ヨーガンレールの社員食堂

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  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (255ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569695549

作品紹介・あらすじ

料理スタイリスト・高橋みどりの好奇心のアンテナが大きく振れた-。社員食堂のある一年間の記録。実働216日間。うち年4回の展示会はいつもとは違う大皿料理。献立とレシピをオールカラーで一挙公開。そこには、食にとって大切なすべてがあった。

感想・レビュー・書評

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  • 理想。

  • 丁寧なごはんの簡単なレシピが、たんたんと続く。
    読んで満たされる献立って、あんまりない。

  • うちの両親が大好きなヨーガンレール。

    その社員食堂のメニューが写真とレシピ付きで一年分!

    私は菜食主義者ではないので、お肉も魚も食べますが、
    これを見ると、こんな食卓を作りたくなる。

    さっそく、今晩のお夕飯はワンプレートに盛り付けてみました。
    主人には、「色合いがいいね」と褒められました。

    今日のお夕飯、何にしようかな?というときにパラパラ眺めると
    これもいいかも!という一品が必ずありそう。

  • 著者の高橋みどり氏は食関係のスタイリストをしているだけあって、文章のあちこちに食べものへの情熱が満ち満ちている。あるアパレル会社の社員食堂の話を聞いて好奇心のアンテナがむくむく湧いてきて・・・1年間の全メニューと、その写真を撮り続けたのだ。図書館のように天井が高く、一日中太陽が降り注ぐまるで温室のようなその食堂。そこにはその仕事に誇りを持ってきびきび働く料理人さんがいて。社員食堂はもちろんその会社の社員しか入れないのだけど、それがうらやましく、とても贅沢なことに思えるのだ。

  • 1年間のベジタリアンメニューというものを通読してみると、やはりコクが求められて生クリーム・チーズ・揚げ物が多くなるんだなぁと確信。特にキッシュが頻出するのは多人数に給するには最も効率的だからだろう。酒肴型人間なので、これ美味そう作ろう!というメニューはさほど多くなかったが、それでも読み終わった日の昼食は気分が影響され、十穀米を炊きごぼうの揚げたものを乗せたスパイスたっぷりの野菜カレー、となった。
    レールさんは美食家ではなく、食べる行為自体にそれほど関心がないという。社食を作る前は決まった3件の店だけを順に使っていたとのこと。食=摂取。だからこそ社員食堂が必要だったというのがなるほどである。

  • シンプルでよかった

  • こんな社員食堂だったら毎日嬉しい!
    自分の家の献立も色々考えなおす機会になりました。

  • 野菜だけでこんなにもレシピの幅が広いなんて凄い。
    作ってみたいレシピもいくつかあったから、今度チャレンジしてみよう。
    読んでて楽しい。

  • ヨーガンレールの社員食堂の1年間の献立が記録されていて、
    写真と簡単なレシピで紹介されています。



    基本的には肉も魚を使わず、野菜中心の献立です。
    お肉の変わりにグルテンミートを使っていました。



    普段の自分が作る際には使わないようなゆり根、ビーツ、寒干大根、長命草、モロッコいんげんなどがあって新鮮でした。
    長ネギの春巻きやさつまいものきんぴら、ズッキーニとトマトのグラタンなど作ってみたいと思う料理もたくさんありました。



    「読むぞ」と思って手にとるのじゃなく、ぱらぱらと気が向いたときにめくってみるのがいい本だろうなと思いました。
    何を作ろうか悩んだとき、今日の日付の献立をみてみると、いいアイデアが浮かんでくるかもしれません。



    「たかだか食べるということ、されど食べなければ生きてゆけないのなら、まずいよりはおいしいものを、体に悪いものよりは良いものをと思う」
    あとがきからの引用ですが、本当にそうだなと思います。

  • 2回目2015、9、5

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著者プロフィール

スタイリスト。1957年群馬県生まれ、東京で育つ。女子美術大学短期大学部で陶芸を専攻後、テキスタイルを学ぶ。大橋歩事務所のスタッフ、ケータリング活動を経て、1987年にフリーで活動をスタート。おもに料理本のスタイリングを手掛け、100冊以上の本にかかわる。著書に『うちの器』、『伝言レシピ』、『ヨーガンレールの社員食堂』『おいしい時間』、共著に『毎日つかう漆のうつわ』、『沢村貞子の献立日記』などがある。栃木県の黒磯でセレクトショップを営み、現在は東京と黒磯の二拠点生活を送っている。

「2021年 『人と暮らしと、台所~夏』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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