コミック貧困大国アメリカ

著者 :
制作 : 松枝 尚嗣 
  • PHP研究所
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本棚登録 : 79
レビュー : 14
  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569708973

感想・レビュー・書評

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  • 堤未果の本のコミック化したもの。あまりにも重い、衝撃的内容なので活字よりもこう云ったマンガの方が、精神衛生上、良いのだろうと思い、図書館から借りて読んだ。

    すぐに読めるし良く分る。星四つ。

  • 分かりやすいけど、新書のほうがよかった。

  • 教育、医療などの場面でつきつけられる格差。衝撃的。日本も近い状況が存在してるという危機感も。

  • 読みやすいけどもうちょっと漫画ならではの表現があってもよかったと思う。

  • 岩波新書の「ルポ・貧困大国アメリカⅡ」のコミック化したものとのこと。

    サブプライムローン、貧困と肥満、医療と破産、医師達の転落、出口のない若者、戦争とワーキングプア

    サブプライムローンって、そういう事だったんだ(今更(^_^;))とか、
    貧困層にこそ肥満児が多いとか、保険制度を国でなく民間の保険会社がやることによっておこる医療問題とか、イラク戦争でのアメリカ兵51%が貧困から抜け出すための民間人だとか、・・・
    ショッキングな内容でしたが、
    日本だって もしかしたら片足つっこんでいるかもという問題もあり。
    日本はまだマシとか 言ってられないかも。

  • 岩波新書の、元ネタを、さっくり1時間でつかんでおくために有益です。これを読んで終わりではなく、岩波の、新書版に手を出すべきでしょうね。

  • ・先進国の貧民は安価なジャンクフードばかり食べるため肥満になる。

  • 新書が重たいなら、こちらから入って是非目を通してもらいたい1冊。
    9.11の10周年イベント等の意味が見えてくる、今が旬な本。

  • この本は「ルポ 貧困大国アメリカⅠ・Ⅱ」をコミック化したものです。原作を活かしつつ、コミック版によるアレンジも加えられていて、漫画になったことにより、よりリアリティが伝わります。

    この本を手にとって読んだのは原作である
    「ルポ 貧困大国アメリカⅠ・Ⅱ」
    を読み終えた直後のことで、行きつけの本屋にたまたまあったので、手にとって読んでいました。
    コミカライズされたことにより、アメリカの抱える病巣がすごくわかりやすかったです。その中でも特に印象に残った話は、アメリカの医療制度、特に産婦人科医や看護士たちの過重労働で、人が人件費削減で減らされるのに半比例して一人一人の仕事の量は上がっていく。

    その果てに患者の前であまりの疲労のために患者の前で笑うことができなくなって子供たちに怖がられ、自分は何のために看護師になったのかと自問自答する描写や、アメリカの産科では「日帰り出産」といって、出産後にできるだけ治療費を払いたくない、もしくは払うことのとのできない人間のために出産をしたその日のうちに退院をすることがよくあるそうで、もちろん、それはメチャクチャ母体や子供のためにはよくないんですが、それをせざるを得ない患者と見守ることしかできない医者。その苦悩の様子が絵になるとかなりキツいものがありました。

    そして、貧困から逃れるためにイラクで物資の運搬を会社から請け負って現地で被爆した女性(原作では男性)の話は悲痛で一度読んでいるページを閉じたほどでした。岩波新書に入る前にまず漫画から入ったほうがいいのかもしれませんが絵である分結構内容のへヴィさがダイレクトに伝わってきて、重い読後感を残します。

  • 経済大国アメリカ。常に「経済大国」と印象が頭にあった。しかし、この本を読んでその印象は大分変わった。マンガで大枠のみではあるが、その概要を捉えるには十分だった。「経済格差」と言えば、中国などを思い浮かべるし、途上国を思い浮かべることが多いが、アメリカも貧困という負の連鎖からはなかなか抜け出せないようになっていることを理解した。印象に残ったのは特に2点。肥満と医療の問題だ。貧困→肥満の流れは意外であったし、アメリカの医療がこんなにも悲惨なものだとはしらなかった。自由な資本主義が外の国だけでなく、アメリカ国内の貧困層にも悪い影響を与えているのである。

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