- Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569761084
作品紹介・あらすじ
「戦争を早く終わらせるための原爆投下」は、やはりウソだった。新たな記録の発掘をもとに、日本人が目を背けてきた真実を明らかにする。
感想・レビュー・書評
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現在の世界情勢を見ると、著者の言うことはもっともだと思います。ここへ来て、北朝鮮の挑発がまた活発になっていますが、いつか、今のJアラートが本物の核を搭載したミサイルの警報となるかもしれません。
原発問題は難しいですね。現に、2011年の原発事故で故郷に戻れない人がいるのですから。原発を推進するのならば、東京湾にも原発をつくればいいと思います。しかし、テロなどで原発が狙われれば、首都圏は壊滅的な打撃を受けてしまう。
多くの人たちは戦争などない真の平和を望んでいるのに、なぜ平和の実現はこんなにも難しいのでしょうか。
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なぜ敗戦が明らかな頃に原爆は落とされたのか、それも判断する猶予もないくらい続けて。
当時の核爆弾開発に絡む科学者と軍部および政治家…様々な記録から解きほぐしていく。
単なる抑止力のみとして投下には反対していた科学者や軍に対して、対日本姿勢を政治の道具として利用し、かつ核兵器開発に投入した予算を具体化するためにルーズベルト、トルーマンが主導して非公開な場で決定して行ったもの。
ジャコブが、「研究そのものには最初から善も悪もない。ただ社会に事実を全て公開・説明する責任がある。」ということを書いていたが、正にその事実が戦争という条件下で一部だけに委ねられていたことに起因するのだが、これは今後も起こりうること。
ただ、だから日本も核兵器を、原発を、という話の流れは…? -
マスゴミには調査できない事柄だらけで,知らなかったことだらけだった。