錆びない生き方

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  • PHP研究所
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  • Amazon.co.jp ・本 (238ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569708539

感想・レビュー・書評

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  • 一日一食で、50代なのに30代に見えるという南雲医師。
    著作がたくさんあるので、基本的な内容かなと思えたこの本をまず読んでみました。
    乳がん専門のクリニックを開いているんですね~。
    がん以外の本はこれが初めてだったようです。

    がん、心臓病、脳卒中は3大死因。
    これらは生活習慣病なので、生活を変えれば、ならないですむはず。
    なのに、わかっちゃいるけど、やめられない??

    喫煙や公害などのために血管の中に入る有害物質や、インスタント食品、不必要な医薬品などが、血管の細胞を傷つけてしまう。
    生活を変えれば、本来の創傷治癒機能が働いて、細胞は修復され、錆びは流される。

    ガンとは、無理を重ねたときに、細胞の修復を頑張りすぎたもの。
    過剰防衛反応なので、お礼を言ってもいいぐらいだと。そうなる前に生活を変えればよかったんだけどね。

    生物は本来、生殖年齢が終われば寿命。
    人間は子育ての期間が長く、未熟な子供を何年も育てなければならないので、もっと生きるようになった。

    このように~命の成り立ちから解きほぐして行く内容。
    生きとし生けるものを考える姿勢に、好感が持てます。
    地球を汚染したままにしておかないことが大事、と。

    身体に良いという情報を鵜呑みにし過ぎないようにという警告も。
    なぜ栄養があるのか?というと~
    卵や豆、野菜の芽などは、栄養もあるがたくさん食べると害になるものも含んでいる。食べ尽くされてしまったら子孫を残せないから、生き残り策としてそうなっているのだという。

    生物は全体に栄養が散らばっているので、皮や根なども、原則としてまるごと食べたほうが良い。
    小魚を頭から食べるのが良く、一人では捕まえられないような大きな魚などは、有害物質がたくさん溜まっているので、しょっちゅう食べるものではない。
    自分に近い生き物を食べるのは危険で、狂牛病などもそういうところから発生している。

    毎日30分程度、適度な運動をする。
    野菜と果物を一日こぶし5つ分(300グラム程度)とる。
    飲酒は適度に抑える。
    喫煙しない。
    が基本。これは統計に基づくもの。

    食事をしない時間があると、延命遺伝子が活性化するという研究があるんだそうです。
    断食を繰り返すことで、寿命が延びるのだ。
    だから1日1食が良いそう。
    3食の場合、一汁一菜で過食しないという方法も。
    子供と病人は3食とったほうがいいと。

    塩、砂糖は人間だけが取る嗜好品で、必要はない。
    脂肪、とくに常温でとけない動物性脂肪は血管に溜まりやすい。
    肉食をやめてから体臭もなくなり、快適になったそう。

    えーっと‥
    たまたま、家に小魚も玄米も切れているときに読んだので、家にあるものが全部、身体に悪いような気がしてきて‥
    食べる気がなくなりかけました。
    私はほとんど病人に入るだろうな、という問題もあるんですが。
    3食、食べるにしても、内容が‥
    甘いものを食べないのは無理~それで長生きしたいと思わない!けど~すぐガンになるのも困る。
    肉は我慢しようと思えば出来るけど、どうなんでしょ?
    まあ自分でストレス作っても困りますので。
    無理しないで、ぼちぼち、ですかね~。

    90日ですべての細胞は入れ替わる!
    ということなので~
    90日ちょっと頑張ればそれなりに、体調よくなるかも?とは、ちょっと期待しています☆

    [追記]最近テレビで見たら、「早寝で一日一食なら、何を食べてもいい!」ということになっていましたよ。

  • 『動物は獲物を捕らえて食べる時に塩はかけない」と。ごもっとも。
    運動はいいかと思いきや悪い。良かった。運動好きじゃないから。 みんな口を揃えたように歩くことの大切さは言っている。
    一食は無理かな…。

  • 体を錆びさせないようにする生活習慣を提唱する本。
    一日一食もしくは一汁一菜。
    ふくらはぎを鍛える。
    野菜、魚は丸ごと食べる。
    腹六分目。
    成長ホルモンのゴールデンタイムは夜10時から午前2時。
    大型の草食動物と触れ合う。
    など健康に良さそうだろうなと思うことが紹介されています。

  • 最近早起きを頑張っている自分。生活習慣をもっと良いものに変えたい!!!

    コーヒーや甘いものをやめることは難しいけれど、せめて意識を持っていればね。
    「老化」ではなく「成熟」すばらしい。

  • 南雲さん存じ上げませんでしたが、「50歳を超えても30代に見える生き方」を読んで一気にファンになり、手に入る本3冊を読んでみました。この本はそのうちの1冊。最近読んだ健康本の中ではおすすめの1冊です。

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著者プロフィール

ナグモクリニック総院長。乳癌手術、乳房再建術を行うかたわら、「一日一食」などの独自の若返りダイエット健康法を展開。テレビ東京『主治医が見つかる診療所』にレギュラー出演。

「2020年 『たいせつなちきゅうの  たいせつなともだち』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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