は破られていく・・・
(以上紹介文)
いい話だがあっさりし過ぎている。