16歳。死ぬ前にしてみたいこと

  • PHP研究所
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感想 : 16
  • Amazon.co.jp ・本 (397ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569689081

作品紹介・あらすじ

余命を宣告された16歳の少女が書きだした「死ぬ前にしたいこと」リスト。ひとつずつ実行するなかで、絶望を感じながら、生のすばらしさに気づく、せつなく愛しい9か月の物語。英国の文学賞ブランフォード・ボウズ賞受賞。

感想・レビュー・書評

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  • Bucket Listを耳にしたばかりだから手に取ってみた。
    フィクションかノンフィクションかと考えてしまうほどには冷静に読み切った。
    アダムの愛情の深さと勇気に感動。

  • 本を読んで泣いたのは初めて!!死を前にしてそれでも必死にいきるテッサに勇気をもらいます:)また、テッサを見守る家族、恋人も温かい。生きていることのありがたみを感じました

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      映画にもなってるんですね。
      ↓予告編
      http://uk.movies.yahoo.com/video/exclusive-5129897/...
      映画にもなってるんですね。
      ↓予告編
      http://uk.movies.yahoo.com/video/exclusive-5129897/now-is-good-world-exclusive-trailer-premiere-28487387.html
      2012/04/13
  • テッサは16歳。白血病で、死を宣告されている。
    「死ぬ前にしてみたいことリスト」を作り、友達のゾーイに協力してもらって、一つづつ実現させていく。
    そのリストの最初の項目は”セックス”。
    他にもイケナイことをいっぱいしてみたい。(もちろんパパにはないしょで)
    そうして生きていることを、実感したかった。

    むちゃくちゃなことしているテッサだけど、若くして死を考えなくてはならなかった彼女の心の叫びが届く。

  • 白血病のため余命わずかな16歳主人公(テッサ)。

    彼女は死ぬ前にやりたいことリストというものを作り、親友(ゾーイ)や弟(キャル)、近所に住んでるイケメン(アダム)たちを巻き込み共にやり遂げていく。

    リストにはピンからキリまで、様々なジャンルのやりたいことが書かれていて、正直私だったら付き合うのめんどくさがるだろうなって思うような内容もしばしば。
    それらをやり遂げる中で、テッサは確かに残り少ない命を削っていた。

    独特な言葉の使い方、表現の仕方が印象的だったように思う。

    あと、この本、長い。まーーーじで長い。
    区切りごとに新しいストーリーが始まって、今まで読んできた本の構成とは少し違っていたように思う。

    自分の欲望のままに、自由に生きるテッサの荒々しさというか意思の強さ、行動力が凄いなと思った。
    死が常に付き纏っているから今できることは今のうちに、と感じるが故の行動力なのだろうか。
    できることなら、生きているうちにやり遂げたいものだ。

  • 面白そうって図書館から借りてきたのに、前も読んだことあったww

  • 原題は『Before I Die』。Jenny Downhamによる2007年発表作品。
    *イギリス

  • 死ぬ前にやるリストを作って、夢を叶えて死に向かっていく話。

    リストを作るところが素敵です。真似したいくらい。
    考えることが面白くて、普通の女の子だからこそ
    「死」がわかりやすいというか、身近に感じられた。
    自分が死ぬところはもちろん、自分の周りの人が死ぬことは想像できない。けど、悲しいのかな?
    自分が死ぬ時は、怖いと思うけど悲しくはない気がする
    親が死ぬ時も、悲しいけど、受け入れられる気がする。死は当たり前のことだし。
    まだ生きて欲しい。

    ゾーイみたいな友達が欲しい。
    テッサとアダムみたいに、人間らしく生きたい

  • 高校生ぐらいの子が白血病になり、あと僅かという所でしたいことを一生懸命考える。
    人は死ぬことが目の前に来た時にこうやって何か新しいことをしたりやり残さないようにしたくなるのだろうか。
    16歳というまだ死ぬことは全然考えてない頃だからしたくなったのか。
    最後はやっぱり死んじゃって予想通りは予想通りなんだけど少し泣けた。

  • テッサ、16歳。
    死を宣告されて生きている少女。
    冒頭から少女の思春期全開で、自暴自棄の陥り方が半端ない。
    「どうせ死ぬんだから」とは言わないものの、そんな声が最後まで聞こえてくる。
    一人称で語られるこの物語は、テッサが最後、天に召されるまで続く。
    彼女の家庭は少し複雑で、両親が離婚しており、父と弟と暮らしている。父はテッサの病が深刻と診断されたときに職を辞めてテッサと過ごす時間を多く作っていたが、母親は逃げ出したのだ(テッサの言い方をお借りしていうとこういう言い方になる)。
    その中で今を必死に生きようと、テッサは「死ぬまでにしたいことリスト」を書き込んでいく。
    このリストが厄介で、父をいたーく悩ませる。
    しかしそれは、本来なら人が生涯をかけて経験していくすべてであり、どこにもなんの変哲もないリストなのだ。それを16歳の、しかも病に侵されている少女が乗り越えようとするから、父は心配でたまらない。
    そのうちのひとつが、隣のBF・アダムとの恋愛。
    これは叶った時から最後までずっと彼女を自由に、欲望的にしている。
    アダムとの恋愛は生々しく、16歳の少女の恋愛にしては深く、しかしとてもリアリティを持っている。この純愛を理解するには、私はまだテッサよりも子どもかもしれない。
    そして、ある日を境に母親が家に戻ってくるようになり、テッサに影響を与え始める。これがまたとんでもなく覚悟とは程遠い母親で、一度他の男に逃げたことがあるだけあって、父親の愛と覚悟に比べるとどうしても劣ってしまう。
    こんな母親でも、テッサは過去の家族だったころの切ない思い出とともに愛するのだ。ここにテッサの生きる本質がある。
    世界中を嫌っている思春期であっても、真っ先に死を受け入れ、受け入れたがゆえに迷っても、決して愛だけは失わない。
    自分よりも頼りにならない母親を、受け入れて愛するのだから感服する。
    テッサの最期は、父親と弟への愛と、アダムへの愛に帰する。
    悲しくも人生をかけて愛した、テッサの人生であった。

  • 映画『17歳のエンディングノート』公式サイト
    http://www.17ending.com/

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    「テッサは16歳の女の子。でも、テッサはもう二度と学校に行かない。大学に進学することも、就職することも、旅をすることも、車を運転することも、家を出て自立することもない。なぜならテッサは白血病の末期で、余命を宣告されてしまったから。

     本書は、16歳の少女が、「死ぬ前に生きる」ために書き出した「してみたいことリスト」を、親友の助けをかりてひとつずつ実行していくなかで、生のすばらしさに気づいていくせつなく愛しい物語。ときに絶望を感じながらも、テッサがとらえる生の輝きの描写が美しく、またリアルな危うさが読者をひきつける。

     家族の存在、隣家の男の子とのはじまったばかりの恋、親友ゾーイに生まれてくる赤ちゃん、幼い時の思い出をたどること、規則を破って感じる生きている実感、幼い弟への思い、自分のお葬式へのリクエスト…。

     少女のみずみずしい感性が胸をうつ、英国で文学新人賞を受賞したベストセラーYA小説の邦訳版。 」

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