国境を越えた源氏物語 紫式部とシェイクスピアの響きあい (エンゼル叢書)
- PHPエディターズグループ (2007年9月20日発売)
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Amazon.co.jp ・本 (276ページ) / ISBN・EAN: 9784569692593
作品紹介・あらすじ
本書は二〇〇八年源氏物語千年紀記念事業への参加作品として、三回のGenjiフォーラムを、Part1「源氏物語とシェイクスピアのめぐり逢い」、Part2「古典は我々にかく語りき」として改めて編纂したものである。さらに特別研究として、Part3「『古典に学ぶ』ということ」を加え、文化の根幹を成す言語への問題提起を行っている。▼副題の<紫式部とシェイクスピアの響きあい>からも分かるように、東西古典を比較研究することで「母語とは何か」という言葉の本質に迫る。さらに、源氏物語を世界文学に押し上げた訳者アーサー・ウェイリーの翻訳により、源氏物語の魅力と日本独自の文明論を再発見する。▼前著[9]『芸術都市の創造』に続く<芸術の都・京都から芸術の国・日本へ>への行動提言第二弾として、母語文藝の復興を問いかけ、京都ルネサンス推進運動に結びつくよう熱き思いが込められた、言語のエキスパートたちによる渾身の一冊である。
感想・レビュー・書評
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[ 内容 ]
紫式部とシェイクスピア、その心は、言葉を越えて現代に響きあう。
―京都発:母語文藝による世界遺産への旅。
京都ルネサンス・行動提言2。
[ 目次 ]
1 Lecture・源氏物語とシェイクスピアのめぐり逢い―架け橋としてのアーサー・ウェイリーの功績(源氏物語と根生いのこころ;シェイクスピアから見えてきた源氏物語;源氏物語を世界文学にしたアーサー・ウェイリー)
2 Discussion・古典は我々にかく語りき(奥深い源氏物語の世界;比較文学論が問いかけているもの;翻訳は原文にどこまで近づけるか―三者の訳を比較して)
3 Essay・「古典に学ぶ」ということ―「根生いのこころ」を見つめながら(「もののあはれ・いろごのみ」の文藝復興;言葉を考え、学び続けることの意味―谷崎潤一郎とアーサー・ウェイリーの言語観から;教養ルネサンスとしての源氏物語)
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