戦略課長 (PHP文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (407ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569761435

作品紹介・あらすじ

銀行から出向してきたロボットの取締役と新規事業を任された美穂。二人は無事に事業を成功させられるのか? おもしろ過ぎる投資学の本。

感想・レビュー・書評

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  • 紙袋やビニール袋をメイン商材に扱う上場企業。しかしながら、事なかれ主義が蔓延し経営が悪化。そんな窮地を救うべくメインバンクから取締役としてロボットが出向してくる。
    予算五千万の新規事業を任された主人公は、事業計画書の作り直しを命じられるが...
    ロックミュージシャンを夢見るヒモの彼を養いながらも、事業計画を通じ、ヒモを清算し...
    ストーリー形式で経営戦略の立て方、株式投資、不動産投資を学べる投資戦略ノベル。
    前作の『会計天国』も面白く分かりやすかったが、本作もとっかかりやすい一冊でした。

  • ロボットが銀行から出向して上司でやって来た。
    課長になったばかりの道明寺美穂。
    彼女には ひも状態の オトコがいた。

    ロボットは 仕事をコーチングする。
    新規の事業計画の立て方。
    会社の経営。ポートフォリオ。
    株への投資はどうするのか。
    事業拡大でどうお金を調達し、運用するのか。
    不動産投資で儲けることはできるのか?
    『戦略を理解できれば、人生の勝者になれる』

    この道明寺 恋愛では ちょっと ドロドロ的
    であるが、仕事では センスを見せる。
    理解力がすごい。
    でも、このストーリーは
    ちょっと盛りだくさんすぎて 消化不良。

    ロボットが上司になるという設定が
    ユニークで、その発想には評価すべきだね。
    しかし、革カバンでの新規事業で
    ここまでいくのは、ちょっと無理だと思うけど。
    イノベーションがどこにあるのだろう。
    男が好きなおしゃれな革カバン。
    それで、100店舗 って、ちょっと空想的。

    カーナビのように 仕事ナビというのが
    できて、戦略などが 明確につくれるといい。
    事業計画をロボットがつくれば、
    時代は 大きく変わると思うが 
    それは、随分先でしょうね。
    人工知能の発展 いかん と言える。

  • 会社の経営から不動産投資、はたまた人生の戦略まで、合理的な投資戦略のイロハが学べる小説です。最近話題になったシェアハウス投資なんかで財産を失う人がたくさんいる中、相変わらず巷に溢れるマンション投資の何がダメなのか、基礎から学べます。金融知識などまったく無い人が理解するにはちょっと難しい部分もあるけど、小説としてストーリーも楽しみながら読めるところが面白い。主人公の女が銀行からやってきたロボット上司の下、資本主義社会における仕事の本質を学んで事業を大きくして行く過程、そして年下ミュージャン恋人との恋の行方、ロボット上司との関係、それぞれの人生などが所々コメディタッチも交えて展開して行き、自己啓発的な内容とストーリー展開もそこそこ楽しめます。

  • 投資のストーリー本として最高。
    自己投資についても書いてある。

  • 当たり前の話なのかもしれないが、たまにキーワードをインプットし直すにはありがたい物語でした。年末年始で今一度おさらいしてみようと思います。

  • 【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
    https://opc.kinjo-u.ac.jp/

  • 戦略とのタイトルだが、内容はファイナンスの話がメイン。資金調達とポートフォリオ構築の理論的な部分。なまじ小説の方がわかりにくく、MBA用の基本書籍を経てから読む方が楽しめそうです。

  • 銀行からやってくるロボットと主人公が会社を運営していく過程を通してファイナンスが学べる。また主人公が夢を追う姿がかっこいいとかでヒモにお金をつぎ込んでいる自分を正当化していたけど、最終的には自分の投資が間違っていたことを認めて別々の道を歩み始める。会社と人生両方に言えることだけど、自分の判断が間違っていた場合は素直に認め軌道修正することが大事だと感じた。

  • もう少し深みが。

  • Library
    ★5

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著者プロフィール

竹内謙礼(たけうち けんれい)

有限会社いろは代表取締役。大学卒業後、出版社、観光施設の企画広報担当を経て、2004年に経営コンサルタントとして独立。楽天市場において2年連続ショップ・オブ・ザ・イヤーを受賞したほか、数多くのネットビジネスの受賞履歴あり。ネットショップ運営を中心にしたコンサルティングに精通しており、個人事業主のネットショップ運営から大企業のネット通販事業まで、幅広くノウハウを提供している。現在、低価格の会員制コンサルティング「タケウチ商売繁盛研究会」の主宰として、150社近い企業に指導。
経済誌や専門誌への連載や寄稿のほか、日経MJにおいて、毎週月曜日「竹内謙礼の顧客をキャッチ」を執筆中。
著書は『巣ごもり消費マーケティング』『ホームページの値段が「130万円」と言われたんですが、これって相場でしょうか?』『ネットで儲ける王様のカラクリ』(技術評論社)、『売り上げがドカンとあがるキャッチコピーの作り方』(日本経済新聞社)、『会計天国』(PHP研究所)ほか多数。

「2023年 『SDGsアイデア大全 ~「利益を増やす」と「社会を良くする」を両立させる~』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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