会計天国 (PHP文庫)

著者 : 青木寿幸 竹内謙礼

• PHP研究所 (2013年9月17日発売)

感想・レビュー・書評

[文月さんの感想 · 2018年5月15日]

読了日　2018/05/15

経営コンサルタントが一時間で崖っぷち経営者を叩きのめす話。

1.なぜ、「儲かっている」と言われる会社が、倒産するのか？
-最初に、貸借対照表の読み方を理解しよう

2.価格競争に陥ったら、会社がやるべきことがひとつある
-損益計算書を使って、会社の体質を分析する

3.粉飾決済という泥沼から抜け出して、再生する
-キャッシュ・フロー計算書は、ウソをつけない

4.部長課長が同期との競争に勝って出世する方法
-部署の損益計算書で、社員のモチベーションをあげる

5.会社の戦略が変われば、組織も当然、変わる
-決算書は、会社が立てた戦略にあわせて作成すべし

[かりんさんの感想 · 2018年5月5日]

会計の真理を楽しく学べる本。

[ayamihamorimoriさんの感想 · 2018年5月5日]

交通事故から始まる面白いストーリー展開から始まる経営指南書。
5つの経営者や管理職を題材に、決算書の読み解き方と具体的な再建プランを考える内容。
決算書は大きく貸借対照表、損益計算書、キャッシュフロー計算書の3つから成り、それぞれの分析のやり方や考え方がとてもためになりました。
ビジネスで行き詰まっている方にはオススメの一冊です。

[ちゃなつさんの感想 · 2017年6月16日]

小説なので、すごく読みやすく内容も理解できた。会社の決算書をじっくり見てみようと思った。

[かめさんの感想 · 2017年3月13日]

財務諸表を使って経営を立て直すには何をどうみればいいのかがわかる本。
読めばなんとなく分かった気になるので後は実数字で追いかけられれば身につきそう。

[gran amigoさんの感想 · 2017年2月5日]

会計の話だけど、投資の考えとしてもとても興味深い。

[kuri-amx004さんの感想 · 2016年11月8日]

物語調に会計を解説した本

あまり面白くない

[tsune105さんの感想 · 2016年3月21日]

事故で死んだ会計コンサルタントが、生き返りを掛けて、様々な倒産しかけな会社をアドバイスするビジネス小説。

会計のビジネス本を何冊か読んで分かっていたつもりだったが、B/Sやキャッシュフローに関する財務諸表は、ボケやツッコミがあるストーリーで、分かりやすいかった。

新しい事業や投資には、撤退ルールを設けて、資金繰りの破綻を回避する。
そして、キャッシュを生み出す既存の事業を大切にしなさいというのが、著者のコンサルポリシーなのだろう。

資金繰りという中小企業の宿命を厳しく指導する。素敵なミステリーの中に。

[erinyanさんの感想 · 2016年1月10日]

簿記を勉強していたところ知人に紹介され、理解の助けになりました。

正直、この本だけで一通りが理解できるほど甘くはないと思いますが、
ライトで読みやすく企業ごとの具体的なシチュエーションがイメージできるので、簿記３～２級程度の勉強をしている人には副教材としていいと思います。
あとは知識が曖昧な社会人にとっても。


（正直に言うと、主人公があの世で天使に出会い現世復活のチャンスを与えられるという設定や天使のサラリーマンっぽさは、2010年頃に映画化された森絵都さんの小説『カラフル』と随分似ていると思いましたが・・。この本は小説じゃないので別にいいです。）

[haniwa2929さんの感想 · 2016年1月3日]

会計の基本が小説形式でわかりやすい。
黒字倒産の原因等、会社経営の基本である会計とキャッシュフローの
基礎の基礎が学べる

著者プロフィール

株式会社　日本中央研修会／日本中央税理士法人
代表取締役　公認会計士・税理士
上智大学経済学部在学中に、公認会計士二次試験に合格。卒業後、アーサー・アンダーセン会計事務所に入社。銀行や大手製造業に対して最新の管理会計を導入する。その後、モルガン・スタンレー証券会社、本郷会計事務所において相続税の節税対策の提案、個人の資産運用の助言、不動産ファンドの組成などを行う。
2002年に独立。株式会社 日本中央研修会と日本中央税理士法人を設立して代表となる。
現在は、セミナーの開催を主な活動としている。
特に下記の生命保険の営業マンの方、税理士の方向けのセミナーは会員制で毎月開催している。

「2019年 『その領収書は経費になる！個人事業主が節税で得する100の方法』 で使われていた紹介文から引用しています。」