- Amazon.co.jp ・本 (205ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569679792
作品紹介・あらすじ
腰痛から便秘まで、からだの不調がミルミル消える奇跡のメソッド「骨盤おこし」。知識ゼロから実践できて、即効果があがる方法を伝授!
感想・レビュー・書評
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脛骨がかかとにあるのになぜに前傾姿勢をとるのか。身体能力が高いと言われていた日本人はどんな姿勢をとっていたのか
股割りには骨盤おこしが必要だと思います。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
適切な骨盤の位置とはどういう状態をいうのか。ある解説書によれば、後ろに傾いた位置を推奨している。また中国拳法における「含胸抜背」という態勢も同じように後ろに傾いた状態をいう。そしてそれらの反対にどちらかといえば前向きに骨盤を傾けた状態を推奨するのが本書の著者である中村氏。ただ、どちらも「骨盤を傾ける」というよりも「骨盤を起こす」ということで共通しているようなニュアンスもあり、要は個々人の普段の姿勢が「出っ尻風」であれば後ろへ、「猫背風」であれば前へという意識の問題なのかもしれない。
後ろへ傾けると腰全体が締まる感じがするし、前へ傾けると腰全体の可動域が広がる感じがする。この両端の特性を理解しながら、骨盤を前後に動かすという意識はとても重要に思える。例えば、静止している状態は骨盤を後ろへ傾けつつどちらへも動ける態勢を作り、そこから骨盤を前へ傾けることによってフリーの状態を作る。同時に体重移動を行い、そのあと「極め」の態勢に至ると再び骨盤を後ろへ傾ける。当然どのような動きをするかによって変化はするだろうが「初動」と「極め」は大凡こんな感じなのではないだろうか。こうした議論を眺めてみるとどうしても混乱は免れない。著者は足の指についても一般的な「親指重心」ではなく「小指重心」を提唱しているが、骨盤と同じく「ニュートラル」にもっていく意識の問題として考えるとある程度が合点がいく。
本書は中村氏の他著と比べてみてもとても解りやすく、各メソッドについてはそれほど詳しくはないものの、同氏の体系を広く概観することができる。日常における姿勢については上記のような混乱はあるが、著者が推奨する股割りを練習することは大きな意義があり、ある程度できるようになるととても気持ちがイイ。 -
骨盤おこしの入門編
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仙骨締めるのと逆じゃんか。どっちが正しいのか。