プロの聞く技術が身につく本: よりよい人間関係を築く35のポイント
- PHPエディターズ・グループ (2007年5月23日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (157ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569692302
感想・レビュー・書評
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素晴らしい内容だった。
これまでにも「聞く」ということに関する本はいくつか読んできたが、個人的には一番この本が良かった。
何度も読み返して、聞き上手な人間になれるよう努めたい。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
特に目新しいことはなかった。
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傾聴をテーマにした日常の人間関係に関する啓発書。内容的には技術よりも心構えの部分が主となっている。全体的に目新しいものはないが、イラストが充実してわかりやすく、考えを整理したりグループで勉強したりするのに向いている。
「偽善者から始めてみる」など面白い切り口も。
「メンバーから情報を引き上げるのがリーダー」「リーダーはメンバーの働きがいを引き出す」など、改めて重要性を認識した。 -
私が今までどれほど「聞けていなかったか」を気付かせてくれた本です。
相手の話を聞いている内に聞き手である私が話し手へと逆転してしまうこと
(意見やアドバイスを話し始める)は多く、
相手本位で聞くことの大切さと難しさを認識できました。
自分の意見を伝えることももちろん大切なのでしょうが、
それ以上に悩みへの解答は相手が自分で気付かなければ、
現状を変えるほどの力を生み出すことは難しいものですよね。
それをサポートできるような会話ができるようになりたいものです。
タイトルには『聞く技術』とありますが、
それだけではなく基本的な心構えなども丁寧に書かれています。
35のポイントを4ページずつ絵や図を取り入れながら書かれているので、
とても読みやすいと思います。気になった方はぜひどうぞ。 -
傾聴系の本をある程度読んでいれば目新しいことは特にない。ただ、絵が多くて、説明もわかりやすいので、もう一度頭の中を整理したいときや、傾聴の基本について学びなおしたいときには最適な本だと思う。
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何度も読み返して、実践&参考にすべき本。
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【目的】:聞く技術のポイントが知りたい。<BR>
・「教えてやろう」「気づかせてやろう」「つきとめてやろう」「気分転換してやろう」「とりあえず切り抜けよう」は聞きたくない話からの逃げ。<BR>
・自分に都合の悪い話ほどチャンス。まず黙って聞く。<BR>
・問題解決は相手に任せる。<BR>
・内容よりも気持ち・感情を受け止める。<BR>
・相手と対等に。相手を尊重する気持ちを表す。<BR>
・相手の話の一部を繰り返す。鏡になって相手に自分を気づいてもらう。<BR>
・共感的理解。分かろうとする。<BR>
・繰り返す、まとめる、気持ちを汲むアクティブ・リスニングは2割でよい。残り8割は、沈黙、あいづち、ドア・オープナー(導入の声かけ)。<BR>
・聞くことは無力感を味わうこと。<BR>
・ただ共感的に聞くだけでも相手の避雷針になれる。<BR>
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#相手の問題を解決してあげようと聞くことの間違いが理解できた。<BR>
#ラポールのためのテクニックもあろうが、むしろ相手を分かろうとする気持ち、そして相手とは違うという離別感をベースにしたコミュニケーションを心がけたいと思った。<BR>
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