静かなる炎 (PHP文芸文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (678ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569761312

作品紹介・あらすじ

1950年、アルゼンチン。ブエノス・アイレスに逃れた私立探偵ベルーニ・グンターが再び難事件に挑むハード・ボイルド・ミステリ。

感想・レビュー・書評

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  • ドイツとアルゼンチンの話が交錯して展開する。
    当然登場人物も多くなるが、一気に読める。

    クルーガーの人生の行方が気になり面白い。

  • 小説の設定に、史実が散りばめられている。第二次世界大戦後、戦犯の逃亡先としてのアルゼンチン。剥奪したユダヤ人の資産を政治資金に変えたペロン大統領。ユダヤ難民への措置を定めた政令十一号…。

    ハードボイルドと言われれば、読むのは北方謙三以来。ミステリー仕立てでもある。面白くないはずはないのだが、人名の多さに苦労する。しかも、ファーストネームだったり、ニックネームだったり。それと、やや長い。飽きは来ないが、展開が遅い。

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著者プロフィール

フィリップ・カー(Philip Carr)(1953-2020)
フランス、モンペリエ大学名誉教授。著書に Phonology(Macmillan)など。

「2021年 『新版 英語音声学・音韻論入門』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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