成功と失敗を分ける心理学[愛蔵版]

  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (240ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569703060

作品紹介・あらすじ

私たちは自分について何も知らない幼少の時代から、自分の人生の台本を書いて、それにしがみついて生きている。しかしながら、そんな人生の台本などは捨ててしまおう。変わることを拒否する人間の末路は、いずれ他人の不幸を喜び、他人の幸福をねたみ、自分自身に誇りをもつことなく生き続けることだ。また不平不満さえいう気力もなく無気力感だけで生き続けるのかもしれない。ひとつの不運をおおげさに嘆いていると、つぎの種類の不運を誘い出してしまう。スランプから抜け出そうと焦れば焦るほど、さらなるスランプが襲ってくる。だから不運な時ほど自分を見つめ、例えばそれが健康だというのなら、自分の中に存在する健康という幸運にしっかり目を見据える。成功と失敗を分ける「鍵」とは、焦って攻めるタイミングと待つタイミングを見誤らないことではないだろうか。

感想・レビュー・書評

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  • 人の成長過程から生まれる心の問題など、多様な人間心理を説明してくれています。
    自信が持てない原因についても、弱者側と強者側を通して描かれており納得のいくものでした。
    私の気にいった一文を書かせて頂きます。

    この人たちは、まず対人関係を変えることから出発するのがよい。些細な失敗であなたを嘲笑し続けるような人とは別れることである。そのような人とつき合うくらいなら、犬と話し合っているほうがよほど健康になっていく。
    孤独はよくないが、あなたを嘲笑する人とつき合うよりははるかにいい。彼らの歪んだ理屈や感情に支配さることは、いよいよ心が病んでいくだけである。

    仕事仲間でこのようなタイプなどは縁を切るのは難しいですが、心の中だけでもどうでもいいと割り切れば、自信を無くすことはないと思います。
    大変ですが。

  • ↓貸出状況確認はこちら↓
    https://opac2.lib.nara-wu.ac.jp/webopac/BB00174666

  • なぜ不安に描きたてられるのか?
    どのように克服できるのか?

    他人の目より、自分に自然に生きることが大切
    そのためには、幼稚な欲求も認めてあげる

  •  まだ最後まで読んでないけど・・・。
    この本のタイトルを見て、今までのわたしわ、失敗・失敗の繰り返し・・・。
    成功するにわ・・・。
    それを見分ける心理学の本らしいので、勉強してみようと・・・、



    感想わのちほど、。。。

  • 人の“弱い部分”の原因や心理を説明した一冊。

    なんか暗〜くなる本です。。

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著者プロフィール

1938年、東京生まれ。東京大学教養学部教養学科を経て、同大学院社会学研究科を修了。元ハーヴァード大学ライシャワー研究所客員研究員。現在、早稲田大学名誉教授。
主な著書に、『自分の心に気づく言葉』『心を安定させる言葉』(以上、PHPエディターズ・グループ)、『心の休ませ方』『自分のうけいれ方』『不安のしずめ方』『自分に気づく心理学』『やさしい人』『絶望から抜け出す心理学』(以上、PHP研究所)、『なぜ、あの人は自分のことしか考えられないのか』(三笠書房)、『心と体をすり減らさないためのストレス・マネジメント』(大和書房)などがある。

「2023年 『ブレない心のつくり方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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