営業センスは捨てろ! 業績を上げるための逆転の発想 (PHPビジネス新書 37)

著者 :
  • PHP研究所
3.10
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感想 : 9
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  • Amazon.co.jp ・本 (208ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569692173

感想・レビュー・書評

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  • 営業に関する本なのですが「高橋尚子は負けたのを雨のせいにした」「鳩山由紀夫は選挙で負けたのを北朝鮮のせいにした」「清原は才能があったのに練習不足で伸び悩んだ」「安藤美姫は才能があったのに慢心で体重管理に失敗して転落した」となぜかアスリートを中心とした著名人に対する手厳しい指摘が並びます。しかし最後の著者近影でクスッとさせてくれます。営業に関係のない話が多すぎるのでおすすめはしません。

  • ああ、一昔前までこんなこと言う人がいたな、という程度の読後感。営業センスの分析が大半で、ではセンスのない普通の人はどうすればよいのかと言うと、営業知識と営業量を増やせという身も蓋もないお話。
    営業センスの分析は参考になった。

  • なぜ営業センスを捨てる必要があるのか?

    →センスに頼ると過信して努力をしなくなる。
    営業能力=知識量+センス+グランドデザイン力
    このうち知識量を増やすよう努力する
    知識とは、
    自社・他社商材、市場環境、自己・他人経験、ノウハウなど

  • 本書では「営業知識量」と「営業センス」と「グライドデザイン力」とスキルを3つに大別し、それぞれの定義付けを行ったうえで、各々を構成する要素を紹介している。
    結論としては、営業力は営業知識量と営業センスで構成されるとし、営業センスは教えて身につくものではないし、先天的な要素もあるので、営業センスではなく、営業知識量の昇華に励みなさいということを述べている。

    結論には確かに納得する部分もあるのだが、「センス」とは、個人的には、要は「頭の使い方」だと思っているので、教えられないと割り切ってしまうのは疑問だ。

  • [ 内容 ]
    営業成績を上げるために、個々の営業プレーヤーは何をするべきなのか?
    営業センスを磨くことだ、と考えることから間違いが始まる。
    本書では、営業センスとはいったい何なのかを7つに分類して徹底的に解剖。
    さらに5つの「グランドデザイン力」と6つの「成長力」についても解説する。
    そこから必然的に見えてくる答え、それは「業績を上げるために営業プレーヤーがするべきことは、7つの『営業知識』を徹底して積み上げることである」。
    センスの幻想に振りまわされず、本当にセンスを活かす方法を示す。

    [ 目次 ]
    第1章 営業センスとは何か?
    第2章 7つの営業センス
    第3章 リーダー資質の「グランドデザイン力」
    第4章 五年先、十年先の姿がわかる「成長力」
    第5章 あなたに営業センスはあるか?
    第6章 知識量を増やす7つの視点
    第7章 営業センスを捨てろ!

    [ POP ]


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    ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度
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    ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性
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    ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度
    共感度(空振り三振・一部・参った!)
    読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ)

    [ 関連図書 ]


    [ 参考となる書評 ]

  • 営業センスは捨てろ!そしてとにかく動いて動いて努力しろということです。センスに頼るとそのセンスに溺れてしまうので、センスを捨てて努力することが、結果を出す一番の近道だと分かりました。

  • 「現実的に考えて、営業マンとしての力をつけていくにはどうすればいいか?」

    を徹底的に突き詰めた一冊。

    営業に携わる人だけでなく、
    人とかかわる仕事をする人であれば必見。


    巷に溢れている、いわゆる「営業ノウハウ」本とは違い、
    現実的なことしか書かれていない。
    そこには華やかさの欠片もないかもw


    「営業センスは先天的なもの」
    そんな冷たい一言も書かれています。

    見たときは「断言かよw」と思いましたが。


    それが事実かどうかは別として、
    やっぱり人間、今自分ができることをやるしかないと思うのです。
    今の自分の現状を認めて。

    本のスタンスは『営業のルール』に近いところもありますが、
    より作者の思想が強く、現実的、という点においては、この本が上。


    「将来はナンバーワンの営業マン(ウーマン)になりたい♪」

    と、理想を描きすぎている人ほど、読むべき一冊。

  • 【2009年9月6日読了予定】

  • 8/12

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著者プロフィール

藤本篤志(ふじもと あつし)

1961年大阪生まれ。大阪市立大学法学部卒。株式会社USEN取締役、株式会社スタッフサービス・ホールディングス取締役を歴任。2005年7月、株式会社グランド・デザインズを設立。代表取締役に就任。おもに営業コンサルティング事業、人材育成コンサルティング事業、働き方バランスサポートシステム事業をおこなう。株式会社USEN現役時代に営業プレーヤー・営業マネージャーとして全国トップの実績を残した経験を活かし、数多くの営業改革を成功へ導く。『営業の問題地図』(技術評論社)、『御社の営業がダメな理由』『どん底営業部が常勝軍団になるまで』(新潮新書)、『御社営業部の「病気」治します』(日本経済新聞出版社)、『部下は取り替えても、変わらない!』(すばる舎)ほか著書多数。
ホームページ:http://eigyorevolution.com/

「2020年 『テレワークでも売れる新しい営業様式 ~直接会わずに成果を出すテクニックとマネジメントとは』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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