- PHP研究所 (2015年2月2日発売)
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感想 : 7件
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Amazon.co.jp ・本 / ISBN・EAN: 9784569763071
作品紹介・あらすじ
なぜ心が満たされないのか? それは自分という指針を見失っているから。他人からの評価より自分の心に正直に生きれば、不安は解消する。
みんなの感想まとめ
心の支えの欠如が幸福を妨げる理由を探求し、自分自身を見つめ直す重要性を説いた本です。著者は、幼少期の経験が心に与える影響を深く掘り下げ、特に「母なるもの」の不在がもたらす空洞感について考察しています。...
感想・レビュー・書評
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幼児期に母なるものに接することができなかった者は、生涯その満たされない空洞を持ち続けて生きていく覚悟を決めるしかない。
それしかないとしっかり自覚することである。
むしろそれをはっきり自覚したときに、人生を誤ることもなくなる。
という言葉が染みた。
治療や心の持ちよう、認知を変える、などのこういったトラウマの克服法は優しくとかれることが多い。
足りないまま生きる覚悟を決めろ!というのは、真理であり、とてもシンプルかつそれしかないと思わせられる、いい言葉だと思った。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
正直な所かなり難しく頭に入ってこない部分も多くあった。恋人を見ているのではなく恋人を通して理想を見ているという点にはハッとした。ここまで生きてこれた事に自信を持ち、自分が凄いということを認めたい。
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一言結論:
多くの日本人の根底にある心理状態の仕組みと原因が論じられた良本。自分を分析するためぜひ一読を!
感想:
人が幸福に生きていくことができない。その理由を、「母なるもの」である心の支えの欠如から社会的に起きがちな状況と絡めてよく考え抜かれ説明されています。こういった本を読んで自分の置かれた状況を冷静に分析するところからスタートする必要があると思います。
この本は、その支えがないのに頑張っている多くの人に自分の凄さを認めるよう促していますし、第二の誕生という言葉で生き方を変えることもできるという解決策まで提示していて非常に前向きです。
個人的にはすごく役立つと思うのですが、この本で対象になっているような方々が果たしてこの本に出会い、小難しい論理を自分ごととして受け止めきるかどうかは残念ながら若干疑問です。間口を広くする大切さも痛感します。
著者は本の中で幾度か心の支えとして信仰や神の存在に触れています。無条件で愛してくれる「母なるもの」が実際の母親でも現実的でないなら、むしろ神の存在は前向きに生きる上で最も現実的ということになるのは理解できます。
ヨハネの第一の手紙4章10節
「私たちが神を愛したというより,神が私たちを愛し,私たちの罪を償う犠牲としてご自分の子を遣わしてくださったのです。これこそが愛です。」
いずれにせよ疲れた日本人にはこういう本がもっと必要だと思わせてくれる良い本でした。 -
・母なるもの
・心の支え
・私は私 -
その通りだって思うんだけど、そう思うと暗くなるのよね
解決策がないし、順序立てた克服の手引きももちろんない そこが欧米の文献と違うところ 日本では求められていないのか?いや私は求めている
著者プロフィール
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