「凹(ヘコ)まない」技術 (PHP文庫)

著者 :
  • PHP研究所
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感想 : 11
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569679556

作品紹介・あらすじ

目の前には問題が山積み、将来も不安がいっぱい。ああ、気分が落ち込む(=凹む)ことばかりだ…。そんな毎日を送っている人は少なくない。そこで、凹みにくい人になるための生活習慣&人間関係術から、それでも凹んでしまったときの気分転換法まで、脳科学・精神医学・心理学の最新知識を元に徹底アドバイス。「ウツウツ・モヤモヤの毎日」が「気分爽快の毎日」に変わる1冊。

感想・レビュー・書評

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  • 凹みを上手く返せるコツ 方法が具体的で読み易かった。
    ・凹んでしまう弱い自分も、これも自分の持ち味と認める
    ・うまくいかないことも織り込みという心構え
    ★責任を、部分的に転嫁する。原因は自分にもあるが、他人も0%ではないはず。
    ★苦しいときにやり通した経験を思い出す
    ・自分を励ます定番フレーズを持つ
    ・あの人ならどう考えるか、考えてみる
    ★他人はあなたが凹むほどには、あなたばかりに関心を向けていない。だから評価は気にしない。全員に評価されるなど、ありえない。
    ・目上の人に叱られた場合は凹む前に意図を探る
    ★出来る後輩はスポーツの世界を思い出しリスペクトする
    ・問題の解決をあきらめる。答えがないこともある。

  • <閲覧スタッフより>
    ちょっとしたことでキレたり落ち込んだりするあなたに、原因とその解決法を伝授してくれる本です。いやなことを経験し悩むことで人間性に幅が出てくるというものです。食事や睡眠の質などいろんな面から考えられており、とにかくハッピーな生活を送っていこうというメッセージが伝わってくる。



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    所在記号:文庫||498.3||ニシ
    資料番号:30047130
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  • * 読了日20170812
    * 購入日20170810
    * Amazonで購入した。

  • 凹まないコツ、凹んだ時の応急処置やら、凹みを跳ね返す生活習慣、凹みやすい性格の改善等々、ちょっとしたものの考え方やコツで、凹みをコントロールする技術を紹介。といっても凹むときは凹むものでしょ。凹みから戻って前より強くなる…というのが成長の証し。

  • 読むと気持ちが楽になれた。うつにならないように日ごろから心掛けるヒントが書いてあった。また凹んだときに、流し読みして、気持ちを修正できるように手元に置いておこうと思う。

  • 凹まない事に対する新しい視点、凹んでも戻る力が大事っていう発想は今までなかった。

  • こんなタイトルの本を読むと云うことは、すでに凹んでいるわけですね。今凹んでいることは…①合気道の上達が伸び悩んでいて、ある先輩に厳しく指摘されることで傷ついている。②仕事は昨年度はうまくいったけれども続いて売り上げが伸びる目算が立たず、自分の能力に疑問を感じている。③その結果、過大な住宅ローンを払いきる自信が持てず、不安である。…という3点。

    ①に対しては「全員に認められることはない」と考える。
    全体としては決して悪くない上達レベルであるはず。

    ②③については心配しても仕方がないので「今」に集中すること。

    他者を喜ばせる行いをすること。
    するとオキシトシンというホルモンが分泌され、凹みを軽減する。
    「親切」は自分のためになる。

  • こうゆうものを読んだからといって凹みにくくなれるわけじゃない。与えてくれるのは自分の知らない知識と現状解決のためのヒントだ。人はいつだって自分をよく見せたいし、理想と等身大の自分のギャップに苦しみがち。どうしようもないことで悩む自分を一歩引いて客観視して、ちっぽけな自分を受け入れてあげることが大事なんじゃなかろうか。そんな事を再確認するきっかけになった。

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著者プロフィール

西多 昌規(にしだ・まさき)
精神科医・医学博士。早稲田大学スポーツ科学学術院・准教授。東京医科歯科大学医学部卒業。国立精神・神経医療研究センター病院、ハーバード大学医学部研究員、スタンフォード大学医学部客員講師などを経て現職。日本精神神経学会専門医、睡眠医療認定医など資格多数。専門は臨床精神医学全般と睡眠医学、身体運動とメンタルヘルス。著書に『「器が小さい人」をやめる50の行動』(草思社文庫)、『「テンパらない」技術』(PHP文庫)、『休む技術』(だいわ文庫)、ほか多数。

「2018年 『文庫 自分の「異常性」に気づかない人たち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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