あたらしいあたりまえ。 暮らしのなかの工夫と発見ノート (PHP文庫)

著者 :
  • PHP研究所
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感想 : 79
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  • Amazon.co.jp ・本 (214ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569679075

作品紹介・あらすじ

あなたは、日々をただ、なんとなく過ごしてしまってはいませんか?▼何も考えたり思ったりせず、昨日と同じ毎日を繰り返すくらい、退屈で疲れることはありません。▼逆に、今日を少しでもあたらしいものにできれば、大切な一日を自分らしく過ごせて、それだけでうれしくなるものです。▼小さいことでもいい。あなたが発見したり、工夫したり、気がついたりした、あたらしさを大事にしましょう。▼本書では、著者が自身の経験から見つけた、「あたらしいあたりまえ」をたくさん並べました。▼暮らしと仕事をイキイキと輝かせるためのヒントがいっぱいです。▼文庫版特典として、食を大切にすることで日々を輝かせている料理家・高山なおみ氏の解説を掲載。▼『暮しの手帖』編集長からあなたへの「気づき」のプレゼント。

感想・レビュー・書評

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  • ・目を見て話すからこそ、生まれてくる関係がある

    ・本当の楽しさは面倒くさいことのなかにある

    ・夢はいつでも、いくつになってももてるもの

    ・お金を大切にあつかうこと;使わない「お守り金」1万円

    ・場所、動物、作品;どんどん出掛ける。目、耳、肌で感じる

    ・言葉遣い;その人が世界にどんな気持ちで向き合ってるか

    ・「貧乏くさい」を捨てる

    ・足もとをぴかぴかに_手入れした靴

    ・おしゃれのポイント;下半身の装い

    ・いらないものを探す
    ◎「減らす」ほうへと豊かさの軸を向けてみる
    ・暮らしのなかで不要なものを見つける
    ・なくてもいいものを減らすとスッキリ

    ・忘れるということは、怒りや恨みからじぶんを解放すること

    ◎落ちこんだときは、得意なことをしてみる

    ・ゆっくり歩けば、気持ちが変わります

    ・心の部屋の掃除
    ・心の中に部屋をイメージして、ときどき手入れしましょう
    ・心の部屋を手入れすることで、自分も整理されます
    ・心の定規をあたらしく

    ◎「その本質を知る」という目的をもち、本質を知るために「なんだろう?」と推理を重ねていくプロセスが「考える」ということだ
    ・「考える」ためには、主体性と緊張感をもって、集中する必要があります   

    ・自分で決め、自分が果たすものなら、ルールは生きがいになります
    ・ルールとは、自分を律するための、自分のための決まり
    ・ルールとは、明日の自分への約束ごと
    ・ちゃんと毎日階段をのぼるようなルールを決め、それを守ってさえいれば、必ず何かしらの結果は出ます
    ◎自分のルール-自分を律し、明日の自分に約束しているかどうか、これがあるかないかで、その人の未来は大きく違ってくる

  • 松浦さんの著書が好きです。
    表紙だったり、文字のフォントからその1章、一文。
    とにかく丁寧に読みたくなる。
    これまで3冊手に入れましたが、
    どれも大切な1冊です。

    どこかの感想にも書いたかもしれないけど、
    たいせつにしたい、と思うところが一緒です。

    テレビ等でお見かけしたり、ましてや話しているところを見たことも
    聞いたこともないのですが、それが逆にいいのかもしれません。

  • 松浦弥太郎さんのもっている穏やかさというものは、社会人生活をしているととても貴重なことに思われます。 スピードこそ命、「じっくり考えて」よりも決められた形で動いていく毎日を感じています。 ネットを情報源にして、答えをネットで探ることが一般化して、考えるという活動そのものが退化しているのかもしれません。

  • 高山なおみさんが、解説の中でこの本のことを『毎日、ひとつかふたつくらい読むのにちょうどいい。美味しい飴玉を口の中で転がしているうち、気づいたら、体の中にじんわりしみていたような、ささやかでやさしい発明です。』と書いていて、まさに!!と思いました。
    あたりまえのことも、たまに立ち止まってじっと目を凝らして見てみると新しい発見がある。

  • 前作がとても良かったので、この本を読むのを楽しみにしていました。

    期待どおり、とても素敵な1冊でした。
    表紙や挿し絵もかわいくてお気に入り。ずっと手元に置いておきたい大切な本です。

  • 部屋の隅にあるインテリア雑貨のように、ちょこっと心の傍らに置いておきたくなる文章がいくつか見つかりました。
    「今日一日の中で、大切なことを見つける」。まるで、おにぎりに少しだけ具を入れるように。なんて、例えも癒し系。
    ビジネス書にもあるような内容ですが、フワッと心に入ってきます。

  • 一気に読める量だけど、一気に読むと(きっと)おなかいっぱい。

    ちょっとしたスキマの時間にひとつふたつ読むのがいい感じです。

  • 優しい言葉たち◎体に優しい定食を食べたみたいな気持ちにしてくれる。

  • 松浦弥太郎さん好きなので、3部作のうち読んでなかったやつを読んだけど、あんまり入ってこなかったな。

    2012年の本を2023年に読んだから、全然新しくないからな(^^;;

    ベスト101の文庫が出たので、そっちをを読もうかな。
    ベストセラーでもやっぱり新しく更新していかないとってことなのかな。

  • ⚪︎わからない箱…自分をわかるための道具
    ⚪︎自分の住む街の歴史を調べてみる…etc

    当たり前の毎日の中に新しい何かを
    見つけるきっかけがたくさん書かれていて
    ワクワクした。

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著者プロフィール

松浦弥太郎(まつうら・やたろう):東京生まれ。アメリカの古書店にインスパイヤーされてm&co.booksellersを立ち上げる。『暮しの手帖』編集長を経て、現在は会社経営、執筆・編集活動、映像、コンサルタント、商品開発、メディア出演など、枠を超えた活躍を続けている。著書に、『仕事のためのセンス入門』、『センス入門』、『ほんとうの味方のつくりかた』、『僕の考える投資について』、『期待値を超える』など多数。

「2022年 『それからの僕にはマラソンがあった』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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