同行二人松下幸之助と歩む旅

著者 :
  • PHP研究所
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感想 : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (381ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569697994

作品紹介・あらすじ

経営と人生の「哲学」を追求し続けた男の生涯。

感想・レビュー・書評

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  • 戦後の日本政治経済史を俯瞰的に勉強してきても個々の経済人について、勉強してこなかった。
    そんな中で、「松下幸之助」について一冊読んでみた。
    そしたら、時間を忘れ読破することができた。

    読んでみて
    ・松下幸之助の幼少のころの辛い原点を踏まえなければ、その後の経営者としての人生は語れないということ。
    ・本人の辛い原体験「闇」の部分には、十分に迫りきれていないものの(しかし、それで良い)そういった負の体験が、とことん前を向く力に変わることになり間違えなく、多くの日本人を鼓舞し、日本の産業発展に繋がったこと。
    ・戦前から戦後の電気産業の発展が「松下電気」というフィルターを通じて俯瞰できたこと。
    が感想である。

    引き続き、経済人の伝記を読破したい。

  •  松下幸之助氏に関する本としては「夢を育てる」を読んだぐらいで、恥ずかしながら、ほとんど読んいないに等しい状況です。本書は、たまたま図書館の書架で目についたので手にとってみたものです。もちろん以前から「松下幸之助」氏には大変興味がありましたし、タイトルや著者にも惹かれるところがありました。
     本書では、まさに「同行二人」、幸之助氏の生涯をともに辿っていきます。
     その中でもとりわけ私が興味深く読んだのは、「経営の神様」との別称に通じる若き日の幸之助の姿勢でした。「考え抜くこと」と「その先にある達観」、その境地に至る経緯が、著者の親しみやすい筆致で描かれています。

  • 松下幸之助さんの経歴を知りたければこの本を読めば、よくわかる。さすが、経営の神様だ。数々の言葉と生き様を遺されてる方です。
    ・「成功するまで続けたならば、失敗というものはない。成功あるのみである。失敗というのは、失敗したままでやめてしまうからである。」こうした信念が松下電器をささえてるのだなあーと思った。
    ・「青春とは心の若さである。信念と希望にあふれ、勇気にみちて日に新たな活動をつづけるかぎり、青春は永遠にその人のものである。」若さを保つ精神があればこその行動力、100億円の私財を投じて84歳にして財団法人松下政経塾の設立は凄い。

  • 北康利らしい作品

    読みやすいし何度か鳥肌の立つ記述が出てきます。

  • 素晴らしい。後半の意見は疑問

  • 松下幸之助という人間は、ある意味で可哀想な人だと思う。
    しかしそれを本人が望んでいるという点で、羨ましい人だと思う。

    経営の神様。
    高度経済成長の神様。

    そう拝められて、ある意味で本人もそれを受け入れていた気がする。
    松下正治氏の会長就任のタイミングですら、モンスターエンジンではないけど「暇を持て余した神々の遊び」って感じがするもんな。

    たぶん、松下幸之助自身は経営が傾くにしろ、それが所謂パナ加盟店の甘えって知ってたんじゃないかな。
    そして正治氏自身の「所詮、おれは松下幸之助には敵わない」という僻みを愛おしくも悲しく見ていた気がする。

    その僻みが後々の松下電器大政奉還時間に繋がるのだから、血は怖い……。


    もっともこの本は、そんなことが書かれている訳もなく。
    言わば、松下幸之助信者にとっての「聖書」の気がする。

    ただ、聖書なだけに、示唆に富んだ素晴らしい逸話が書かれていることは間違いありません。
    なるほどな、と頷く逸話が多数ありました。


    特に「質問」に関する下り。
    はっ、とさせられました。

    出来れば、神様は神様のままで、拝み続けたいものです。
    決して、神様を利用する人々が出ないように……と思う今日この頃です。

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著者プロフィール

昭和35年(1960)12月24日生まれ。
著書に『白洲次郎 占領を背負った男』(第14回山本七平賞受賞)(講談社) 、『陰徳を積む 銀行王・安田善次郎伝』(新潮社)、『松下幸之助 経営の神様とよばれた男』(PHP研究所)、『胆斗の人 太田垣士郎 黒四(クロヨン)で龍になった男』(文藝春秋)、『思い邪なし 京セラ創業者稲盛和夫』(毎日新聞出版)『乃公出でずんば 渋沢栄一伝』(KADOKAWA)などがある。

「2022年 『本多静六 若者よ、人生に投資せよ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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