れいぞうこのなつやすみ (かぞく×夏【小学1年生 2年生からの本】) (とっておきのどうわ)
- PHP研究所 (2006年5月30日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (79ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569686035
作品紹介・あらすじ
まいにちまいにちせっせとはたらいているのに、れいぞうこにはどうしてなつやすみがないんやろうか?小学1〜3年生向。
感想・レビュー・書評
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これは夏休みにぴったりの笑っちゃうほど楽しい本!
けんいちの家の冷蔵庫が動かなくなった。
話を聞くと、世間と同じように夏休みをとりたいらしい。
そして一回行ってみたいと言うプールへ、家族と一緒に向かう。
お話が関西弁で進むので、我が子相手でも読み聞かせはなんとなく気恥ずかしい。
でもあまりに面白いので、そんなこと気にせず途中から自信を持ってニセ関西人になれた。
子供たちも話や会話のニュアンスがわかるかな?と気になったけど、全く問題なかった!
私だったら夕飯時に冷蔵庫が壊れて冷たいビールが飲めないと分かったら、冷蔵庫に夏休みをあげられないかもしれない!笑
はちきれボディにビキニを着て(れいぞう子だから女子だそうな)プールで泳ぎ、帰宅後はしっかりビキニ焼け。
日焼けが痛いからまだ動きませんなんて言うので、読みながら笑っちゃう。
それでも冷蔵庫が復活するのを待ってあげるおとうちゃんはじめ、家族は優しい。
私なら、そないなこと言わんで~ビール冷やしてぇ~な~と言っちゃうな。
学校の読み聞かせの本にしたら面白そう!と思ったけど、私の担当は冬だったー!残念!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
私も夜中にそっと関西弁でれいぞう子と話してみたくなりました。
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ある日、ぼくんちの冷蔵庫が冷えなくなっちゃった。突然話をするようになった冷蔵庫が言うには「私にも夏休みがほしい」かららしいんだけれど、さぁ、お父さんお母さんどうしようか?
本当に冷蔵庫が冷やさなくなったら本当に困るなぁ。しかも夏なんて。
でもとてもおもしろく書かれている。
この夏休みが冷蔵庫にとってはもちろん、家族にとっても楽しいものになっているのがとてもいい。
3歳の娘にはまだ早いかなぁと思いながら長谷川さんの絵にひかれて借りたのだけれど、今回借りたどの本よりも再読をせがまれた。
できれば、関西弁のイントネーションを正確に再現したいのだけれど、なかなか難しいな。
他の秋、冬、春も順次読んであげたい。 -
冷蔵庫だって気持ちがあるんです
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関西弁のお話に戸惑っていましたが、おもしろかったようです。
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まいにちまいにちせっせとはたらいているのに、れいぞうこにはどうしてなつやすみがないんやろうか?小学1〜3年生向。
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れいぞうこのしょうたいは、たぬき?。。。。
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キャラクターたちのセリフが関西弁のためか親しみやすかった。冷蔵庫が人格を持ち夏休みを欲するアイデアが好きだ。
冷蔵庫がいつも家族たちのものを冷やしている代わりにプールに行きたいとせがむ展開はホラーにも思えるが、冷蔵庫のキャラクターがコミカル(名前は、れいぞう子。実は女性。お母さんの水着がピッタリと合う。手足と尻尾も生えちゃう。)なのでコメディに昇華できていた。
主人公が泳げないという欠点を冷蔵庫が解決(偶然に来ていたいじめっ子が主人公をプールに突き落とすが、冷蔵庫は意図的に助けない。そのおかげで主人公が泳げるようになった。)したことが荒唐無稽すぎるが、真夏日の不可思議として面白かった。
冷蔵庫が人間と同様に日焼けし寝込んでしまうオチも良かった。三幕構成がしっかりとした絵本だった。 -
ありえない設定とダイナミックな絵、テンポのよい関西弁で子どもに好評。
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おもしろい展開。ありえないストーリーでいろいろ想像がふくらむ。
(一般担当/1号と2号)