- Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
- / ISBN・EAN: 9784569764016
作品紹介・あらすじ
エリートだが浪費家の兄と消防士で倹約家の弟。対照的な二人を通してお金の価値を考える一冊。『会計天国』に続くビジネスノベル第4弾。
感想・レビュー・書評
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一般ウケしなさそうな作品
でも実用書好きな俺としては
小説と実用書のハイブリッドな感じで好き♪
自分は お金大好き
かと言ってギャンブル好きや、投資をやってますと言うのではなく
【節約、やりくり、貯金】が好きといった感じ
ちょっとしたゲーム感覚
どちらかと言うと俺は、この作品の弟 翔太と考え似てる
俺はセコく見えても、家事手伝えば50円くれと妻に言う。
簡単に言えば分刻みで、時給をもらう感じ
でも俺は貯金し、車検やペットの入院なども20000の小遣いから出す(貯蓄あるので)
簡単に言えば、他人は50円や100円をたいした額じゃないと簡単に手放すので回収し、家族の為に使う、自分が自覚なしに手放したお金を使ってるだけなのに家族には【ありがとう】と感謝される特権付き♪
お金は汚い
節約は みっともない
それは日本人の固定観念が固まっただけ
汚いのはお金に振り回される人の心だし
お金は元々ただの紙、人間が対価や感謝の引き換えとして使用する【暗号】みたいな物
そう思えば、買うときに 稼いだ人間や自分にも感謝出来るし、生産者 作者等にも感謝出来る。
その考えがあれば無駄も見えてくる【この商品に◯◯円の価値を感じないから買うのやめる】とかいう気持ちも生まれる
自分は硬貨をお金ではなく、ポイントとして扱う
だいたいなんのサービスも100円で1ポイント
俺は硬貨をポイントとして見るので
100円は100ポイントと思い込む事で、1円は1ポイントとなんて凄い貯まるじゃん
楽しい♪となる
それを1000円貯まり、両替しながらお札用貯金箱にガンガンいれて行くと…信じられない額になる(笑)
無駄をはぶくだけで、かなりお金は貯まります( ^ω^ )詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
お金に対する態度が正反対の兄弟による、アリとキリギリス的なお話し。
兄は稼ぎも多いが極端な浪費家。
弟は人に迷惑をかけたり不快にさせたりするレベルの極端な節約家。
割と現実的なシチュエーションですすむ物語だが、後半になるとフィクションならではの設定が加わり、小説としても楽しむことができた。 -
改めて高卒から働く点と大卒から働く点を比較したり、実際の店舗戦略の話をされると感嘆するものがありました。 -
ビジネス戦略モデルシリーズ。
このシリーズは、本当に勉強になるし、読み物としても楽しいから結構好き。
今回はマネー入門。
生命保険や住居購入など、為になるお話が。
ちょっと、弟くんの性格は流石に好きになれんかったな。あそこまでいくと…。
かと言って、兄もなぁ。
節約はぼくも気にはしているけれど、ここまで考えた事は無かったな。
老後の事も考えないとなぁ。 -
幼少期、義父に虐待されて育った兄弟。
その後、兄は大学を卒業し大手広告代理店に勤め、浪費家に。
対して、弟は高卒で消防士となり、節約家と言うより吝嗇家に。
同じ環境下で育った二人だが、人生設計や経済観念がまるで正反対。
幼少期の親殺しの一件から、定年を迎えるまで両極端な二人の生涯を通じ、給料、収入、使途、人生設計が綴られる。
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【紙の本】金城学院大学図書館の検索はこちら↓
https://opc.kinjo-u.ac.jp/ -
兄弟の生涯を通した小説で、貯金に係る知識を教えてくれる作品。時に理論的に、時に感情的になる二人の行動にドキドキしながら、最後まで読み進めることができ、大切な貯金の知識を楽しく学ぶことができました。
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自分の場合は弟タイプですね、ここまで極端ではないけれど。少なくとも兄のように後先考えずお金を借りてまで使いたいとは思いません。が物語を読むとどっちの生き方も一長一短といった印象、結局は自分が価値のあると思うもの、思う所に有意義にお金を使うことが人生の満足度を高めるということなのだと思います。決して貯めるだけ、ただただ使うだけではダメということですね。
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現代社会を生きていくうえで、必要不可欠な「お金」について、経営コンサルティング会社の代表取締役の竹内氏と、公認会計士、税理士、行政書士で明海大学の講師でもある青木氏が書いた、ビジネス小説シリーズ。
お金の貯め方、銀行を選ぶという考え方、一生のうち家の次に高額出費となる生命保険の選び方、持ち家か賃貸かという永遠の課題、老後の過ごし方について、多くの人が人生のうちで一度は悩みそうなことが取り上げられていて、小説としての読みやすさに加え、興味をもってどんどん読み進めることができた。
義理の父親から虐待を受けながら育てられた、金銭感覚の違う兄弟が主人公。
兄は大学を卒業後、大手広告代理店に就職が決まり、派手にお金を使い、接待で銀座のクラブで飲み、クレジットカードや消費者金融を使い倒し、都心の高級マンションを賃貸し、子どもの習い事にも出費を厭わない。
一方、弟は高校のころから質素倹約家で、スーパーのチラシで安売りするスーパーを6つも回り、節約をモットーとする。高校を卒業後、消防士となってからも、飲み会には参加せず、できるだけお金を貯金し、お金に対するリスクを無くそうと、保険や税金、生涯年収などにも敏感で知識も多くもっている。
お互いに生活や気持ち、直面する悩み等が年代によって変化していく。
そんななか、弟の特殊な能力を疑いだした兄が、事故を引き起こしてしまう。
「お金」という誰にでも関係のある知識や情報をサラッと読むことができたけど、ある程度の知識があると、さらにサラッと読み終えてしまう。
また、この兄弟がもつ金銭感覚ではない「投資」についての考え方をもつ人にとっては、世間にはこの兄弟のような考え方の人が多いよね程度で終わってしまう内容だった。
シリーズとしては他にも数冊あるので、知識が少ない分野のシリーズは、勉強になると思った。 -
お金に対して、両極端な考え方の兄弟の話。とても現実的なお金の話のなかに、どーんと存在する弟の非現実的な能力が好き嫌い分かれるかも?私はファンタジーも好きだし楽しめた。