3時間で「専門家」になる私の方法

著者 :
  • PHP研究所
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レビュー : 62
  • Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569695044

感想・レビュー・書評

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  • 以前に読んだ同著者の本と内容が重なっている。

    専門家の意味するところは、インターネットで情報検索を上手に使えば、3時間で必要な情報が集まるということ。記事を書くことを念頭にして、記者はマトリックスを考える。(書くために必要な最低限の情報)。
    ネットを使うときにはキーワードを上手に設定すること⇒クオリアorたこつぼ化。
    関連する内容の情報をブログ、2chからも集める⇒セレンディビティ。
    本の編集が読みやすいとは思えず。ブログからの「老いじたく」の内容はとてもよかった。刺激になった。

  • とてもためになった。
    今まで検索での漠然とした方法しかしてこなかったが、体系的に情報収集する仕方を学べた。
    これから大いに利用しようと思う。

  • 専門的な情報でも
    ネットから簡単に入手できる時代です。

    しかしながら、ネットの情報は
    系統立てて整理されているわけではないので、
    何処にどんな情報があるのかがわかりません。

    本日ご紹介する本は、
    元新聞記者である著者が
    現代の情報収集の考え方を紹介した1冊。


    ポイントは
    「マトリックス」

    新聞記者のキャップの仕事は
    マトリックスを描くことだそうです。

    マトリックスとは、新聞記事にするために必要な
    情報の項目とその入手場所や内容の一覧です。

    情報収集を行う前に、
    その目的と、どんな情報がそろえば
    目的が達成されるのかを書き出しておくことが重要。

    マトリックスがあれば、その事柄の全体像を目で確認することができます。


    「クオリア」

    自分の知らない分野の情報収集をする場合、
    どんな情報がそろえばいいのか、
    前もってわからないことが多いもの。

    その分野のポイントとなる感覚的なことがらを
    クオリアといいます。
    現場感覚やシズル感のようなイメージ。

    初期段階の情報収集をしていく中で
    クオリアにたどり着ければ、
    より現実に即したマトリックスを描くことができます。


    「ニューロン型情報取集」

    情報収集には、
     一つのことを深く調査する
     多岐にわたって広く調査する
    というやりかたがありますが、
    どちらかだけだと中途半端です。

    広く情報収集する中で、
    ポイントのみ深く調査する必要があります。
    このやり方をニューロン型情報取集と言います。

    単純な検索だけでは不十分。
    本書では、各サイトや情報源の特色を踏まえて
    具体的な調査のやり方が書かれています。
    ぜひ、読んでみてください。

    ◆本から得た気づき◆
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
    3時間あれば、インターネット上の情報を収集し、専門家に近い認識を得られるようになる
    自分で収集した情報はしょせん自分の「視点」から抜け出せていない
    マトリックスを描けないまま、取材に突入してしまうと悲惨なことになる
    新聞記者と同じくらいの働きをしてくれるサービスやツールがインターネットには無数に転がっている
    マトリックスを描くことが世界を記述することになる
    全体の状況が見えてくるのに従って、少しずつテーマを絞っていく
    自分の気づきによって、情報収集が一気に深まる
    思考をいったん整理するためには情報収集の途中でも、マトリックスを描いてみることが重要
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

    ◆目次◆
    1.激変した「情報をめぐる環境」
    2.新聞記者は無意識に「マトリックス」を描く
    3.クオリアを身につけよう
    4.実践・3時間で専門家になるPART1
    5.実践・3時間で専門家になるPART2
    6.ニューロン型情報取集のノウハウ
    7.セレンディピティを実現する
    ━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

  •  「3時間あれば、インターネット上に存在しているさまざまな情報を収集し、それを自分の知見として取り込んで、その分野に関して専門家に近い認識を得られるようになります」という著者が、そのための「具体的なメソッド」を開陳したもの。

     ……なのだが、思いっきり期待外れの内容だった。
     「ITジャーナリストだから、さぞかし先端IT技術を駆使してモノスゴイ情報収集をしているのだろう」と思いきや、著者の「メソッド」は私がふだんやっているのと変わらないことばかりだったのである。
     著者自身も、次のように書いている。

    《わたしがここまでにやってきたような情報収集スキルは、実のところネットに精通している人であれば、誰でも無意識にやっているような作業に過ぎません。それを読んでわかるように可視化したのが、これまでわたしが説明してきた内容です。》

     「可視化」といえば聞こえはいいが、言わずもがなのことが馬鹿ていねいに説明されているだけにすぎない。
     しかも、「○○で検索したところ、このような結果となりました」というふうに、いちいち検索結果を引用するページ稼ぎが多すぎ。その部分は「コピペで一丁あがり!」なわけで、なんともお手軽な作りの本である。たぶん、1週間くらいで書き上げていると思う。

     唯一「なるほど」とヒザを打ったのは、“新聞記事データベースで一つのテーマを調べる際、記事内容別にヒット件数を「マトリックス化」してみると、時代の潮目が見えてくる”という指摘。
     データベースのヒット件数の推移から時代の変化を感じることは私にもよくあるが、さすがに「マトリックス化」(=「○○分野の記事は1997年に何件、2007年には何件」などという経年変化を表にしてみる)まではしたことがなかった。

  • かつては、情報を集めるところから始めていた。京大カードしかり、知のソフトウェアしかり。しかし、今は、インターネット上に情報が集積されている。そこから、如何に使える情報取り出すのが肝である。とこの本は説く。2007年の書だが、慧眼だと思った。

  • 情報の収集からまとめ方まで、短時間で効率的にインプットするためのノウハウが詰まった本。これは、とても参考になった。

  • 時間があれば

  • 過剰に情報が氾濫しているため、体系的な調査が困難なネット情報の調査の有様を知りたい(できれば、うまい手立てがないか)と思い読んだが…。一点突破と収集情報の焦点化くらいしか役に立ちそうなところがないなぁ…。うーん…。

  • ありきたりです
    でも私は3時間でこれできないなあ…
    佐々木さんは仕事ができるんだろうなあ

  • 3時間、インターネットを駆使すれば、ある分野に対してほとんど知識がない状態からでも、文章が1本書けてしまいますよ!という話。
    何処かの本にも書いてあったのですが、物事は概して中級から上級に行くことが苦労する。その次に知識ゼロから初級になることが大変だと思ってます。
    そこが今の時代だとネットを駆使すれば昔に比べてずっと簡単になる。そこからピンポイントに分野を絞り込んで行けば、短時間で更に専門的な部分にも辿り着ける、と。
    そういう「全体像から一点突破する」みたいな構成の本が好きです。
    少し発売から時間経ってますけど、色あせてないと思います!

    こないだ花火を見てていろいろ疑問を持ったのでこれで調べてみようかなと思ったら、まずwikiですごくいろんなこと書いてありました。笑

    あと気になったのは「ブログは個々人が自分のロジックで書いている」というところ。そのとおりですよね。そこには責任が発生して、それゆえに面白いのだと思います。

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著者プロフィール

佐々木 俊尚(ささき としなお)
1961年生まれ、兵庫県出身。早稲田大学政治経済学部政治学科中退後、1988年毎日新聞社入社。記者として勤めたあと、1999年『月刊アスキー』の編集部デスクに転身。2003年退職後、主にIT分野やメディア業界に関わるフリージャーナリストとして活躍。大学非常勤講師なども担当している。
代表作として、2010年度大川出版賞を受賞した『電子書籍の衝撃 -本はいかに崩壊し、いかに復活するか?』、『キュレーションの時代』など。近年は『家めしこそ、最高のごちそうである。』といった自宅料理についての著作もある。

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