自立と依存の心理 (PHP文庫)

著者 :
  • PHP研究所
3.44
  • (1)
  • (3)
  • (4)
  • (1)
  • (0)
本棚登録 : 57
感想 : 4
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (235ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784569763071

作品紹介・あらすじ

なぜ心が満たされないのか? それは自分という指針を見失っているから。他人からの評価より自分の心に正直に生きれば、不安は解消する。

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 幼児期に母なるものに接することができなかった者は、生涯その満たされない空洞を持ち続けて生きていく覚悟を決めるしかない。
    それしかないとしっかり自覚することである。
    むしろそれをはっきり自覚したときに、人生を誤ることもなくなる。


    という言葉が染みた。
    治療や心の持ちよう、認知を変える、などのこういったトラウマの克服法は優しくとかれることが多い。
    足りないまま生きる覚悟を決めろ!というのは、真理であり、とてもシンプルかつそれしかないと思わせられる、いい言葉だと思った。

  • ・母なるもの
    ・心の支え
    ・私は私

  • その通りだって思うんだけど、そう思うと暗くなるのよね
    解決策がないし、順序立てた克服の手引きももちろんない そこが欧米の文献と違うところ 日本では求められていないのか?いや私は求めている

全4件中 1 - 4件を表示

著者プロフィール

1938年、東京生まれ。東京大学教養学部教養学科を経て、同大学院社会学研究科を修了。元ハーヴァード大学ライシャワー研究所客員研究員。現在、早稲田大学名誉教授。
主な著書に、『自分の心に気づく言葉』『心を安定させる言葉』(以上、PHPエディターズ・グループ)、『心の休ませ方』『自分のうけいれ方』『不安のしずめ方』『自分に気づく心理学』『やさしい人』『絶望から抜け出す心理学』(以上、PHP研究所)、『なぜ、あの人は自分のことしか考えられないのか』(三笠書房)、『心と体をすり減らさないためのストレス・マネジメント』(大和書房)などがある。

「2023年 『ブレない心のつくり方』 で使われていた紹介文から引用しています。」

加藤諦三の作品

  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×