- Amazon.co.jp ・本 (243ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569702827
作品紹介・あらすじ
脳と心を最適な状態にするために、今すぐ始められる食習慣とは何か。例えば青魚を食べること、コーヒーや白砂糖を控え目にすることだ。サンマ、サバなどからDHAを摂取すれば、頭の回転が速くなり、さらにうつの改善やアルツハイマー病の予防にも有効。妊娠期、授乳期の女性には特に重要である。一方コーヒー依存になると、脳や副腎が疲弊してしまう。白砂糖をとりすぎると血糖値を乱して精神を不安定にする。本書は脳と心にいい食事、悪い食事について、治験による裏付けを明記しつつ平易に解説する。
感想・レビュー・書評
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これ系の本は何冊が読んでて知ってることは多かったけど、知識の上塗りと言う意味で勉強になった。
・血糖値を安定させることが出来ないと、血糖代謝異常が起こり
朝起きられない、強い疲労感、気分の落ち込み、気分のコントロール制御不能、集中力の欠如、物忘れ、イライラ、めまい、ふらつき、悪夢など様々な弊害が起こる詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
食べ物を変えれば、脳が変わる
生田 哲
脳と心を最適な状態にすることに求められていることは
① 砂糖の摂取をやめること
② コーヒーの摂取をやめる事
砂糖の摂取
① 血糖値を安定に保つことが難しくなる。つまり、朝起きられない、強い疲労感、気分の落ち込み、気分のコントロールが効かない、突然切れる、めまい、ふらつき、不安などが起こる。
② IQも普段あまり摂取してない人より25下がる。
コーヒーの摂取
① 飲んだ後の気分はよくなるが、飲まなかった人以上には気分はよくならない。カフェインの離脱症状が軽減されるだけ。
② 全く飲まない人に比べ、コーヒーを2杯以上飲んだ人は、学業成績が落ちた。
③ カフェインは、コーラーなどの精飲料水、ココア、チョコレートなどにも含まれている。
対策
① 新鮮な果物を摂取する。
② 青魚(DHA)の摂取
③ 大豆・枝豆などフォスファチジルセリンの摂取 -
オメガ3、オメガ3、オメガ3…(ぶつぶつ)
トリプトファン、トリプトファン、トリプトファン…(ぶつぶつ) -
勉強になった。
結局のところどうするか、という記述はないので、知識として。
自分で日々の食生活を調整していくための辞書。 -
中年になれば自分の脳の働きが気になるもの。私には、自分の脳の劣化に対する自覚はないが、自覚する機能自体が衰えたから自覚できないのかもしれない、と考えるとやはり気になる。 本書は、こういう悩み、不安を持ち、しかも健康オタクもしくはサプリメント好きというかたにぴったり。 通常であれば、この様な本は必要栄養素や不要栄養素を上げるだけだが、本書では必要栄養素が脳に届くかどうか、届かない場合は届ける方法までを解説している。これは非常に重要なポイントであり、著書の見識の高さをうかがわせる。
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栄養素に関して、非常に詳しく書かれた本であるが、
内容が専門的すぎて、まるで教科書を読んでいるようだった。