- Amazon.co.jp ・本 (24ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569683355
作品紹介・あらすじ
歯がぬける、歯が生え変わるということをテーマに描いた絵本。▼ごはんを食べていたら歯がぬけた。前からぐらぐらしていたんだけど、ついにぬけた! 歯が抜けたところにコーンを挟んでみたり、ストローを入れてジュースを飲んだりしてみた。ところで、この歯どうしようかな? お母さんが小さい時は、歯が抜けたら下の歯は屋根の上に、上の歯はえんの下に捨ててたんだって。外国では、ぬけた歯をまくらもとに置いておくと、朝起きた時、妖精がコインにかえてくれてるんだってさ。▼家庭訪問に来た先生にも抜けた歯を見せてあげた。「おもしろいコレクションだね」だって。そこで、ぼくはいいことを思いついた! 自分の歯をとっておいて、おじいさんになったとき、この歯で入れ歯をつくるっていうんだけど、どうかなぁ。このアイディア。▼リズミカルな文章とデフォルメのされた絵で、歯にまつわるエピソードをユニークに描いた一冊。歯の大切さも学べます。
感想・レビュー・書評
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歯が抜けるちょっと前か、1本目が抜けた時に読んであげるとよさそうです。
乳歯が生えた時の話、永久歯を大事にしないといけないこと、歯が抜けたらその歯をどうするか。
そして、歯が抜けてる時限定のあるあるな遊び。
歯をめぐって会話が広がります。
きっと抜けるのが楽しみになりますよ。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
男の子の乳歯が抜けて、その口の中から、向こう側にいる大人たちを描いた表紙が斬新だ。
デフォルメのきいた挿絵を、楽しいととるかどうかは趣味の分かれるところ。
抜いた歯をどうするか、昔のひとはこうしたとか、外国ではこうだとかの話が面白い。
絵も話も男の子が好みそうな題材だ。
オチが今ひとつだけれど、本を読む前と後とに、歯の話でおおいに盛り上がれるかもしれない。
6月に読むといい作品。約5分半。低学年向き。 -
3歳〜。
歯の生えかわりを子どもが学ぶ際におすすめ。忘れていましたが、歯が抜けるという事態は、子どもの自分には大事件でした。そして、それを優しく見守ってくれた父母、祖父母。読み聞かせの際に、パパママも幼少期を思い出すのではないでしょうか。幼少期の家族との生活の一コマを思い出したい大人にもおすすめ。 -
Mの歯がグラグラしてしょっちゅう口に指を入れている。
一本抜けて、絵本と同じよう。
「ストローじゃなくてさ、お箸刺したよね。」(S9)
「Mちゃん、そんなことしない。ストローだってガシガシ噛んでんもん。」(M6)
歯が抜けること、抜いたあとはどうする?
「俺は全部とってある。あの財布に入れてある。」
集めるの好きだよねー。 -
6歳のために借りた本。
歯が抜け始めたこともあり、興味津々で繰り返し読み、最後は笑う。そんな兄が気になったのか、絵がどーんと大きいので気に入ったのか1歳3ヶ月妹も何度も読んで!ともってくる。兄妹でお気に入りの1冊。 -
図書館本。次女に借りた本を長女も読む。「これ、ねぇねも読んだよね」と紹介していた絵本。始めて乳歯が抜ける、そのイベントを家族で。
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前夜に息子の歯が抜けたので、良いタイミング!と思って読みました。
歯が抜けるのが楽しみになっちゃうようなお話でした。 -
宿泊施設のラウンジにあったのを読み。
6本歯が抜けた7歳児A、まだ抜けてない5歳児W、興味津々であった。 -
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著者プロフィール
中川ひろたかの作品





