日本はどれほどいい国か

  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (211ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569701813

作品紹介・あらすじ

そろそろ「お人好し」は卒業しよう。日本を侮る国は必ず痛い目を見る-。マスコミ、学者、政治家が説く「常識」を覆す痛快対談。

感想・レビュー・書評

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  • 対談。とても分かりやすい。

    学校で教えることには偏向がある。
    新聞・雑誌の報道にも偏向がある。
    権威ある専門家の解説もそろって間違っていることがある。
    新説だからといって軽視してはいけない。
    初耳だからといって、その説が間違っていると決め込んではいけない。
    正しいかどうかは自分で確かめるべきものである。

    先人の力があってこそ、今の自分たちが成り立っているのだ。そのことに、もっと思い至らなければならない。

  • 2011/4/22:読了
    高山 正之氏との対談。
    高山 正之 wiki
    < http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%AB%98%E5%B1%B1%E6%AD%A3%E4%B9%8B >
    産経新聞出身のジャーナリスト。

  • この本を読んでやはり今のニュース、報道、新聞が事実を正確にかたらず、かたよったバイアスをかけてメディアを牛耳っていることをあらためて認識した。

    話はそれるがtwitterやustで市民目線で情報発信してそれが世の中を変えていければすごいことだと思う。

    こんな世の中だからこそ古の日本人の魂を学んでいこうと思った。

  • かなり右がかった本だけど、よい刺激になった部分もあったわ。

    「学ぶ」は「真似ぶ」だが、ただ真似て追いつくことだけを考えるのと、学んで自分のものにするのとでは大変な違いがある。

    「学ぶ」姿勢
    相手を尊敬したほうが何事も覚えが速いし、察知する能力も高まる。

    職人の世界では、「道を極める」という。『求道』という感覚は、日本人に特有かもしれない。
    ・:・・・嘘の写真で中国への贖罪感を植えつけられる。

    職人の意地・・・・辻谷政久さんの意地(砲丸の職人)

    高山正之さん


    ポインセチアはメキシコ原産 1820年代、アメリカの公使として赴任したジョエル・ポインセットがタスコの街で見つけて持ち帰り、彼にちなんだ名がついたのですが、メキシコ系の人は今でもその名を口にせず、昔ながらの「ノーチェ・ブエナの花」という。イブの花という意味です。

    *切歯扼腕(せっしやくわん)
    怒り・くやしさ・無念さなどの気持ちから、歯ぎしりをし腕を強く握り締めること。「出し抜かれたと知り―する」

    かなりのへぇ~ポイント!!
    日本でもクリスチャンになったのは薩長出身者には少なくて、旗本出身に多かった。薩長は、自分たちはもう欧米に学んで追いついたと思っている。旗本はその薩長に追いつき追い越せだから、ならば直接イギリスに学ぶほうが手っ取り早いと考えた。その名残が東京・神田の書店街です。多くの旗本が本屋になった。辞書をつくった。これらは、みんな、産地直結運動だと思います(笑)

    A・ポンソンビーは『戦時の嘘』の中で、手軽で効果的なプロパガンダは写真の利用だと。

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著者プロフィール

1930年、兵庫県生まれ。三谷産業株式会社監査役。日本ラッド株式会社監査役。東京大学経済学部卒。日本長期信用銀行取締役、(社)ソフト化経済センター理事長を経て東京財団会長を務める。ソフト化・サービス化の時代をいち早く予見し、日本経済の名ナビゲーターとして活躍。未来予測の正確なことには定評がある。『いよいよ、日本の時代がやってきた!』 『日本人への遺言』(渡部昇一氏共著)『日本人への遺言partⅡ 「和の国のかたち」』(渡部昇一氏共著)『反核愚問』他多数有り。

「2018年 『「発想」の極意 人生80年の総括』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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