投資は世のため自分のため 長期運用の先に広がるおもしろい世界

  • PHP研究所 (2007年2月27日発売)
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本 ・本 (256ページ) / ISBN・EAN: 9784569690605

作品紹介・あらすじ

独自の哲学で成長を続ける「さわかみファンド」。長期投資のカリスマが語る、これからの社会変化と、夢が広がる財産づくりのすべて!▼これまで日本では「投資は危険なこと」とされてきた。短期投資は確かにその通り。ゼロサム・ゲームだから言ってみれば鉄火場。しかし長期投資はそれとはまったく異なるプラス・サムの世界。投資とは――自分の夢や思い、価値観を、自分のお金で表現し、実現することだ。▼たとえば自分が応援したい会社の株を買って、その会社が成長すると、結局それは自分の住みたい社会をつくることにつながる。世の中おもしろいもので、「みんなして良くなろう」と心がけると、お互い様といった感じで優しい反応が2倍にも3倍にもなって戻ってくる。長期投資も同じこと。「どうやって住み良い社会をつくっていくか」を考えながらの投資なら、その先は? ステキな世界が次から次へと広がっていく。この一冊で、本格的な長期投資のすべてがわかる!

感想・レビュー・書評

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  • 株式投資の入門の入門。言わずと知れた澤上さんの著書。

    「長期投資というのは、育てることなのだ」
    「作物の種を蒔いて実りの秋を待つ。それが長期の投資運用なのだ」
    「長期投資の本質である、パイ全体を大きくして、それを分け合おうという「プラス・サム」」
    など、澤上さんの投資哲学が紹介される箇所もあり。

  • 澤上篤人さんが「投資の絵本」を書いてみたいと書かれた本。


    すごく根底にあるものを書かれていて、投資の知識がなくとも読める澤上篤人さんの本の中でも自分は一番の良書に思います!

    見開き1ページごとに単元も区切られているので、自分の気になる項目をパッと開いて読んでもいいし、通して読んでもすごく深く長期投資が腹に落ちる一冊だと思います♪♪♪

  • 澤上氏の本は全部好き。
    その中で「投資をやってみたいけど」という人に最初にオススメする一冊。
    サイン付きの持ってます。宝物です。

  • (2007年5月頃読んだ)金太郎飴と揶揄されるさわかみ御大ですが(笑)、これは長期投資のココロを説く本。めんどくさい数式とか経済理論なしの平易な内容。私は昔から、長期ローンでマイホームを買うのが「当たり前」なのが不思議だったが、それは決して「当たり前に得」な行為ではないと述べられていて、長年の疑問が解けた気分になったものです。

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著者プロフィール

さわかみホールディングス代表取締役、さわかみ投信創業者。1971 年から 74 年までスイス・キャピタル・インターナショナルにてアナリスト兼ファンドアドバイザー。その後 79 年から 96 年までピクテ・ジャパン代表を務める。96年にさわかみ投資顧問(現さわかみ投信)を設立。販売会社を介さない直販にこだわり、長期投資の志を共にできる顧客を対象に、長期保有型の本格派投信「さわかみファンド」を99年に設定した。同社の投信はこの 1 本のみで、純資産は約 3300 億円、顧客数は 11 万 7000 人を超え、日本における長期投資のパイオニアとして熱い支持を集めている。『10年先を読む長期投資』(朝日新書)『金融の本領』(中央経済社)、『本物の株価上昇の波が来たぞ!』(日経BP社)『2020年に大差がつく長期投資』(産経新聞出版)『大暴落!その時、どう資産を守り、育てるか』『インフレ不可避の世界』『暴落相場とインフレ 本番はこれからだ』(いずれも明日香出版社)など著書多数。

「2023年 『本物の長期投資でいこう!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

澤上篤人の作品

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