外国人投資家の視点

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  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (254ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569696935

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  • ・IR関係の仕事をするにあたり読んだ本です。
    ・体系的にまとまっている形ではないが、2008年リーマンショック前からの外 国人 投資家の活動がよく分かる本。
    ・おそらく現在は本屋で買うことはできないと思うが、アマゾンなどで中古が流 通しているので比較的手に入れやすいです。

  • <目的>
    外国人投資家の視点を知る。
    彼らの眼に映る今後の日本経済は?買いか売りか?

    <メインブランチ>
    ●外国人投資家
    株式市場の6割以上のシェアを持つ外国人投資家の動向に注目が集まっている。彼らの動きで株価は大きく影響し、株で成功を収める術として彼らの動きに追随するのが有効だ。外国人投資家は国外に住んでいる投資家で、主に投信、年金基金、ヘッジファンドなどに分けられる。

    ●視点
    地域によって異なる。アメリカは大型株中心。欧州は中・小型まで研究。近年、日本の消費意欲の低迷、賃金減少といったマイナス要因から日本株から成長が見込まれているインド・中国株に注目を移しつつある。アジアの投資家の華僑はファンダメンタルに注目せず、目先の儲けを期待し割安な日本株に興味を示している。全体的には経済見通し、インフレ期待、業績見通し全てで見方が悪化し、弱気に転じている。
    その他の特徴・・・人口動態に強い関心、構造改革の継続に期待、消費不振に失望、不動産株は内需関連ではなく国際プレイ株、銀行株の投資比重は大幅低下、消費者金融株・証券株への逆張り投資、FCFに注目した電力株、欧州投資家の関心高い環境株、成長株としての評価された総合商社株

    ●課題
    日本株低迷の問題点は?内需が脆弱、?政治は混迷続き、?国内投資家が日本株を買わない、?M&Aが少なく、コーポレーションガバナンスも内向き
    日本株とアジア株をあわせて運用する外国人投資家が増えてきたため、両者が比較されやすい。よって日本の外需型企業は新興国に真似できない技術・製品を提供したり、内需型企業が規制改革や業界再編で生産性や収益性を改善すれば彼らに再評価される。
    その他、懸念材料としては直接投資規制があげられる。外国人による10%以上取得に届けが必要になる。

    <感想>
    外国人投資家の視点をこれまであまり意識できてなかったので、勉強になった。
    世界の株価が低下するとき、日本市場がどの市場よりも敏感に急落する事実を踏まえ今後の参考・対策にしたい。

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