- Amazon.co.jp ・本 (79ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569681719
作品紹介・あらすじ
長年、各方面で常に高い評価を受け続けている宮川氏の最新幼年童話。失敗するのを友達に見られるのがいや、という完璧主義の内気な少女が、「失敗してもいいんだ」と思い至るまでの心の成長を、ファンタジーを織りこみながら、温かな筆致で描きます。 まい子は、朝礼で、けんだまの発表をすることにしました。でも難しく、なかなかうまくできません。ある朝、ハギの花の下で練習している時、リスの子がまい子と同じようにけんだまの練習をしているのに出会います。聞くと、まい子と同じく、リスの子も学校でけんだまの発表をすると言い、失敗したらみっともないと泣きべそをかいているのです。 発表の時、リスの子は二度まで失敗しますが三度目に成功。大きな拍手を受けます。「失敗してもいいんだね」というリスの子の声を、まい子は心の中に聞きます。 さあ、次にいよいよまい子の番です……。
感想・レビュー・書評
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子どもはいつから失敗を恐れるようになるんでしょうか。2歳の姪は母親から離れる時に癇癪が激しいですが、これは失敗を恐れているわけではなさそう。ただ4歳の甥は、ゲームの難しいステージの開始ボタンを押すのに2週間かかり、大人の「失敗してもええんやで」という声かけもカンに触るようで「失敗してもいいわけないやん!」と声を荒げます。しかしこれも誰かに見られると恥ずかしいから、というより失敗したらどうふるまっていいかわからないというもののように思えます。
やはり5歳、6歳頃から、他人の目を気にして「落第点なんてとりたくない、そのくらいならやらない」となってしまうんでしょうかね。
失敗は成功の母、なんてことわざを理解できるのはずっと先。それまで、簡単にできる得意なこと(ただしそれほど楽しくない)だけをしてすごすのでしょうか。成績だけのことじゃなくて、遊びでも言えることですよね、ほんと。
何事にもポジティブにチャレンジ!と言いっぱなしにはならない、気持ちに寄り添ってくれる良い本でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「失敗するのを友達に見られるのがいや、という完璧主義の内気な少女が、「失敗してもいいんだ」と思い至るまでの心の成長を、ファンタジーを織りこみながら、温かな筆致で描きます。 まい子は、朝礼で、けんだまの発表をすることにしました。でも難しく、なかなかうまくできません。ある朝、ハギの花の下で練習している時、リスの子がまい子と同じようにけんだまの練習をしているのに出会います。聞くと、まい子と同じく、リスの子も学校でけんだまの発表をすると言い、失敗したらみっともないと泣きべそをかいているのです。 発表の時、リスの子は二度まで失敗しますが三度目に成功。大きな拍手を受けます。「失敗してもいいんだね」というリスの子の声を、まい子は心の中に聞きます。 さあ、次にいよいよまい子の番です……。」
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私はこの話を読んで、しっぱいはいやなことだけど、とても大切なことなのだと思いました。私も今、けん玉をれんしゅうしているさいちゅうだったので、ちょうどいい本でした。がんばります!!!
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また今日も失敗した。これは私の失敗のなのか。それとも企業側の失敗なのか。どちらかは分からない。ただ失敗したことは事実。
なにに失敗したかと言うとプリンターのインクの詰め替えである。上手くインクが入らない。どうしても漏れてくるので説明書を読み再び挑戦。しかし失敗。またもやインクが漏れている。時間もかかるし汚れるのでイライラしてきた。でも、そこは我慢して再び挑戦。結果は同じだった。あまりにも上手くできないので動画を見て参考にした。しかしインクは入らないで漏れていく。もう一度だけ挑戦したが私は諦めた。これ以上するとイライラして体に悪いと判断しからだ。
インクの詰め替えが上手くできないのは私の失敗なのか。それとも誰でもできうように作っていない企業の失敗なのか。ただ一つだけ言えることがある。それはインクの詰め替えを私はしないということ。
まい子ちゃんはクラスの発表会でけん玉をすることにいした。みんなの前で失敗したくないから練習をするけど…。失敗しても挑戦していけば成功する。そして頑張って挑戦している人を応援したくなる。まい子ちゃんを見習って私もインクの詰め替えに再び挑戦する日がくるのか。でも今は挑戦する気になれない。(苦笑) -
まだ、かな。
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女の子がいて、朝みんなのまえでけんだまをすることになったので、れんしゅうをしてほんばんできてよかったなとおもった。
、やることになった