結婚という決意

著者 :
  • PHP研究所
3.22
  • (0)
  • (4)
  • (4)
  • (0)
  • (1)
本棚登録 : 35
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569694962

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 結婚はなんのためにあるのかについて考察した本。
    この人のは結構視点が面白いし深く書いてあるから面白い。

  • 結婚は迷って当たり前。
    一緒に住むだけではなく、「わたしたちは結婚します」と周りに宣言するのが結婚。
    などが印象的だった。
    結婚前に読み、うん、これでいいのかなと思えたり…
    結婚とは何であるかがよく考察されてる本。

  • 結婚したことがないので読んでみた
    作者なりの結婚の定義をせつせつとつづってあるが
    結局自分の人生に責任をとるのは自分しかいないので
    自分なりの価値観で行こうと思った

  • 自分の結婚に際して、期待や予感を誰しもいだくと思う。
    また、自分の生き方についてのイメージや理想型を形づくると思う。

    重要なのは、
    ◎結婚生活は絶え間ない努力の連続であること、
    ◎結婚生活は個人の自由意思だけでなく、個人を取り巻く周囲の現実と、強固に結びついていること、
    ◎結婚生活は企画の実現過程であるということ、
    ◎結婚生活は互いの存在を「理想」から、常在的なものに変えるということ(舞い上がりから、地に足をつける)
    ◎結婚前の不安や心配をどれだけしたって、わからないものはわからないし、起こったら仕方ないものは仕方が無い。しかし、腹がためは必要。


    わたしは、結婚をしたいと思う。
    だけど、結婚をするなら、周囲に認められるだけの何かが絶対に必要なんだと思っていた。

    しかし実際には、そうともいいきれない(必要ないとは言わないけれど、絶対ではない)。
    自分を有限化する過程、というのが印象的。


    結婚を語ることは難しい。

    答えはないけれど、凡庸で普通そのものでもある。

    努力しても報われないこともあれば、努力で快方に向かうこともある。

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

1947年、横浜市生まれ。
批評家、国士舘大学客員教授。
『日本の七大思想家』(幻冬舎)『13人の誤解された思想家』(PHP研究所)、『時の黙示』(學藝書林)、『大人への条件』(ちくま新書)、『日本語は哲学する言語である』(徳間書店)など著書多数。自身のブログ「ことばの闘い」においても、思想、哲学など幅広く批評活動を展開している。(https://blog.goo.ne.jp/kohamaitsuo)

「2019年 『倫理の起源』 で使われていた紹介文から引用しています。」

小浜逸郎の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×