コストが見えれば、会社は伸びる! 常識を破る「削減」の方法と実践

著者 : 村井哲之

• PHP研究所 (2007年7月19日発売)

感想・レビュー・書評

[tatsu8823さんの感想 · 2011年5月17日]

「コストが削減された分は、純利益」

しみる言葉です。

ただ、この本ではコストとは言ったものの、基本的にはほとんどが今話題の電気代のお話です。
あなどれないです電気代。
また、自由化に伴いでてきた新規参入組に関する記述も多くあり、参考になりました。

タイトルから連想される内容のイメージと実際に幾ばくか乖離があるので低めの評価です。

[FireHawkさんの感想 · 2007年8月30日]

同じ著者の本「コピー用紙の裏は使うな」の実践編ともいえる本。 単に人件費や原材料費焦点を当てた通り一遍のコスト削減ではなく、見える化を駆使し経営・現場的観点から真のコスト削減は何か？を追い求めた本。

「コストが削減された分は純利益」という点は良く考えれば当たり前であるが、金言であると思う。 利益を上げるために必死になって売り上げを上げる努力をするのだが、そこからひねり出される純利益は往々にして微々たる物である。 しかし発想の転換でコストをかけずにコスト削減の結果が簡単に純利益を生み出すという事実は経営的な視点からも重要である。

著者プロフィール

株式会社SDGｓビジネス総合研究所代表

「2020年 『SDGsの正体』 で使われていた紹介文から引用しています。」