日本がもっと好きになる神道と仏教の話 (PHP文庫)

  • PHP研究所
3.89
  • (4)
  • (8)
  • (6)
  • (0)
  • (0)
本棚登録 : 108
感想 : 10
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (276ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569760919

作品紹介・あらすじ

神道に精通した旧皇族。仏教の極意を知る大阿闍梨。神道と仏教とで立場の異なる二人が、「日本の伝統精神」について語らった白熱の対論。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 子どもの、人権というのも、とんでもない話
    これはマルクス主義
    そもそも子どもの言う事は九割間違っている。

  • 大峯千日回峰行を満行された塩沼亮潤大阿闍梨と旧皇族の竹田恒泰氏の対談本。
    排他性のない神道と仏教が日本で結びついて、日本人に和の精神がもたらされたことが分かります。
    三つの自己に対する戒め、それは「向上心」「敬意」「怒らない」(P242)。

  • 神道と仏教が共存した日本の歩み方、日本の素晴らしさを対談で語り合う。

    といっても、明治以降ダメになった日本人の心を東日本大震災をきっかけに取り戻そうとしているということに、終始する。

    震災で戻るんなら阪神淡路大震災で戻ってるんじゃないか。

    結局は昔はよかった語りだった。
    それも、ITバブルより、高度成長期が、高度成長期より、戦後直後が、戦後直後より、明治維新後が、明治維新より江戸時代がとどんどん遡っていく。

    結局こんな書き方をして海外からリスペクトされていると言われても、いつの時代の日本を見ていっているのか分からない。

    働き方、生き方、教育どれも昔のやり方が良かったなんて思わない。

    欧米化しなかった一流企業だって今になってずさんな管理体制が元で大規模リストラや、買収に陥ったりしているのに昔の良い面だけを論じてるのは変だ。

    その時代、その時代により良くしようと努力して良いことも悪いこともある。それは今も昔も未来も変わらないだろう。

    言えるのは、今一人ひとりの時間に悩めるだけの時間が出来てしまったから社会が悩んでいるのではないだろうか。

  • 軽妙なやり取りの中に真理が分かりやすく埋め込まれてきる。

  • 日本にキリスト教がうまく結びついていたらと思います。
    体罰容認、子供の言うこと聞くなには、反対かな。

  • お釈迦様は、人間が本当によく生きるためにはどうしたらよいのかを、教え、実践する上でいろいろな「方便」を使い、その結果、輪廻説を取り入れた可能性は非常に高いと思われます。これは一般民衆に大しての対機説法的にだと思います。

    いま世界的に仏教徒はどんどん減っています。インドではすでに1%未満です。

    本地垂迹、仏・菩薩が人々を救うために、神道の神の姿をとってあらわれるということ。

    中南米ではキリスト教が入ってからは、昔からの日本の民族にあった神道のような宗教がすべて滅びてしまった。だから、多神教である神道は世界でも貴重な存在?

    困難が訪れたときには自分が先頭に立って問題を解決し、良きことが訪れたならば、皆を先に、自分があとに、という生き方をしていると、他人からあの人は偉いと言われるようになるのです。

    先祖が積んでくれた功徳のおかげ

    人間の生き方を定めた哲学が、すでに2、3000年前にはほぼ出尽くしたということかもしれません。

  • 塩沼さんは宮城の出身だそうだ。日本人として知っているべき歴史が学べる。

全10件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

昭和50年(1975)、旧皇族・竹田家に生まれる。明治天皇の玄孫に当たる。慶應義塾大学法学部法律学科卒業。専門は憲法学・史学。作家。平成18年(2006)に著書『語られなかった皇族たちの真実』(小学館)で第15回山本七平賞を受賞。令和3年(2021)には第21回正論新風賞を受賞。著書はほかに『日本はなぜ世界でいちばん人気があるのか』『日本人はなぜ日本のことをよく知らないのか』『日本人はいつ日本が好きになったのか』『日本人が一生使える勉強法』『アメリカの戦争責任』『天皇は本当にただの象徴に堕ちたのか』『日本の民主主義はなぜ世界一長く続いているのか』(以上、PHP新書)、『現代語古事記』(学研プラス)、『決定版 日本書紀入門』《久野潤氏との共著》』、『なぜ女系天皇で日本が滅ぶのか《門田隆将氏との共著》』(以上、ビジネス社)など多数。

「2023年 『日本のどこが好きですか』 で使われていた紹介文から引用しています。」

竹田恒泰の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
クリス・ギレボー
ジャレド・ダイア...
松下 幸之助
佐藤 優
デールカーネギ...
佐々木 圭一
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×