私訳 歎異抄(たんにしょう) (PHP文庫)

著者 :
  • PHP研究所
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本棚登録 : 102
レビュー : 8
  • Amazon.co.jp ・本 (157ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569761633

作品紹介・あらすじ

親鸞を長編小説に描き、深くその教えに触れた著者が、『歎異抄』を平易かつ滋味深い言葉で訳す。構想25年の珠玉の書、ついに文庫化。

感想・レビュー・書評

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  • 誰かを通してではなく、原文と自分が向き合うこととしたい。

  • 親鸞といえば悪人正機と他力本願、ということくらいは日本史の授業でならったけれども、こちらが思っている以上に他力本願だった。
    「薬があるからといって毒を飲むことはない」に納得。

  • 2015.1記。

    親鸞と言えば「他力本願」と授業では習う。なんとなく、自分で悟るのではなく、ひたすら祈って連れて行ってもらう、というイメージがある。が、実際の親鸞の言葉のニュアンスは一筋縄ではいかない、と感じた。

    「浄土にいくために必要」、と師に言われてその命令に従うのは浄土に行きたいと願う「意志」の表れであり、「他力」ではない、と親鸞は説く。少しでも善行を積めば浄土により近づけるのではないか、との考えも「意志」の表れであり、他力ではない、とも説く。

    意志あるいは願望の排除を生活において徹底するのは並大抵のことではない。リターンを全く意識せずにただ他力にすがる、これは実はかなり難しいことではないだろうか。

    こうした「意志を持たないという意志」という一見相矛盾するあり方について考える、というのが「思想としての親鸞論」のとっかかりであろうか、といったことを思った。

  • 唯円の書き残した親鸞の教え。すっきりとした現代語訳で読みやすい。

  • 2015/09/26

  • 経典読んでボロボロ涙が止まらなかったのは、新約聖書とこれ。
    どんなに愚かでも、全ては愛。

  • 生きるのが怖い、死ぬのが怖い

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著者プロフィール

五木寛之

1932年福岡県生まれ。生後まもなく朝鮮にわたり、47年に引き揚げる。52年早稲田大学露文科入学。57年中退後、PR誌編集者、作詞家、ルポライターなどを経て、66年『さらばモスクワ愚連隊』で小説現代新人賞、67年『蒼ざめた馬を見よ』で直木賞、76年『青春の門 筑豊篇』ほかで吉川英治文学賞を受賞。また英文版『TARIKI』は2001年度「BOOK OF THE YEAR」(スピリチュアル部門)に選ばれた。02年菊池寛賞を受賞。10年に刊行された『親鸞』で毎日出版文化賞を受賞。『孤独のすすめ』(中公新書ラクレ、2017年)は30万部のベストセラーとなり、孤独ブームを生み出した。

「2020年 『回想のすすめ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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