だれにでも「いい顔」をしてしまう人 嫌われたくない症候群 (PHP新書)
- PHP研究所 (2007年4月17日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569691114
感想・レビュー・書評
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とどのつまりは、快食快眠快便を目的に生きよ、嫌われることを恐るな、修羅場をおそれるな、修羅場は活路の証拠、だと解釈。
文調がけっこう特殊で、暗くなりそうになりました。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
特に前半、批判的な内容が多いので、耳が痛かった。
ほんで、どーしたらええねん!に答えてくれる部分が少ない。 -
読みにくい。
そして、残ることがあまりなかった本。
というか、あまり理解できなかった(笑)。
まず、語り口が嫌い。何を言いたいのか、何を伝えたいのか良くわからない。話についていけない。どういう立場から読み進めればよいのかわからなくなってしまう本でした。
んで、結局どうなの?どうすればいいの?というところについては、あいまいな感じでスッキリしません。
なんとか読みきりましたが、読み進めていくうちに暗い気持ちになっていきます。普通、この手の本を読むと前向きな気持ちになっていくんじゃないのかしら?
ということで、感想としては、良い感情は残りませんでした。
ありのままの自分に自信がもてないことで、その場を取り繕い、誰にでも「いい顔」をしてしまう。そんな人への解決策が
「ありのままの自分に自信を持て」
とか
「嫌われても良いと思え」
とかなわけですが、ロジック的に成り立っていないと思うんですけど、どうなんでしょう?
ありのままの自分に自信がもて「ない」から、嫌われたく「ない」から悩んでいると思うんだけど...
だれでも、人に嫌われるのはいやなものですが、「自己喪失」と「人から嫌われること」を選ばなければならないとき、通常ならは、「人から嫌われること」を選びます。
しかし、他人に好かれることが目的となっている人は「自己喪失」を選んでしまう。なので、まずは、それに本人が気がつくことが重要といっています。
その上で自己確立のためのアドバイスが最終章に記載されています。
しかし、そのアドバイスも、あまりピンとはきませんでした。
また、他人に好かれることが目的になってしまう人は、結局、そのように子育てされてきたから。なので、親からの愛情が重要になってきます。
理解できたのはその辺だけかなぁ(笑) -
タイトルに惹かれ購入。
冒頭から決めつけてかかっているところが気に食わない。 -
ちょっと鬱
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泣いた。
それは、感動したわけじゃない。
自分がずっと悩んできたことをぐさりと言いのける。
そして、この人の書き方なのか「もう一度言う」と繰り返す。
それがとても痛い。
読まなければ良かった、とも思った。
でも、読んで自分を振り返れた。
自分のダメな部分に逃げているより、こうやってぶち当たって、悩んで、突き進んで、を繰り返せば、きっといつか強い自分になれるんじゃないかと思った。
ただ、小さい頃の家庭環境や親が悪いという記述には疑問。その理由だけではないと思う。少なくとも私の親は私をとても愛して育ててくれていたから。
そして、もっと「どうしたらいいのか」の具体策を載せていただきたい。
でないと、読者はただ不安を残したままになってしまう。私は前向きになろうと今思えているが、やはり読んだ後不安は残る部分があった。
「占い」のような感じもする、と言っている人もいるが、確かに言い当てているだけの部分もあるので、真に受けすぎるのも良くないのかな、とは今思っている。