- Amazon.co.jp ・本 (232ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569701646
感想・レビュー・書評
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戸隠のかご街道
かんぴょうになる夕顔
戸隠のかごやさん、手力屋
たまねぎは切ったら干すと味が濃くなるんだ!
奈良のふた部屋だけのホテル、秋篠の森
信州の鹿教湯温泉。夏に行きたい。
相手を少しだけ気遣うこと。少しだけってとこが大事。
炒り豆腐、ネギのマリネ。
吸収したもの!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
【最終レビュー】
図書館貸出。
この著書も、また、ユルリと気ままに、飾らずに
『「いかに暮らしそのもの」を「楽しむか」の[ノウハウ]』を自然に、フッと投げかけてるかのように。
「小さな一粒一粒の、様々な種」から、「好奇心を自分の中に植え付ける」
これが
『伊藤さんのライフスタイル』ということを肌で感じながら。
読破済の2冊以上に、自然と、先入観なく内容に溶け込んでいました。
もう一冊、彼女の著書を貸出してますが、先日貸出延長手続きをしてきたので、それは、また、後程。
ポツリポツリ、印象に残った箇所を抜粋しながら…
〈9月4日 失敗 〉
『家にいるけど「やることがいっぱい」(略)そんな日は[煮込み料理]と決めている。~時間が、おいしさを引き出してくれる、最高の料理』
〈11月4日 気がつかないこと〉
『「身近すぎて、気がつかなかった、いいところ」があったかもしれない。それは[人も同じ](略)[いったん「離れた目で見てみる」と「その良さに気がつくもの」]』
〈11月22日 森がまっている〉
『そこに行けば「必ず、変わらずに会える」という[人・お店]があるのは、[とてもうれしいこと]』
〈11月25日 花豆〉
『料理のおいしさって[ちょっとした、手間]なんだ』
〈1月1日 湖〉
『冬の諏訪湖。「ヨーロッパの、どこかの国の、運河」のよう』
〈1月22日 きつね〉
『「家中がきれい」って、[なんて、すがすがしいのだろう]』
〈3月6日 実験〉
『「手持ちの鍋で、ごはんを炊く」[水加減、火の通し方]などを[少しずつ、変えている]~毎日、実験をしているようで、これが、なかなか、けっこう楽しい~』
〈3月7日 へっちゃら〉
『家を開ける前に「てきぱきとやらなければならないことを、すませよう」という気になる。[時間の区切り方]が[上手くなった]し、【いい気分転換にもなる】』
〈4月3日 いつものあそこ〉
『「いつものお店」に行けば【こんにちは】という【言葉】と、【ちょっとした世間話】ーこういう「買い物」って、すごくよいことだと思うー【「作ってる人の、顔」が見えるって、[とても、大事なこと]だ】』
〈4月6日 休日のドライブ〉
『安曇野に行く(略)「絵本館。ギャラリー」[森に守られているようで「とても、落ち着く空間」]』
〈4月11日 木の仕事、織りの仕事〉
『家の中の「いたるところ」に「日常使いしている、作品」どれもが、[すっきりと、こなれた、美しい姿]これは【簡単なようで、とても、難しいこと】』
〈4月18日 お醤油屋さん〉
『「時間の約束」は「わりと、いい加減」。[大体、何時頃]といった具合。[ペースものんびりしている]と思う。(略)突然、訪れても、親切に接してくれる(略)[なせる技]』
〈4月28日 かごの職人さん〉
『余分なデザインが「一切ない」[スタンダード]なデザインのかご(略)こんな職人さんが少なくなってしまうのは、とても寂しい。【使い捨てでない、物の大切さ】を【もっと、理解しなくては】と思う』
〈6月7日 木漏れ日〉
『安曇野のガラス工房へ。「素朴なベンチ」を見つける。【[木漏れ日]という[言葉]を、久しぶりに思い出す】』
〈6月20日 鍋敷き〉
『知人宅の主(女性)は、「着こなし・会話」が[いつも、すっきり、洒落ていて]~こうなれたらいいなと思わせる【大人の女性の1人】』
〈6月22日 お昼ごはん〉
『「1皿」の中で[いろんな、素材]が[混ざり合って]、すごく、おいしい』 -
こんな暮しがしたい
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2013/05/26 エッセイというより、日記というより、隙間を味わう本。
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日記形式のエッセイ。
松本と東京に住みながら、地のものを生かす生活をしていらっしゃる。
ほうきやさんが行商にくるなんて、素敵!
戸隠のカゴ屋さんにもいってみたい。
こんなふうに毎日を大切に暮らしたい。 -
四季を楽しみ、食し、何気ない毎日に少しずつ色を足して生活している所が羨ましくもあり、少し頑張れば自分にもできそう、と思わせてくれる本でした。
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こんな暮らしがしたいです。
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一日一日を丁寧に過ごしている伊藤まさこさんの生活が垣間見れた感じ。
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二時間ほどで読了。食にまつわることが多め。
部屋に飾ってある風景のポストカードのように、素朴に「ああ、こんな風に生活できたらなあ」と思ったりするための読み物。