BOSS

著者 :
  • PHP研究所
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感想 : 13
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  • Amazon.co.jp ・本 (292ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569694931

感想・レビュー・書評

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  • 3.3
    野球もビジネスの一つなんだな、と思わせる話。
    特に人の能力がモノを言う世界だけあって、気持ち一つで能力の出し方やモチベーションが変わってくるので、普通の会社より社員(選手)に対してしっかりコミュニケーションとってフォローしていかないといけないんだなと、でもそれは普通の会社でも似たようなもので部下を替えのきく駒なんて思ってると、それはやはり周りに伝わってしまうものだし、真摯に対峙していくのが大切なんだなと思う。ただコミュニケーションを取れば良いと言うわけでもなく、相手の立場になり親身になり一緒に成し遂げていくという気持ちが大切だし、それを行動として示さないとダメなんだな、と思わせられました。


  • 数字が物を言う冷徹な世界でありながら、形に無いものをこの上なく大事にする。
    そういう世界に取り付かれた男たちの、水面下の戦いを描く。

    飽きることなく読めるが、あまりにも淡白すぎる気がする・・・

  • メッツに最新のセイバーメトリクスを持ち込んだ日本人ゼネラルマネージャーの話し。
    ベースボールはいいね!

  • メジャーのGMの話。

  • メジャーリーグのGMの話。
    テーマは面白かったけれど、インタビューの切り貼りのような表現方法は、あまり好きではなかった。
    ★は2に近い3

  • 野球をある程度知っていれば当たり前のことばかりな気がする。強いて言えば、信念を貫くことと人脈の大切さが多少学べたかな。

  • メジャーリーグをふたりのGM目線で書いた作品。GMの仕事ってこんなにも大切なのか。巨人は内輪揉めしてる場合じゃないぞ。主人公の高岡 が野球ファンとしては途中まで嫌いだった。いくらプロの世界とは言え、生え抜きを簡単にクビにしたらファンも怒る。選手やファンの気持ちを無視したら勝てるもんも勝てないし、勝ってもあんまり嬉しくない。最後には高岡も変わったので新天地では素敵なチームを作ってほしいもの。2011/518

  • メジャーリーグのゼネラルマネージャー(GM)を主人公にした堂場作品。メッツのGMに就任した日本人の高岡と、高岡の元上司でブレーブスのベテランGMウィーバーの2人のペナントレースを描いています。
    開幕当初から高岡の手法でメッツは好調なスタートを切りますが、徐々に歯車が狂い始め、そのうち経験豊富なウィーバーの手腕でブレーブスがメッツを追い上げていく展開は臨場感があって楽しんで読むことができました。
    GMという役職の難しさ、人の上に立ち、組織をまとめていく難しさ、人間という感情・気持ちをもったものをコントロールする難しさを感じさせてくれる作品だと思いました。

  • 大リーグ・メッツに日本人GMが就任し、1シーズンやりくりする物語。野球という切り口だけでなく、マネジメントの視点から読んでも楽しめた。

  • メジャーリーグのゼネラルマネージャーのお話。野球好きにはたまらない。一気に読んでしまった。

  • (単行本 - 2007/10)

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著者プロフィール

堂場瞬一(どうば しゅんいち)
1963年茨城県生まれ。2000年、『8年』で第13回小説すばる新人賞受賞。警察小説、スポーツ小説など多彩なジャンルで意欲的に作品を発表し続けている。著書に「刑事・鳴沢了」「警視庁失踪課・高城賢吾」「警視庁追跡捜査係」「アナザーフェイス」「刑事の挑戦・一之瀬拓真」「捜査一課・澤村慶司」「ラストライン」「警視庁犯罪被害者支援課」などのシリーズ作品のほか、『八月からの手紙』『傷』『誤断』『黄金の時』『Killers』『社長室の冬』『バビロンの秘文字』(上・下)『犬の報酬』『絶望の歌を唄え』『砂の家』『ネタ元』『動乱の刑事』『宴の前』『帰還』『凍結捜査』『決断の刻』『チーム3』『空の声』『ダブル・トライ』など多数。

「2023年 『ラットトラップ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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