学校では教えてくれない日本史の授業 (PHP文庫)

著者 :
  • PHP研究所
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レビュー : 39
  • Amazon.co.jp ・本 (473ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569679594

作品紹介・あらすじ

誰もが学生時代に日本史を習う。しかし、「なぜ源頼朝は天皇家を滅ぼさなかったのか」「なぜ日本人は無謀な戦争に反対できなかったのか」といった本質的かつ重要な問いに、きちんと答えられる人は非常に少ない。本書は、学校の授業や教科書にはない「長いスパンの中で歴史的出来事の本当の意味を考える」という視点で、日本史をもう一度学び直す本。

感想・レビュー・書評

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  • 「和の精神」「怨霊信仰」「穢れ」「言霊信仰」といった観点から日本の歴史を解明していく。歴史を勉強していく中で、ふと疑問に思ったことが説明されていて、とても興味深かった。「平家物語」は、なぜあの時期に作られ、なぜ琵琶法師が語ったのか。なぜ田沼意次の政治は改革と呼ばれないのか。なぜ部落差別は起こったのか。筆者の他の著作も読んでみたいと思った。

  • 本を読んで、これまで当たり前だと思っていた歴史の見方が大きく変わりました!

    歴史が好きな人、歴史初心者の方にオススメの本です!

  • とてもわかりやすくて知識がすっと入る文章でとても読みやすかったです。楽しく歴史を学べます。
    しかし内容には証拠がなく著者の考察が大半を占めているので事実と鵜呑みにせず一つの仮説と思って読む必要があります。
    仮に真実だとしても言霊、怨霊信仰、穢れなど精神論を歴史に当てはめているので証明することはできません。
    歴史学者を攻撃的に否定しており、確かに間違いがあったのかもしれませんが、あまりに攻撃的な書き方で著者の感情が現れすぎていて不快な部分もありました。教科書は歴史的証拠を基に事実を伝えるので妄想は書けないのでしょうがないと思います。
    歴史についての考え方、内容については本当にわかりやすく、そうだったのかもしれないなと楽しく読めますが、著者の性格が気になりました。

  • 井沢元彦氏の作品はいくつか読んだことがあるが、いつも、よくもまあこんなに幅広い知識を持っているなあと驚かされる。それでいて、説は理路整然と述べられる。高校の日本史もこのように教えてもらえれば、もっと興味を持てたかもしれない。ただ、同著者の作品は、数多く存在するため、主張は一貫しているが、内容が重複することも多い。

  • めっちゃ面白かった。
    「なぜ田沼意次の政治は吉宗松平水野の3大改革に含まれないの?」「田沼意次って悪者なの?」っていう疑問がボンヤリ中学時代からあったけど、解決した。
    史実を知るための資料が、いつどんな人によって書かれたかを知ると、真実が見えてくる。

    また、この本では「宗教」と「神話」なくしては歴史の真実はわからないと度々書かれている。
    日本は無宗教と思われがちだが、そうではない。
    日本がどんな宗教を持っているかを知ることで、歴史に対する考察が深まるのは確かだと思った。

    中学の歴史をある程度真面目に勉強したことがある人なら誰でも楽しく読めるのでは。

  • とても面白かった。筆者の主張や仮説は説得力があり、その時代を生きた人々のリアルな思考や感覚に触れることができたように感じた。年号や人物の名前を事務的に記憶する現在の歴史の学び方ではなく、このように出来事の因果関係や、過去に生きた人々の考え方を理解しようとする方が、はるかに面白いし、私たちの人生の役に立つと思う。

  • 学校の教科書では説明されない歴史的出来事を、鬼才【井沢元彦】が腰を据えて解説しています。徳川幕府の鎖国政策の失敗、源氏物語と平家物語誕生の歴史的背景、太平洋戦争の開戦に反対できなかった理由など、日本人の精神構造まで掘り下げながら丁寧に解説されています。

  • とても読みがいがある本でした。

    学校で社会科を教えている先生方に、是非とも読んでもらいたい本。

  • とてもおもしろかったです

  • ただ事実を知るのではなく、物事が起きた経緯を根拠を交えて書かれており読んでいて面白かった。

    しかし、どれだけ恨んでいるのか知らないが、歴史学者を批判する内容を繰り返し書いていて、途中から「何回同じ事言うんだ」と笑ってしまった。

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著者プロフィール

1954年、愛知県生まれ。早稲田大学法学部卒業後、TBSに入社し報道局に勤務。80年、『猿丸幻視行』(講談社)で第26回江戸川乱歩賞を受賞。退社後、執筆活動に専念し、歴史推理小説の分野で活躍する一方、日本史と日本人についての評論活動を積極的に展開。歴史についての鋭い考察は「井沢史観」と称される。ベスト&ロングセラーとなっている『逆説の日本史』『逆説の世界史』『日本史真髄』(以上、小学館)、『学校では教えてくれない日本史の授業』(PHP研究所)、『動乱の日本史』(KADOKAWA)など著書多数。

「2021年 『汚れた「平和の祭典」 北京オリンピックをボイコットせよ(仮)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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