脳を活かす勉強法 奇跡の「強化学習」

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  • PHP研究所
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レビュー : 400
  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569696799

作品紹介・あらすじ

あなたの脳は、年齢、環境に関係なく飛躍的に成長する!「鶴の恩返し勉強法」「瞬間集中法」…。脳のしくみを活かした37の勉強法を初公開。

感想・レビュー・書評

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  • 脳科学者の茂木先生の本。
    脳を喜ばせながら学ぶ方法が書かれた本。
    ①褒められたり達成感によるドーパミンによる「強化学習」により脳を強化する。
    ②「タイムプレッシャー」によって脳の持続力を鍛える。
    ③「集中力」を徹底的に身につける。

  • 脳科学の第一人者、茂木健一郎さんの本です。

    ☆脳は何かを達成した時の喜びが好き。

    ☆勉強は学校の勉強や試験勉強だけではなく、脳にとっては回数をこなすことでゲームが上手になることや、化粧が上手になること、歌が上手になること、スポーツが上達することなどもすべて“学習”だ。

    ☆できることばかりやっていても脳はうれしくないし、難しすぎることはどうしていいか分からない。ちょっと頑張ればできそうなことを、適度な負荷をかけて、集中してやることが大事。

    ☆失敗してもつまづいても揺るがない“自分”や“信念”がある人は、チャレンジできる。
    子供の場合それは家族・両親だが、安全地帯でいてあげる(見守る)ことと、過保護や強制は違う。

    ――など、これから何かに取り組みたい大人はもちろん、勉強ができるようになりたい学生、子供のいるお父さん・お母さんにも役立つ内容が、分かりやすく読みやすくまとめられています。

    茂木さんが子供のころどうだったか、どうして勉強ができるようになったかなど体験談を交えながら、語りかけるような文章なので、ビジネス書や自己啓発本が苦手な人でも読みやすいはず。

    とくに、これから学校に入るお子さんをお持ちの人には、最初の数章と最後の章だけでも読んでほしいと思う。

    192ページ、読書時間約30分

  • タイムプレッシャーという勉強法は、受験期に英単語を覚えるときに本当に役に立った

  • 売れてるって、本屋でみて、NHKの茂木さんだと思ったので、初めて茂木さんの本を読んだのですが、面白いですね!
    「人間の脳は、うれしい刺激(ドーパミン)を求めている」
    「時間と負荷、難しい問題を脳に与えた後、その問題を解決したあとの「ヤッター」という気持ちが脳を活性化する」
    など、気になるキーワードが、勇気をくれますよね。

    って、121usesも書き込んでるんだ。。この本。
    ベストセラーをここに書くのは、はじめてかも。

  • 内容紹介

    勉強を始めても三日坊主で終わってしまう、集中できない、記憶が苦手だ、 などと悩む人も多い。 しかし、それらは脳の特性をうまく活かさず勉強しているからである。 本書では、脳科学の第一人者である著者が、脳の仕組みを活かした勉強法を開陳する。
    脳の「喜びの回路」が一度回れば、あとは雪ダルマ式に勉強の成果が上がるのである。 著者は小学生~大学まで決して秀才だったわけでなかったが、 脳を活かした勉強法を身につけ第一線の脳科学者になりえたのである。

    本書の内容例を挙げると、
    ◎脳は何かを達成するたびにどんどん強くなる
    ◎「タイムプレッシャー」が脳の持続力を鍛える
    ◎「瞬間集中法」で勉強を習慣化させる
    ◎集中力を養う「『鶴の恩返し』勉強法」
    ◎「モダリティ」を駆使して効率的に記憶する
    ◎あなたも「強化学習」の回路を暴走させて、能力を開花させることができる 等々。

    子どもに勉強を身につけさせたい親や資格試験を目指す社会人まで必読の一冊! 著者からのコメント 僕が子どもの頃、TVゲームはありませんでした。だから、友だち同士でルールをつくって遊びを工夫しました。 独自のルールをつくって遊ぶのです。
    このことが脳の仕組みではとても大切なことで、メタ認識といわれます。 現代は、自分でルールをつくり、新たなものを創造できなければ、会社でもスポイルされてしまい、 大人になった時に輝くことができない世の中といえます。
    僕の母親は、リリーフランキーさんの『東京タワー』に出てくるような人でした。子どもの頃、ご飯を食べていると、隣の家の人がいつのまにかわが家で食卓をともにしているのです。 そんな家庭環境で、僕の雑食性が育まれ、さらに本や音楽などあらゆるものに触れる機会を子どもの時に得たといえるでしょう。 大学や試験に受かるだけのための勉強では長続きしません。
    僕は、受験テクニックを参考にしたことは一度もありません。 理科という科目ではなく、自然そのものに対する興味が大切なのです。 その結果、合格するのです。 脳は本当のものに出合った時喜び、ドーパミンもあふれ出るのです。 この本を読んで意味を理解していただければ、誰もが東大に入れるぐらいの自信を持っている学習法です。 さあ、偶有性の海に飛び込んでみてください。 茂木 健一郎

    内容(「BOOK」データベースより)

    勉強は苦手だ、記憶力に自信がない、集中力が続かない、などと悩む人は脳の特性を無視した勉強をしているのでは?「勉強が面白くてたまらなかった」という著者が、自身の体験と脳科学の観点から独自の勉強法を大公開。“快感を生む「強化学習」を習慣にする”“集中力を養う「『鶏の恩返し』勉強法」”など、子どもから大人まで誰もが勉強好きになる具体策が満載。80万部のベストセラー待望の文庫化。 著者について 脳科学者、ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー

    著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

    茂木健一郎
    脳科学者。ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー、早稲田大学国際教養学部非常勤講師。1962年、東京生まれ。東京大学理学部、法学部卒業後、東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程修了。理学博士。理化学研究所、ケンブリッジ大学を経て現職。2005年『脳と仮想』(新潮社)で第4回小林秀雄賞、2009年『今、ここからすべての場所へ』(筑摩書房)で第12回桑原武夫学芸賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

  • 自分から勉強をする人と、誰かから「勉強しなさい。宿題やったの?」と言われてから勉強を始める人とでは、その成果は当然変わってくる。
    そして、誰もが人から言われる前に行動する事が良い事は知っているが、多くの人はそれがなかなかできない。

    この本は、脳科学書の茂木健一郎さんが脳科学者の切り口で、自身の体験を基に効果的な勉強法やそのメソットを紹介している。

    親として非常に反省するべき事がたくさん書かれている事もあるが、自分の学生時代を振り返り、そういう考え方、行動をするべきだったのかと振り返り反省した。特に「そもそも自分自身と真剣に対話しない人は大抵勉強もできません」と言う言葉には、当時も今も反省するところがあると感じた。

    脳科学的には、自分から進んで勉強する為には「強化学習」の重要であり、理想的にはこのような流れを作れると「強化学習」出来るそうだ。

    ある行動をする

    試行錯誤の末上手くいく
    ↓上達する
    褒められる。達成感を得るなど報酬を受け取る

    ドーパミンが放出され快感を得る

    ある行動と快感が結び付く

    再び同じ行動を取りたくなる

    試行錯誤の末上手くいくに戻る

    脳を活かす勉強法
    1.速さ→作業のスピードを極限まで速くする
    2.分量→とにかく圧倒的な作業量をこなす
    3.没入感→周囲の雑音が入らないほど夢中になる

    茂木流・勉強の極意
    1章
    喜びを基にドーパミンによる強化学習のサイクルを回す
    強制はNG。自発的な行動で成功体験を持つことが大事
    苦しみを突き抜けた時脳は一番喜びを感じる
    不確実の者に挑戦できた時脳は強くなる
    2章
    苦しい刺激で脳を鍛える
    強制や他人との比較はデメリットでしかない
    プレッシャーを楽しむために発想を変える
    入口は何でもOK。まずは最初の一回しを始める
    3章
    速さ、分量、没入感の相乗効果で集中力が高まる
    自分と勉強を一体化させる
    一瞬で集中することで、ネガティブな要素を入り込ませない
    細切れの時間を有効に使う
    4章
    モダリティを駆使する*作業量を高めるで記憶を定着させる
    記憶回路を使って長期記憶として蓄える
    脳は断片的なインプットでも大丈夫
    朝は脳にとってゴールデンタイム
    睡眠をきちんととって脳を整理する
    5章
    まずは沢山の量に触れる事が必要
    読書の櫃は集中するモードで決まる
    ネット上にはありとあらゆる知識情報がある
    時代の変化にいち早く気づき、自分なりに勉強している人は輝ける
    自分にとって本当に必要な情報を見極めることが大事
    6章
    勉強とは自分の脳の特性を見つける事
    自分の脳の調子を把握する
    絶好調の時の事を脳に覚えこませる
    自分の欠点弱点を極しし修正する
    失敗が知的ハングリー精神を培う
    失敗や逆境から学び、自分の力に変える
    7章
    天才とは天才になるような学習法を会得している
    強化回路を暴走させて才能を開花させる
    一人一個性、自分の個性を極める
    変人である事の自由に学ぶ
    喜びを基準に人との関係性を結ぶ
    他人との関係性や人生に大きな影響を与える
    8章
    他人の行動を通して自分自身を知る
    偶有性は脳にとって一番の喜び
    人間の感情は不確実性に対する適応戦略
    安全基地は人間が成長する上でなくてはならないもの
    十分な安全基地を確保した上で人生の不確実性を楽しむ

    気に入った言葉
    自分にとって「うれしいこと」を見つける事が人生の課題だともいえます。「嬉しい事」が「やるべき事」と一致したらもっと嬉しい。きっと人間は劇的に成長できます。
    人からの要請は極力避けなければいけない
    脳のメカニズムを考えれば自分と他人を比較する事はデメリットだらけ
    人間あまりにも忙しい時は、負荷や重圧の為についネガティブな発想をしがち
    勉強に入るまでの手続きをややこしくしている人が意外に多い
    中途半端な時間でもパッとやってしまう。脳がその気になった瞬間こ大きなチャンス
    肉体の限界よりも精神の限界の方が先に来るので、そのリミッターを外す事が重要
    そもそも自分自身と真剣に対話しない人は大抵勉強もできません
    現代国語が求めているものは、「オリジナルで奇抜なアイデアではなく、文章に則したあっさりと無機的に答えを返す事
    弱点を努力で克服しようとする時、人は極めて高いモチベーションを発揮する。そしてだんだん出来るようになるにつれて、大きな嬉しさを感じるようになりさらにドーパミンも多く出て脳の強化学習がより進んでいく。
    正しい勉強法は実はとてもシンプル。自分の欠点や弱点、ミスを直視できるか、そしてその原因を自分自身で論理的に突き詰め修正できるかと言う事。
    人間に限らず動物には「共感回路(ミラーニューロン)」が備わっている
    学習の本質とは「知のオープンエンド性の楽しさを知る事」

  • 著者は勉強が好きです。私も勉強は好きです。もっとも、はっきりそう言えるようになったのは大学を出てから。つまり、「やらされる勉強」から自分から「進んでする勉強」に変わったからでしょう。公開講座などを聞きにいくと、楽しくて、「さあ、今日は何を質問しようか」と、わくわくします。著者は子どものころ親から「勉強しなさい」と言われたことがないそうです。私も同じです。言われなくても自然に勉強に向かっていました。どうして自分がそんな風になったかは考えてもよくわかりません。特に両親が教育熱心だったわけでもありません。勉強のことを何か見てもらった覚えは全くありません。だいたい私の親の世代は高校(制度自体が違っていたでしょうが)すら行っていない人が多かった。英語なんて敵国の言葉で全く知らない。親に教えてもらうことなんて漢字くらいしかなかったと思う。最近の親はちょっと違う。大学を出ている人が多い。自分が分かるから、教えたがる。それがいいかどうかは分からない。ただ、できれば一緒に学ぶことを楽しんでほしいと思う。私も日々「学ぶことは楽しいことだ」ということを伝えたいと思っている。なかなか伝わらないのだけれど。私も実施して効果が出ていると思われる勉強法・・・「タイムプレッシャーをかける」を紹介しておきましょう。制限時間を決めて問題を解く。慣れてくれば少しずつ時間を短くする。とにかく脳に負荷を与えるのが良いそうです。試してみてください。

  • 本書における勉強法のポイントは「タイムプレッシャー」と「集中力」です。

    「タイムプレッシャー」つまり、自分の作業に制限をもうけるのです。
    「タイムプレッシャー」を意識して勉強するということは、とにかく、これ以上早くできないという限界を超えて、さらに早くやろうとするかなり負荷の高い行為です。これを何度も繰り返すことによって、人間の能力はどんどん上がっていきます。そのためには、「タイムプレッシャー」を楽しむ、という気持ちがとても大切なのです。

    「集中力」は3つの要素から生まれる。
    ①速さ…作業のスピードを極限まで速くすること
    ②分量…とにかく圧倒的な作業量をこなすこと
    ③没入感…周囲の雑音が入らないほど夢中になること

    僕は、これからの時代を乗りきるキーワードは「猛勉強」だと思っています。

  • 好きこそ物の上手なれ。だがある程度の負荷がないとおもしろくない。タイムプレッシャーお勧め。強制や他人との比較は逆効果。集中力とは1、速さ2、分量3、没入感。細切れ時間勉強法も効果的。睡眠大切。弱点を克服するとドーパミンが多く出る。失敗や逆境から学びがある。予測可能なことと意外性が混在してこそ脳は楽しく感じる。安全基地は人間が成長するうえでなくてはならない。子供や親が読むといいかも。資格試験に受かる為の勉強ハウツー本ではなく、勉強そのものの仕方の本。

  • ちょいちょい、自慢話が出てくると思ってしまうのは、自分がひねくれてるからなんだろうか。
    というか、高校生向けに書かれてるのかな?現代文とか東大とかそういう話が多かったので。

    内容は、実践的でわかりやすい。
    しかし、論理的というよりは、茂木さんの経験に基づいた成功体験の話が多かった。
    少し前に読んだ、林さんの本に比べると説得力は低いし、内容は薄い。

    いいと思ったこと
    ・暗記する時、原文を見ながら写すのではなく、一度原文から目を離してから写す。
    ・中途半端な時間でもぱっとやってしまう。
    ・強制的に始めてしまう。
    ・わからないことは脳の反応の鮮度が高いうちに調べる。

    面白いと思ったこと
    ・ミラーニューロンの働き
    ⇒他人の動作をみて、あたかも自分がその動作をしているような活動が生じる。

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著者プロフィール

脳科学者。東京大学理学部、法学部卒業後、東京大学大学院理学系研究科物理学専攻課程修了。理学博士。理化学研究所、ケンブリッジ大学を経て、ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー。『脳と仮想』(新潮社)で第4回小林秀雄賞、『今、ここからすべての場所へ』(筑摩書房)で第12回桑原武夫学芸賞を受賞。『クオリアと人工意識』(講談社現代新書)『脳を活かす勉強法』(PHP文庫)など、著書多数。1962年、東京生まれ。

「2021年 『10年後の世界を生き抜く教育』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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