企業不祥事はアリの穴から

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  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (192ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569701363

感想・レビュー・書評

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  • 危機管理に関する本

    具体的な事例に対しきちんとした情報収集を行って書かれている感じです。

    推測で書かれている部分はあまりなく、企業を批判するのではなく、事実に基づいて個々具体的にどういった対応が必要なのかきちんと書かれています。

    また、著者は警察官僚なので、企業内部から見てという立場ではなく、客観的だと感じました。

    とにかくソニーとか、東海テレビとか、長万部とかに当てはめてみると、対応としては大失敗だったってことがよくわかります。

    2011/08/20 読了

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著者プロフィール

1961年生まれ。1984年に東京大学経済学部卒業。警察庁へ。

内閣安全保障室参事官補、愛知県警察本部警備部長、四国管区警察局首席監察官などを経て、現在は警察大学校警察政策研究センター教授。これまでオウム真理教事件、ペルー大使公邸人質事件、東海大水害対策などの危機管理に従事。

企業不祥事の分析を通じて組織のリスク管理及び危機管理を研究。1994年にダートマス大学 Tuck School で MBA,2012年に千葉商科大学大学院政策研究科で博士(政策研究)取得。

著書に、『組織不祥事研究』(白桃書房)、『続・なぜ、企業は不祥事を繰り返すのか』『なぜ,企業は不祥事を繰り返すのか』(日刊工業新聞社),『組織行動の「まずい!!」学』(祥伝社),『組織の失敗学』(中央労働災害防止協会)など多数。

「2019年 『企業組織の発展段階を知ろう! ベンチャーの経営変革の障害』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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