脳を活かす生活術

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  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (239ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569707907

感想・レビュー・書評

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  • 会話の三種の神器 「導入」「あいづち」「質問」

    「これは違う」
    「ここにあった」

  • わかりやすく解説してくれて生きる喜びや、暮らしから心豊かにするコツ。ネガティブになりがつな思考を転換すると希望の未来。親が子に与えられることも納得いく。

  • 私にはちょっと難しくて、言わんとしていることを読み取れない部分はあったけれど、
    基本的にはかなり噛み砕いて読みやすく書いてある本。
    私がもう少し成長してからもう一度読みたいなぁ。

    脳は使い方で無限に成長できること
    それはその脳を持っている“自分“がいくらでも育てられること
    大好きなことはもちろん、苦手なことも捉え方次第で自分を生かす糧に変わること
    など、よく言われているようなことも脳からの視点で見ると
    また新しい発見ができおもしろかった♪

  • 「?」を自分に課す。
    もっといいやり方はにいかetc...
    アイデアを自分に求め続ける。

    正しいか正しいかでなく。
    好きか嫌いか。やりたいかやりたくないか。
    直感に選ばせればいい。

    違和感を覚えたり、失望を感じるような経験が脳には有効。

    普段使わない側、部位を使う。

    いろんなコミュニティーを持っていて
    バラバラなコミュニティーほど協力的。

    本気で聞きたいことを質問する。

    自分が何者か決め付けるな。世間のレッテルに流されるな。
    何者でもない自分を磨き続けること。

    明日死ぬかのように生きよ。永遠に生きるかのように学べ。

    人の安全基地のような存在になること。


    再読20140103
    新しいことへのチャレンジがアンチエイジング。
    何を食べるかよりも、どう食べるか
    夢を日記に書き留める

  • 【読書メモ】

    ●茂木流・脳の道具箱
    ・笑いで逆境をプラスに変える
    ・形から入った笑いでも感情に影響を及ぼす
    ・自分にしか流せない涙を流す
    ・日記をつけて脳の楽観回路を磨く
    ・ハテナマークで楽しみながら無意識を耕す

    ●迷っている時ほど、すぐにやる。目的はあとで見つければいい。行動しないとセレンディピティは発揮できないのです。

    ●自発的に「待つ」。「さあ、待とう」という意識によって脳の回路が変わり、何かをキャッチしようとする。

    ●茂木流・脳の道具箱
    ・記憶と対話して、自分を成長させる
    ・感情を乗せて、記憶する
    ・自分の好きな音楽を聴く
    ・夢日記をつけて自分自身に耳を澄ませる
    ・脳は筋肉と同じで、努力した分だけ太くなる

    ●自分の脳をバランスよく使ってあげることは、脳を疲れさせない秘訣です。…遠くのものをつかむ時には必ず左手で取るようにするとか、パソコンのキーボードを叩く時には左指を意識するとか、そんなささやかな習慣です。

    ●茂木流・脳の道具箱
    ・脳を左右バランスよく使う
    ・聞き手でない手を、指を伸ばして開いたり閉じたりする
    ・「自分が自分である」ことと「他人の心を読み取る」能力は関係している
    ・楽しそうな顔をすれば、楽しく感じられる
    ・人は自分自身の顔を一番知らない

    ●茂木流・脳の道具箱
    ・組織にはさまざまな人がいたほうが、利他行動が促進される
    ・「ミラー・ニューロン」をよりよく生かすために、楽しそうな振る舞いをしている人の近くにいる
    ・状況を動かす質問をする
    ・自分の言葉には、脳を喜ばす力がある
    ・脳の「変奏曲モード」を身につける

    ●茂木流・脳の道具箱
    ・毎日一回は、バブルを起こす
    ・何が起こるかわからないこと(不確実性)を楽しめる人の脳は健康
    ・個人のグーグル時価総額(実名での価値)を上げる
    ・自分で自分の道を決めることで脳は鍛えられる

    ●茂木流・脳の道具箱
    ・安全基地が学びのエネルギーになる
    ・親が学べば子どもも学ぶ
    ・コミュニケーションの垣根をつくらない
    ・愛をもらうだけでなく、与える

    ●茂木流・脳の道具箱
    ・希望の技術を身につける
    ・他人である自分を想像してみる
    ・弱みこそが、未来を創るイメージとなる
    ・脳は自発的な変化を求めている

  • 世評やレッテルに頼らず、自分だけの価値観に従う。それは非情に孤独な作業。しかしそれが、生きる情熱の源になる。自分の内なる声に従い、自らの行動を生きる情熱に変えていく。「これは違う」「ここにあった」この2つの原理に寄り添うだけで、求めているものに出合える。つまり自分が惹かれるかどうか、それが基準になる。そうやって脳に雑草を育てていくのです。そして大切なことは、歩きながら考える。「明日死ぬかのように生きよ。永遠に生きるかのように学べ」ガンジーの言葉。希望を司る「夢のふくらし粉」は無知。「無知の知」こそが、希望の技術。なんて希望に満ちた言葉だろう。

  • ・自分を笑える人は客観力を備えている
     -自分が置かれている状況を外から冷静に観察出来ないと笑いを生めない
     -笑えるネタが分かるのは周囲の状況を俯瞰しているから
    ・将棋の羽生さん、第66期名人戦第三局で手が震えているほど緊張。
    ・成功する人の条件は周りの人がこの人は成功すると思い込むこと。


    ジュンク堂で立ち読みして読み終えました。毎日の生活における「笑い」に注目されており、笑わせる人の能力の高さ、冷静さの根拠が書いてありました。
    毎日の生活の中でユーモアはとても必要だ。この一言でこの本から得ることは表せてると思います。

  • 脳の良いことは心や身体にもいい。生活の中で脳を楽しませ方法を教えてくれます。

  • 日頃の生活術の具体的指針が謳われている。
    斎藤一人氏そして小林正観氏と共通する部分が多分にある。

    今後も茂木氏の著作は読むがあの数学物理学者ベンローズの
    翻訳書があるとは知らなかった。
    竹内薫氏と共訳ではあるが是非この邂逅の喜びを読む事で味わいたい。

  • これを読んで、背筋が伸びた。
    ありのままでいいのだということ、現状に甘んじていてはいけないのだということ、
    矛盾しているようだけど、このふたつが書かれているように感じた。

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著者プロフィール

脳科学者。ソニーコンピュータサイエンス研究所シニアリサーチャー。慶応義塾大学大学院システムデザイン・マネジメント研究科特別招聘教授。「クオリア」をキーワードに、脳と心の関係を探究しつづけている。1962年、東京生まれ。東京大学理学部、法学部卒業後、東京大学大学院理学系研究科物理学専攻博士課程修了。理学博士。
著書『脳と仮想』(新潮社、第4回小林秀雄賞受賞)『今、ここからすべての場所へ』(筑摩書房、第12回桑原武夫学芸賞受賞)『脳とクオリア』(日経サイエンス社)『脳内現象』(NHK出版)『感動する脳』(PHP研究所)『ひらめき脳』(新潮社)ほか多数。

「2013年 『おぎ・もぎ対談 「個」育て論』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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